村上光太郎先生の『食べる薬草事典』を読んでから、野草について興味がわきました。
まだドクダミとヨモギくらいしか知らないレベルですが、色々食べていきたいと思います。
河川敷の駐車スペースに生い茂るスベリヒユ。
ハーブ名はパースレイン。漢方名は五行草。馬歯莧という生薬でもあります。
スベリヒユは塩茹でして青じそドレッシングで食べるのが好きです。一度食べたらもう野菜にしか見えなくなりました。シャキシャキした食感とぬめり、少し酸っぱいところが美味しい!
きっと本格的に育てたらより美味しいはず。と、種を採取してプランターで栽培中です。試しにスプラウトを食べてみました。(ちょっと苦い)
水耕栽培でもいけるのか試してみたいです。スベリヒユはオメガ3が豊富らしいですよ。
ちなみに消炎/抗菌/解毒の作用があるので、胃をすぐに悪くする私には嬉しい野草。美味しいし、畑に行けば勝手に生えてるしね。
見落としがちな足元に、オオバコです。
オオバコは車前草という生薬になります。種は車前子になります。
オオバコは喉が弱い人にオススメな薬草なんだそうで、早速私もエキスを抽出してみました。
1日かけて水を加えながら煮詰めます。
これがなかなか柔らかく煮えない!
作業するなら涼しくなってからですね。
煮詰めて水分を飛ばし、ガラを捨てたら大鍋から土鍋へ移します。かき混ぜながら弱火で1時間。
真っ黒いタール状になりました。瓶にいっぱい入ってるように見えますけれど、実際にはティースプーン3杯程度です。
私は気管支が弱いので、これを珈琲に混ぜて飲んでいます。エキス単体だと独特の苦味が強いんですけれど、うまく紛れます。
途中で気づいちゃったんですけれど、乾燥させて茶葉にした方が楽だった気が…。エキス作り中は魔女気分でした。ヒーッヒッヒ!
葛根湯とか、くずきりで有名な葛の花です。
群生していると周囲はグレープジュースのような甘い香りでいっぱいです。
今回は花だけ採取して、酵素液と花酒を作りました。
酵素液は仕込んで2日めを味見してみましたが、ほんのり花の香りと、ちょっぴり発酵臭(単体では発酵が弱い為イースト菌を少し足しました)、そしてシュワシュワした飲み口です。健康になりそう!
花酒は1週間漬けたものを試飲してみました。花の香りがリカーにうまく移っていました。あとは寝かせるだけ。
生花はサラダの飾りや天麩羅、乾燥させてお茶にも出来るらしいですね。
気になった草です。
少し歩くと、群生している箇所がありました。
見た目はニラっぽいんだけど、なんだろう。香りもニラっぽいし、ネギ坊主も付いているけれど…もしスイセン食べちゃったら笑えないです。
花が咲く頃にまた見に来てみます。
分からないものは食べないこと!
多分、馬ブドウ。
実の色が変われば確定なんだけれど、素人にはよく分からないです。
もし馬ブドウだったら血液の循環と免疫力を高めるうえ、花粉症にも効くのだとか。素晴らしい。ただし実は不味いそうです。
野イチゴ?
野草って採取時期を逃すと素人にはなにがなんだかです。来年の初夏にまた見に来よう。万能野イチゴチンキに興味があります。
ガガイモかな?
エノキ?
よく見かけるこの草はなんだろう。
8/25追記
血止め草?ツボクサ?
僕も野草に興味があります