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多肉植物のアロエは初心者でも育てやすく食用としても広く知られています。とくに食用にする場合はどんどん増やしたいですよね。
今回は挿し木や株分けなどの、アロエの増やし方をご紹介します。アロエを育てたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
アロエといえば、トゲのついた、長くて肉厚な葉の多肉植物が思い浮かびますよね。南アフリカやマダガスカルが原産で種類は約400種類もあります。
アロエは乾燥と暑さに強く、寒さには弱いという特徴を持っています。世界的には食用としての需要が高いアロエベラを栽培している地域が多いのですが、日本国内では寒さに強いキダチアロエが普及しています。
アロエは特別な手入れが必要ないほど強い多肉植物ですが、日光を好むので、1年を通して日当たりの良い場所で育てるとすくすく成長します。
アロエの主な増やし方には「挿し木(葉挿し)」「株分け」の2つがあります。
挿し木とは、親株からアロエの葉や茎を切り取って新しく増やす方法で、葉挿しと呼ばれることもあります。
株分けとは、親株とは別に生えてきた小さな茎と葉(子株)を切り離して苗として育てるという方法。茎を持たず、地面から葉が生える品種のアロエの場合は、株分けで増やすこともできます。
アロエを挿し木や株分けする時期は、5〜6月ごろで梅雨前のカラッと晴れる時期が適しています。この時期は日照時間も長いのでアロエがぐんぐん育つ生育期でもあり、発根もしやすくなります
アロエを挿し木した後は、10日から2週間ほど経ってから霧吹きで水をやる程度にしてください。そのまま1〜2ヶ月ほど待つと根がしっかりと張ってくるので、その後は通常通り育てましょう。
アロエの挿し木で成功率を上げるコツは、切り口をしっかりと乾燥させ、乾燥した土を使うことです。また、水やりは根がしっかりと張ってからにすることも重要です。
これらに気を配ることで切り口から雑菌が入たり、過湿で腐ったりするのを避けることができ、挿し木の成功率が上がります。
株分けをした後は直射日光を避けた日当たりと風通しのいい場所におき、4〜5日経ったら水やりをしましょう。すぐに水やりしないよう、注意してください。
アロエの増やし方は挿し木や株分けが簡単でおすすめです。多肉植物なので切り口を乾燥させることや水やりなど水気に注意することがポイントです。また、必ず生育期に行いましょう。株分けは植え替えのときに一緒にしたり、挿し木は剪定した葉を使えな一石二鳥ですよ。
アロエはとても多用途で便利な植物なので、ぜひ増やして活用してみてください。
takenaka