出会ったイネ科の植物をまとめてみました。
ネズミホソムギ(鼠細麦)
イネ科
ドクムギ属
花期 6~8月
ネズミムギとホソムギの自然交配種のようだ
ホソムギに似ているが芒があるので ホソムギと区別できる
帰化植物。要注意外来生物。花粉症の要因植物。
撮影 2021/6/11
ホソムギ(細麦)
イネ科
ドクムギ属
原産地 ヨーロッパ
多年草
牧草として世界中で用いられそのほとんどの地域で帰化植物として雑草化している。
外花顚に芒がないかあってもごく短い
撮影 2021/6/24
ジュズダマ(数珠玉)
イネ科
ジュズダマ属
原産国 インドシナ インドネシアなどの東南アジア
インドなどの熱帯アジア
古くから食用
する有用植物として渡来し帰化したと考えられている。
オヒシバ(雄日芝)
イネ科
オヒシバ属
名前の由来はメヒシバに比べて逞しいことから。
撮影 2021/7/15
メヒシバ(雌日芝)
イネ科
メヒシバ属
名前の由来
形がオヒシバに似ているが優しげであることから
撮影 2021/7/19
シマスズメノヒエ(島雀の稗)
イネ科
スズメノヒエ属
南アメリカ原産の帰化植物
株化する。
葉に毛がなく基部に長い毛がある。
小穂は卵形で葯と柱頭共に濃い紫色でスズメノヒエと区別できる。
撮影 2021/8/16
アメリカスズメノヒエ(亜米利加雀の稗)
イネ科
スズメノヒエ属
南アメリカ原産
牧草として栽培されるが本州 四国 九州の各地で逸出している。
花期8~9月
茎 高さ30〜60cm 扁平、平滑、無毛。
葉 長さ 10〜20cm 多くは根生する。
花序 長さ9〜10cm 通常2個(2~4)の花軸からなり小穂は各花軸に約3mmの間隔を置いて1側に2列に並んでつき卵状楕円形、長さ3mm、平滑無毛、光沢がある。
撮影 2021/8/16
スズメノカタビラ(雀の帷子)
イネ科
イチゴツナギ属
ヨーロッパ近辺が原産とも言われるが不明のようだ。
高さ10cm〜30cm
葉 互生する単葉。長さ4~10cm、幅 0.3cm程度
花 長さ4~5cmの円錐状の花序。淡緑色で卵形の小穂を多数つける。
人家の近くでよくみられる。
撮影 2021/7/11
シロガネヨシ(白銀葦)
別名 パンパスグラス
イネ科
シロガネヨシ属
原産地 ブラジル アルゼンチン チリなど南米大陸
高さ2〜3m程度と大きく成長する
細長い葉が根本から密生して伸びる
葉は縁が鋭い
垂直に立ち上がった茎に長さ50〜70cmの羽毛のような花穂をつける。
雌雄異株 雄株の穂は細長く、雌株は幅広く綿毛を持つ。
撮影 2021/8/16
チカラシバ(力芝)
イネ科
チカラシバ属
普通は穂や小穂の毛全体が紫色を帯びる。特に赤っぽいものをベニチカラシバ、緑の穂のものをアオチカラシバとして区別する場合もある。
撮影 2021/9/3
ムラサキダンチク(紫暖竹)
イネ科
ダンチク属
多年草
分布 関東以西〜沖縄
花期 8〜11月
在来種
茎の高さ 2〜4m
葉の長さ 30〜60cm 幅 2〜5cm
小穂の長さ 10〜12mm
撮影 2020/10/30
エノコログサ(狗尾草)
イネ科
エノコログサ属
一年草
分布 日本全国
花期8〜9月
花穂が犬の尾に似ていることからこの名になった。
茎 高さ20〜70cm
葉 長さ 5〜20cm 幅 5〜15mm
撮影 2021/9/6
カモガヤ(鴨茅)
イネ科
カモガヤ属
原産地 ユーラシア
帰化植物
杉のシーズン後に起こる花粉症の原因としても知られる。
撮影 2020/5/3
チヂミザサ(縮笹)
イネ科
チヂミザサ属
分布 北海道 本州 四国 九州
花期 9月中旬〜10月下旬
高さ 10〜30cm
稈(茎)は細く基部は長く地を這って枝分かれする
葉 互生する単葉、長さ3〜7cm
幅 1〜1.5cm
広披針形で波打つ
両面に毛が生える
基部は鞘となって茎を抱き
鞘の縁に毛が生える
花序 長さ6〜12cmで直立し枝
は6〜10個出て伸長せず短
く密に小穂をつける
小穂 長さ0.3cmほど 2花から
なりまばらに毛が生える
第一苞穎には長い芒がある
果実 熟すと苞穎の芒に粘液が出て動物などにくっついて散布される
和名の由来 葉がささに似て葉の縁が縮れていることによる。
撮影 2021/9/22
コスズメガヤ(小雀茅)
イネ科
スズメガヤ属
原産地 ユーラシア
分布 本州 四国 九州 沖縄
花期 7〜9月
空き地や路傍に疎生またはやや群生する
ニワホコリに似ているが
本種は葉の基部に長い毛がある。
花軸が少しジグザグしている。
ことで区別できる。
シナダレスズメガヤ(しなだれ雀茅)
イネ科
スズメガヤ属
原産地 南アフリカ
花期 8〜10月
1950年代に持ち込まれ道路法面の緑化や砂防工事などに利用され全国に広がった
太田川や鬼怒川では絶滅危惧種のカワラノギクやカワラニガナといった在来種を駆逐する危険が懸念されている。
撮影2021/9/24
ウラハグサ(裏葉草)
別名 フウチソウ(風知草)
イネ科
ウラハグサ属
自生地 日本(本州の太平洋側、関東地方西部から近畿地方南部まで。
花期 8〜9月
日本固有種
多年草
和名の由来は葉の表が裏に、裏が表になっていることから。
ヤハズススキ(矢筈薄)
イネ科
ススキ属
別名 タカノハススキ(鷹の葉薄)
日本 朝鮮半島 中国に分布する。
撮影 2021/9/28
春茅 ハルガヤ
イネ科
ハルガヤ属
原産地 ヨーロッパ
分布 日本全土
花期 5〜7月
アレルギーを引き起こすイネ科の一種
甘い香りを持ち乾燥させると
バニラ風味の干し草になる。
茎 高さ30〜60cm
葉 長さ5〜10cm
幅 3〜6mm
花序 穂状 長さ 3〜7cm
小穂 長さ 8〜9mm
ジュズダマのネックレスとか作りましたが、最近全然見かけません😢ナツカシイ💖