バラは難しいから無理…とよく耳にします。
私もそう聞いて手を出すまいと思っていたのですが、偶然素敵なバラと出会ったことからどんどん数を増やしていくことになりました。うちのつるバラは育てやすいものばかりですし、仕立て方にも少しだけ触れていますので、これから育ててみようかなと思っている方の参考になれば嬉しいです。
(↑2017.春のスパニッシュビューティ)
きっかけは2004年、家を新築しリビングの窓が道路から丸見えだったこと😅
何の下調べも無しにHCで購入したのがピエールドゥロンサール。タグには香りの良いつるバラと書いてありました(ピエールは香りの弱いことが唯一の欠点だというのに💦)
このピエールさんが、初心者のへなちょこ栽培にも関わらずあまりにも綺麗に咲いてくれたことが始まりでした😄
一季咲きですが春の開花は素晴らしいです。
すっかり気を良くして次にお迎えしたのが、アブラハムダービー、エブリン、グラハムトーマスです。
アブラハムダービーは鉢で育てた後、庭の中心でアーチに仕立てましたが、庭のリフォームの際に移植し現在はパーゴラに誘引しています。
丈夫で花付き、香りもとても良いです。
グラハムトーマス
一時は2階の窓やベランダの手摺まで伸ばして誘引していました。
マダムアルフレッドキャリエールは北壁の女王と呼ばれているそうで、日当たりの良くない場所でも育ってくれるそうです。
うちでは家の東面に這わせています。
外壁に這わせる場合のやり方ですが、うちはサッシが壁よりも少し突き出した形状なので、そこにぐるりとステンレスワイヤーを回して、そこを起点に雨樋などに向けてさらにワイヤーをかけています(右上)
ステンレスワイヤーはサビないのでおすすめですが、結ぶ事ができないので金具に通して潰すことで固定します(左上)
ワイヤーを回す突起が無い場合はトレリスやスクリーンを立てるといいと思います。アイアンなどお洒落なものも素敵だし、簡単に支柱を組むだけでも使えます(右下)
穴を開けてもいい木製のフェンスなら、ヒートンを刺してワイヤーをかけます。テンションを調節するパーツもありますよ(左下)
これは2010年頃、一番ボリューミーにしてた頃です。色が混じり合うように大きなドームのようにしてみたくて☺
受難の時期もありました
2013年以降、トーマス、ピエール、キャリエール、そしてこのアイスバーグと年々枯れてしまい…テッポウムシなどの痕跡も無くて、GSで「地中深くに強酸性の土壌があったのではないか」とも教えて頂きました。
枯れてしまった子も挿し木をしておいたり、以前挿し木で実家に嫁入りした株から挿し木をもらったりして今も元気に育っています。
小輪が可愛いバレリーナ
この子も2回移植しましたが無事に育っています。
ギネは枝を左右に振り分けて、駐車場(上)と庭(左下)に誘引しています。香りも良く一輪でも存在感のある花です(右下)
パットオースチンはシュラブですが、コンパクトなつるバラとしてメッシュフェンスに誘引しています。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。まだ投稿していないものもあるのでまた追記したいと思います。
誘引の仕方も参考になります✨
はぁ…どこを見ても素敵なお庭だわ〜😍💕