五葉松の盆栽の改作
改作前
お施主さんの盆栽
枯れが酷いから下げてくれ(処分)と言われて持ち帰って来たのが2年だか3年前💦
小判型の大鉢に植わった株立樹形の立派な盆栽…だったモノ😣
取り敢えずスッキリ
取り敢えず要らない枝を整理✂️
鉢を替えて薄い鉢に移動する前提で根も整理🎵
水やりと施肥を適宜やりながら樹勢を戻しました❗
改作/2020.03.06
先ずは一枝毎にラフィアを巻いていきます✨
針金が食い込んで枝が傷つかないようにする為と当て物があった方が枝がすんなり曲がります🎵
巻くときは濡らして巻いていくと作業がはかどります❗
巻き終わり
番線掛け
番線(針金)を巻いていきます✨
一番下段の一番太い主要な枝から掛けていきます🎵
番線の種類はステンレス/銅/アルミの3種類を使います✨あくまでも僕は、ですけど💦
『松には銅線しか使わん』という頑固モノも居ます(笑)
ステンレスは枝そのものを下方向へ引っ張ったり、幹を曲げるときにだけ使用します🎵
基本的には松やシンパクなどの枝の固い樹種は銅線でキッチリ曲げて、モミジやツツジなどの枝が柔らかい雑木類は柔らかいアルミ線を使います✨
一定の間隔、一定の力加減でゆっくり番線を巻いていきます✨
巻く番線の太さはだいたい掛ける枝の1/3の太さの番線を選びます😌
枝の纏まりを意識しながら下から順番に掛けていきます🎵
粗掛け完了
主要な枝総てに番線を掛け終わりました✨
ここから細かい枝にも番線を掛けて仕上げていきます🎵
芽起こし
小枝の先端まで番線を掛けたら、
最後に芽先の部分を上向きになるように曲げながら起こします✨
躍動感を表現するなど見た目をよくするための作業でもあり🎵風通し・日当りなどを向上させるという効果も期待できる😌
芽元の部分に日光を当てることで培養面でも新芽の吹き方が格段に良くなります❕
針金掛け終了 2020.03.08
骨格の整形が完了しました✨
ここからはゆっくりと樹勢を良くして、
枝の充実を図ります🎵
養生 2020.03.16
針金掛けも終わり、いつの間にか鉢も変わり(笑)養生期間に入ります🎵
本来は針金掛けと鉢替えは同時にしない方が良いです💦樹に対するダメージが大きいので😅
番線掛け終了後、半日陰かもしくは25%遮光くらいの寒冷紗の下で直射日光を避けて、一週間~10日程養生期間を設けます🎵
春の陽気に連れて新芽が延び始めました🎵
2020.04.19
緑(新芽)が延び始めました🎵
2021.04.21
枝数も増えて盆栽らしくなってきました🎵