warning
error
success
information
GreenSnap編集部です!
ハーブとは無縁の2人の男性社員がベテランハーブ男子のナビゲートによって、ハーブの育て方、料理への活用術、セルフケア方法などなど、「ハーブのある健やかな暮らし」を学んでいくという企画「ハーブ男子への道」。
第2弾「元銀座ダイニングバー副料理長のハーブ男子に学ぶ!初心者向け料理でのハーブの活かし方」に続く、第3弾の今回は「ハーブを使ったおもてなしドリンクの作り方」です!
アーリー
31歳
東京都
DIY FACTORY 二子玉川店にてDIYを文化にするべく働いています。セレクトしたDIYアイテムの販売はもちろん初心者でも気軽に参加できるDIYレッスンを毎日開催しているので皆さん遊びに来てください!
サーフィン
毎日青汁飲んでます!
南伊豆or千葉or湘南に土地込みの中古物件買って、DIYで家建てます!
これと言って詳しくはないのですが、嫁がルイボスティー買ってくるのでルイボス気になってます。
ハーブティーについて学びたいです。自分で育たハーブでブレンドしたハーブティーを入れて、サーフィンをする前に海を見ながら至福のモーニングタイムを過ごしたいですね。
30代に差し掛かり、表面より内面を磨きたいという思いが芽生えてきました!得意のDIYを活かしつつ、ハーブで体の中から磨き上げ、充実した30代ライフを手に入れたい。そして、新婚なのでハーブを使って奥さんをもてなしてあげたいです!
今回はドリンクスタイリストとして活躍している齋藤久平(きゅうへい)さんから、新婚のアーリーがハーブを活かしたドリンクレシピを学びます。
「サプライズで作って奥さんを喜ばせたい!」と話すアーリー。
齋藤さんは、「おもてなし」を軸に様々なライフスタイルやシーンに合わせたコンセプチュアルなドリンクを提案するお仕事をされています。
以前は都内ホテルで10年ほど接客の仕事をしていましたが、自分だけの道を探そう!とドリンクスタイリストとして独立されました。
そのきっかけとなったのは、日本でも男性が女性に花を贈る文化を根付かせようと、当時知人と取り組んでいた「花贈り男子」という活動でした。
これを機に”植物”というツールで相手を喜ばせることの楽しさを感じたのと同時に、自分の得意分野である”ドリンク”で同じように人を喜ばせたり、驚きを与えたりできないかと考え、ドリンクスタイリストに。
左:齋藤さん 右:アーリー
ハーブやエディブルフラワーをエッセンスにした企業向けのレシピ監修・開発、ケータリング、メニュー製作、イベント企画等、様々なシチュエーションに合わせたドリンクの提案をされています。
そんな齋藤さんに、アーリーが日頃の感謝の気持ちを込めて、お酒のあまり飲めない奥さんでも楽しめる、おもてなしドリンクの作り方を学びます!
その上、どのレシピもスーパーなどで手に入る身近なものを使った簡単なものばかりです。
・ダンデライオンルート 小さじ1
・熱湯 50ml
・牛乳 ※豆乳も可 100ml
・氷 適量
ダンデライオンとは、西洋タンポポの根っこの部分で、スーパーでも買えるそうです。とにかく香りが香ばしい!ノンカフェインのため飲む時間を選ばず、妊娠・授乳中のコーヒーの代用品としても最近使う人が増えています。
これをティーバックに入れて熱湯を注ぎ、10分蒸らして味を抽出します。やや濃いめになるくらいがいいみたいです。
氷と牛乳を入れたグラスに注ぎ、飾りつけにダンデライオンを散らします。
あっという間に完成です。香ばしい香りながらにして、まろやかなラテの味わいがすごく美味しい!今回は季節的にアイスラテにしました。ホットで飲んでもらうことも多いそうです。
1年中楽しめますね!
ハーバルカクテルとして夏に人気のモヒート。お酒があまり強くない奥さんのために、今回はノンアルコールで作るレシピを教えてもらいました!
・スペアミント 3房
・シロップ 10ml ※ガムシロップでOK!
・ライム 1/8カットを1個
・炭酸 140ml
・氷 適量
爽やかで癖がなく、どんな料理にも合うスペアミントを使います。グラスにスペアミントとシロップを入れて
ペストル(すりこぎでOK)で潰し、香りと味を抽出します。
ライムをしぼって氷を入れ、炭酸水を入れます。炭酸が抜けない程度にまぜましょう。
シロップは下に溜まりやすいので、しっかり混ぜましょう。マドラーがなければ長めのスプーンでもOK!もしくは半分くらい炭酸水を入れてしっかり混ぜてから、もう半分を入れて軽く混ぜるという方法でも大丈夫とのことでした。専用の道具がなくても、気軽に挑戦できそうですね。
完成!ミントのスーッとした味が美味しい!さっぱりしたい時にぴったりです。
もしアルコールを入れたい場合は、炭酸水を30ml減らしてラムを30ml加えるといいみたいです!
炭酸水がダメな方はミネラルウォーターでも代用できます。事前にスペアミントを入れて香りをつけたミントウォーターで作っても美味しいそうです。
・ドライラベンダー 小さじ1
・ピーチジュース 120ml ※りんごジュースでも代用可
・ドライジン 30ml
・氷 適量
ハーブティーにして飲むと癖があって意外と苦手な人も多いラベンダーですが、ピーチとの相性はすごくいいそうです。ドライラベンダーをティーバックに入れて、すりこぎ棒などで軽くコロコロと潰して香りが出やすい状態にします。
そして、ピーチジュースに漬けておきます。容器は空のペットボトルで大丈夫!冷蔵庫に入れて1~2日たつと飲み頃になるそうです。
ノンアルコールでも美味しいのですが、ジンを入れてもおいしいです。ジンはハーブやスパイスを蒸留してつくるお酒だから、相性がいいみたいです。
ジンはアルコール度数が高く凍らないので、冷凍庫でキンキンに冷やしておくのがおすすめ!より美味しく飲めます。
ドライラベンダーを漬けたピーチジュースをグラスに注ぎ、ラベンダーの花やストローなどを飾りつけるだけ。カットしたピーチやレモンスライスなどを添えてもいいかもしれません。甘すぎる場合は少しレモンを絞ると、味の調整ができるみたいです。
あっという間に完成です。ピーチの甘さとほのかなラベンダーの香りがいい感じにマッチ!キンキンに冷えたジンを混ぜると、スカッとした飲み口になってくれます。食後に飲むにもちょうどいい甘さです。
ここで齋藤さんのハーブ・モテテクニックの登場。名刺入れからラベンダーを入れたティーバックが出てきました!消臭効果があるうえに、ほのかに名刺にも香りがつくそうです。ドリンクだけでなく、ハーブならではの香りや効果をさり気なく活かす、注目おもてなしテクニックですね。
アーリーより
「こんなお洒落で美味しいドリンクが、スーパーやコンビニでも買える材料で簡単にできるとは思ってなかったです!ハーブは健康的なうえに、飲み口もスカッとしていてすごく気に入りました。僕は休日サーフィンをすることが多いので、モヒートやラベンダーピーチを海に持っていこうと思います。
そして、ハーブを使ったドリンクをささっと作る齋藤さんがすごくかっこよかったですね。僕も齋藤さんを見習って、スタバのラテとか甘いカクテルが好きな嫁にダンデライオンのラテを今度つくってあげて、びっくりさせようと思います。笑」
今回、ハーブドリンクを学びに伺ったのは、東京都の用賀にある立ち飲みバル「neobar」。
『みんなでつくる、よりみちバル』をコンセプトに、皆さまをお迎えしています!
齋藤さんはバルの運営メンバーの1人でもあります。
ぜひイベント情報などチェックしてみて下さいね!
neobarはこちら
以上、「ハーブ男子への道」の第3弾でした!次回も引き続き、お楽しみに!
GreenSnap編集部