弱った植物苦手な方はスルー推奨💦
セルリアが好きなのにうまく育てられない人の記録兼備忘録。目標は毎年挿木を根付かせて開花させること(高すぎ?)
はじめに…
園芸1年目の初心者がセルリアに一目惚れして、無謀にも3種育成に挑戦しています。
ほぼ失敗ばかりで、セルリアや植物が好きな方には怒られそうな写真も多いです🙇♀️💦苦手な方はスルーしてください🙏
セルリアの情報が少ない中で(ネットで調べても真逆のことが書かれていたり🫠)私の失敗がセルリアを育てる方の参考になれば幸いです🙇♀️
耐寒性ゾーン:8b
20221221
12月はじめに購入。
屋外南側の軒下、30センチほどの高さの場所で管理していた。
強風と寒波がきた翌日から急に調子を崩してしまう。水切れの可能性も(3-5日に1回)
調子を崩してからは日中は外に出し、夜間玄関に取り込んでいる。
ピンクプリティ(以下PP)。
蕾が下を向いてしまった。今年の開花は見込めない。
幸い蕾より下の部分の葉は色もよく上を向いている。
ブラッシングブライド(以下BB)。
こちらは葉先が全体的に抹茶色でパリパリになって折れてしまっている。
農家さんによると、これは乾燥がかなり進んだ状態とのこと。
助かるか微妙なライン…
カルメン。
蕾がやや垂れ下がり気味。
農家さんによるとまだ咲く可能性はあるとのこと。
葉も元気そう。
20221223
雪が降るほど冷え込んできたので、暖房の入っていない部屋の南側の窓際に移動(10℃-20℃)。日光を重視しすぎて寒い外に出していたことを反省。(農家さん曰く、ハウス栽培で薄暗い位でも多少弱るものの育てられる。寒さ、乾燥と温冷問わず強風に当てる方が良くないとのこと。)
水やりは土の表面が乾いて鉢が軽いと感じたら与える(2-3日に1回)。
メネデール水を週一くらいで水やり代りに与えても良いとのことなので、本日の水やりから実行。
PP。
蕾とその下10センチほどをカットした。
温度変化を抑えるため同じ部屋のガラス温室で管理。
BB。
蕾をカット。
こちらもガラス温室で管理。
農家さんでもご機嫌を取るのが難しい品種とのこと。
カットした茎の部分は先端の3枚程度を残して葉を取り除き、メネデールで水揚げ後ルートンを付けて鹿沼土(土についてはプロテアの挿木の論文で見かけたものを選択)に挿した。
花はまとめてドライフラワーにできるか試してみる。
20221226
農家さんにセルリアの相談をしたところ、全国へ出荷後の農園にまだBBとPPが残っているのでと購入させてくださった。
届いた株は青々しくしっとりとしている。自分の管理の甘さを猛省。
こちらは今年輸入した一本立の株とのこと。立派な蕾を開花させられるよう、まずはしっかりと水やりしていく。
PPは開花を見届けたら母に譲る予定。
こちらはPP。
大きな蕾は開き始めているように見える。
水やりの感覚を掴むため毎日鉢の重さと土に刺した爪楊枝をチェックすること。
20221230
大きい蕾たちの今日の様子。
BB(左)は少し蕾が緩んでいるような…
PP(右)はピンク色が濃くなりながら順調に開いている。
水やりは2日おきにあげてみたが、PPは大きい蕾の一つが少ししょげ気味。土の表面が完全に乾いた状態だった(BBは乾き始め)。開花が進む今の時期は1日おきでもいいのかも。
20230105
BB、PPともに花付きのものは順調。
一方萎れた蕾を切り取ったPPは茎の一部にカビが見られたため、発生箇所を切除、消毒した。ガラス温室に入れていたため、セルリアにとっては過湿だったのかもしれない。花付きの株同様に温室から出して窓際で管理する。
20230108
花付きのセルリア達。
PP、BBどちらも調子は良さそうで、少しずつ苞が開いてきている。
この株達がきて2週間。「環境変化で株に不調が出る場合は、環境変化ご2週間以内くらいで変化が出る」とセルリアの生産農家さんの育て方ページにあったことを考えるととりあえず一安心…?
追記:PPは開花を見届けたので母に譲った。
萎れた花をカットしたPP。
枝先と葉先が枯れ込んできた。
かといって表土の様子、鉢の重さ的に土が乾いているようには見えない。
根元の茎の方が瑞々しいのを見ると根腐れではない?
花付きのものに比べて水の吸い上げは悪そう。乾燥と水やりのサイクルを作るためには風通しと日差しが必要か?
先日の枝のカビも考慮し、日中は南側のハオ用ビニール温室(レースカーテンで軽く遮光、日中15-30℃くらい)に置いてみる。夜間は無加温の室内に。
カットした部分に癒合剤を塗ると乾燥が防げるかも?
剪定済みBB。
茎だけ見るとPPより調子がよさそう。今後どうなるかわからないが。
こちらも日中はビニール温室におく。
20230114
剪定済みPPの調子がすこぶる悪く、枝先が痛んで黒い部分が出てきた。
急に暖かくなったので、開放しているとはいえビニール温室内の温度が高過ぎた(同居のハオも若干日焼け気味)のか…
傷んでいる部分を深めに切って、切断面にトップジンを塗布した。あとは風通し重視でビニール温室ではなく暖かい日のみ外に出すスタイルに切り替える予定。
20230119
最近のカルメンの様子。
水切れで萎びた花芽(左)は茎がカリカリで苞もカリカリになって開いてしまっている感じ。
持ち直した花芽(右)は先端が枯れているものの黄緑色でふっくらしている。
株自体は持ち直したのか元気そうなので、のんびり開花を待ちながら管理していく。
20230125
BB開花、調子も良さそう。
昨日水やり(2日おき)を忘れており、今朝急いで行った。
いつもは水を切るために1時間ほど外に置いておくが、今日は寒すぎてダメそうだったので室内でトレイに並べて水切りした。
横からの写真も記録として✍️
20230129
園芸店にて昨日入荷したてのセルリアを見つけて思わず購入。
こちらはカルメン。花束のように蕾がついている。
水やりについて聞いたところ、毎日もしくは1日おきにあげているそう。「屋根の下の管理なら2日おきでも良いかもしれません。ただこの鉢のままだとすぐ乾きます、乾燥には比較的強いですが」と教えていただいた。「比較的」ということはやはり乾燥させすぎはよくないということか。
寒波も過ぎたので、気温が5度以上になる日中は日光浴させようと思う(夜は無加温の室内)。
こちらはPP。
20230206
セルリアを日中屋外に出した。昨日水やりしたので良いだろうと水やりせず。
正午過ぎにふと見ると茎がふにゃふにゃになり花が下を向いていた(写真上)。
慌てて水やりしたところ、夕方にはシャキッと上を向いた(写真下)。
今日は日差しがあり暖かかったが、この程度で水切れを起こすのかと驚いた。
今後晴れた日に外に出す際は朝の水やりが必須かもしれない。
20230212
水切れした方のカルメン。残った蕾も結局枯れてしまったため剪定し、トップジンを塗布。
剪定した株はBB、PP含め葉がほぼ全てパリパリになっているのだが、これで良いのだろうか…?
20230213
雨が降っていたが明るく気温もあったので雨晒しにして水やりがわりにしてみた。
BB。調子良く開花を続けている。
PP。
こちらも調子良く開花している。
カルメン。
ほぼ順調だが、一本の枝だけ葉がパリパリになりつつある。先日の水切れの影響か…?
カルメンは鉢に対して株が大きめなので、水やりが頻繁に必要そう(毎日?)。
20230307
少し遅いが花をドライフラワーにすべくカットした。
BB。花のすぐ下をカットして、トップジンを塗布した。
PP。
咲いている花のすぐ下でカット。蕾は残す。切り口にトップジン塗布。
カルメン。
こちらも蕾と花を少し残してカット。
トップジン塗布。
ドライフラワー作成。吊るして乾かすパターンとドライフラワー用シリカゲルに埋めるパターンの2通りで比較する。
20230317
最初にお迎えした3種のその後。
PPとカルメンは幹までカラカラになってしまい、そのまま枯れてしまった。
BBは幹も上の方は緑で根元の幹も張りがある。葉の付け根の新芽?も枯れていない。水やりを継続しながら見守っていく。
水切れになった時にBBが一番深刻そうだったのに、結果としてこの子だけ生き残った。
「調子も良さそうだし、花が咲くかも」と切らずに様子を見ていた2株が枯れたことを考えると、水切れでヤバそうだと思ったらさっさと見切りをつけて蕾を切り、水を与えながら養生すべきなのかもしれない。
20230322
最近暑いくらいなので、水切れから生き残ったBBを北側軒下の多肉花壇に地植えした。
屋外の地植えエリアではでは最も涼しく、最も雨が当たらない場所。
根鉢は崩さず、穴を掘って置いてそのまま土をかけた形。
根付くまでは毎日水やり。
追記
幹が傷んで黒くなり、枯れてしまった。
20230411
セルリアの新芽が動き始めたので急いで剪定した。
メネデール水で水あげ後、7-8センチくらいで切り分けて、上の葉3枚ほどを残して下葉を取った。
微塵を洗い流した鹿沼土に挿した。
さし穂がたくさん取れたのでルートンをつけるものと付けないものの2パターンに分けている。
同時にダーウィニア、ユリオプスデージー、メラレウカ、マイクロワックスフラワー、ヒューケラも挿した。
大きい育苗箱は腰水で半日陰管理。小さい方は屋内で管理。
カルメンはさし穂が余ったので、水挿しも試してみる。
親株は切り口にトップジンを塗布した。
20230412
剪定したセルリアを植え替え。
カルメンはひとまわり大きな鉢、BBとPPはほぼそのままのサイズの鉢。
BBとPPは鉢が小さくスタンドに合わなかったため、カルメンと同じサイズの鉢に鉢底石(軽石)を敷いてその中に設置(二重鉢の様な感じ)。
スリット鉢で、色を明るめにして鉢内が蒸れにくい様にしてみる。
土はピートモス:赤玉小粒:鹿沼小粒:パーライト=4:2:2:1。ピートモス以外は篩にかけた。
特に根張りまでは水やりは晴天時は毎日行う。
20230413
ドライフラワーの結果_φ(・_・
写真右の上は自然乾燥、下はシリカゲル乾燥(カルメン)
☆シリカゲル
・しっかり乾燥できる
・BBに関してはほぼ変色が無い
・モフモフの部分にシリカゲルの粉が残り、取り除き切るのはほぼ不可能
・モフモフ部分がシリカゲルの重みで潰れてしまうことがある
・ボックスフラワーなどのケースに入れる、花を一つずつ切って花材にする場合にはよさそう
☆自然乾燥
・シリカゲルに比べるとやや褪色する?
・フワフワ感を維持しやすい
・ブーケやリースなど他の花とまとめたり、そのまま飾る場合はこちらがよさそう(シリカゲルが落ちないので)
20230514
BB。
5月に入り新芽が出て来た。先週メネデール水をたっぷり与え、ネイティブプランツ用肥料(リン酸がないもの)を少量置き肥した。
水やりは晴天なら毎日、雨の日は様子を見てあげないor雨晒し。
PP。綺麗な黄緑色の新芽を沢山出している。
カルメン。新芽が旺盛に育っており、ひこばえも出ている。
20230524
挿し木の様子。こちらは挿した日から屋外で管理していたもの。
上が挿した日、下が今日の写真。
4本が完全に変色してしまったため除去。BBの挿し木が大きく他の苗に干渉してしまうため、空いた場所に移動した。
ルートンの効果は正直よく分からないので、次の機会に再検討する。
発根を確認していないが芽が動き出した苗がそこそこあるので、親株と同じ場所に移動して日光に当てていく。
こちらは挿し木後暖かくなるまで屋内で管理していたグループ。
上が挿した当日、下が今日の写真。
1本傷んで除去。ほとんど全ての苗で芽が動いているのを見ると、ルートンより気温の方が重要な気がする。
こちらも親株と同じ場所で管理。
20230606
芽が動いているので根が出たと判断し、セルトレイからプラポットに植え替えのつもりで引き抜いたが、一本も根が出ていなかった。
ただ、カルス様のボコボコができていたものがいた。
他のネイティブプランツの挿し木は根が出ていたので方法自体が大きく間違っているわけではなさそう。
もしかしたらセルリアは葉→根の順で挿し木が成長し、その間に傷んでしまうことがあるため挿し木が難しいと言われるのかも。
傷んだもの以外を再度挿し直し、傷むまでは引き続き観察していく。
20231006
PP。
花芽っぽい芽が出てきている。水切れと加湿に注意しつつ水やり。
カルメン。花芽と確定できないものの、芽が動き出している感じ。
BB。
3芽動いていて、一つは花芽っぽいが、残りは普通の芽の様に見える。今年は花が咲かない可能性も。
少し葉が落ちて心配したが、いまのところ大丈夫そう…?
20240328
冬越しして2年目に突入した。
写真の様にして屋外管理。
11月ごろ鉢にプチプチを巻いて、カンガルーポーやプロテア等と一緒にまとめて棚にくくりつけた。そこにテントの様に不織布をかけ、鉢にクリップで固定。氷点下の夜間や雨で気温が上がらない日は前面にも不織布をかけて覆った。晴れた日は前面の不織布をあげて日光浴。
カルメンは葉色の変化が小さく、花芽も上がり一部咲き始めている。
PPは葉色が赤くなったものの、晩秋から花をあげ続けている。
BBはなんとか越した感じ。花を見るのは難しいい気がする。
20240412
PPを剪定。枝数を減らし風通しよく。
花が小さめだったので、今年は芽かきをしようかか考え中。
カルメンも剪定。
昨年一年の様子を見る限り、地植えもいけそうな気がする。来年の春まで元気なら地植えにするかも。
剪定した枝の一部を挿し木した。
他に剪定したOGも挿している。
ルートン使用。今年は水控えめで管理してみる。
収穫した花。
BBはまだ開花していないため剪定しないで様子見。
初めまして、私は今日からセルリアデビューです。お高いのに手を出してしまいました。おりごさんの記録とても参考になります。がんばります。フォローさせていただきます😊