warning
error
success
information
南アフリカ原産のセルリアは40種類以上あるといわれていますが、なかでも有名なのは「セルリア・フロリダ」です。別名「ブラッシング・ブライド」とも呼ばれ、とても個性的で美しい花です。
一見、尖った花びらのように見えるのは実は総芭片で、その中央部分が本来の花の部分にあたります。
ここでは、そんなセルリアの育て方についてご紹介したいと思います。
セルリアは日当たりが良くて風通しの良い屋外で育てましょう。ただし、冬場に0度を下回るようなら室内に入れて、日の当たる窓辺などで管理してください。
セルリアは過湿が苦手なので、土が乾いてからたっぷりと水やりをします。乾燥気味に育てるのが基本ですが、夏は土が乾燥しやすいので、水切れしないよう水やりに気を配る必要があります。
また、花に水がかからないよう、株元から水やりをしてください。
セルリアはあまり肥料を必要としないので、与えすぎには注意してください。特にリン酸が苦手なので、肥料を与えるのであればリン酸の少ないものにしましょう。
3月から9月頃に2週間に1回程度、液肥を与えれば十分です。
セルリアは過湿が苦手なので、水はけのよい土で育てましょう。酸性の土を好むので、例えば、鹿沼土5:川砂2:ピートモス2:赤玉土1などで土を混ぜて酸性の土壌をつくります。
セルリアの植え替えは、2年に1回程度行います。花の咲いていない秋頃に行うのが適しています。
セルリアは「種まき」または「挿し木」で増やすことができます。セルリアの生育は早く、種をまいてその年に香りのよい花を咲かせることも可能です。
葉っぱが茂りすぎるようなら、枝を間引いて風通しをよくしてあげましょう。セルリアの花が終わったら、半分に切り戻します。
セルリアはあまり病害虫の心配がないので助かります。
ここでは、南アフリカ原産の個性的な花、セルリアの育て方についてご紹介しました。
日本に入ってきてまだそれほど長くはないので、試行錯誤しながら育てる花でもあります。水やりや肥料の加減など、難易度は高めなので、初心者には少し難しいかもしれませんが、とても美しく、育ててみたい花ですね。
※トップ画像はみらのさん@GreenSnap
GreenSnap編集部