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あまり鉢植えでは見かけることのないセルリア。それには何か理由があるのでしょうか。このページでは、セルリアの花言葉と基本情報をご紹介しています。
セルリアはウェディングブーケとしても好まれますがそれには理由があるのでしょうか、調べてみました。
セルリアの花言葉は主に次の3つ。「優れた知識」、「可憐な心」、「ほのかな思慕」です。
セルリアはほんのりとピンクに色づく様子が、まるで恋をしている様子に見えることから、花言葉の「ほのかな思慕」とつけられました。また頬を赤く染めた花嫁にも見えることから、「ブラッシングブライド」という別名にも。セルリアの花は苞に包まれて、そっと咲く様子が「可憐な心」という花言葉につながったのかもしれませんね。
セルリアは育成が難しく、鉢植えの状態ではあまり流通がありません。切り花で売られていることがほとんどのセルリア。育成する環境を選ぶことから、「優れた知識」という花言葉がついたのではないしょうか。
学名になっている「Serruria」はフランスの植物学者の名からつけられたという説と、オランダの植物学者からちなんでいるという説があります。
セルリアは花期が長い特徴があります。12~4月まで開花します。花びらに見える苞(ほう)の先がピンクにほんのりと染まる特徴もあります。苞とは、蕾を包むために葉が変形したもの。つまり葉であり花弁ではありません。セルリアの特徴はこの苞にもあると言ってよいでしょう。
本来は淡いグリーンである苞。しかし、淡くピンクに染まることから、頬を赤くしている人のように見えます。そのことから、花言葉の「ほのかな思慕」、別名の「ブラッシングブライド」につながりました。
鉢植えで育てることはあまりなく、切り花として流通します。花言葉や別名からご想像つくように、ウェディングブーケとしても大変好まれます。イギリス王室の故ダイアナ妃のウエディングブーケにもセルリアは採用されたほど。
花の色は、白から淡いピンクです。色合いもウェディングドレスと相性が良さそうですよね。
セルリアの種類は40種類以上あると言われています。そのなかでも、代表的なセルリアの種類を2つご紹介します。
セルリアのなかでも、セルリア・フロリダが一番有名です。苞がピンクに染まる種類で、ブラッシングブライドという別名がつけられたのも、このセルリア・フロリダです。透き通ったガラス細工のような美しい見ためも特徴的と言えるでしょう。
オーストラリアで品種改良された種類であるセルリア・カルメン。こちらは、花こそ小ぶりですが、花つきがよく、目立ちます。また花の色も濃くてはっきりしているのが特徴です。日本のような夏の湿気を開いますが、温暖な環境に強く、海外では地植えされることもあるほど。
セルリアは夏の暑さに弱く、冬の寒さも苦手とします。そのため、育成環境を選ぶ植物です。日本では、地植えには向かず、園芸店でも鉢植えではなく切り花が流通しています。セルリアは透明感のある花弁が特に人気で、花瓶に入れて楽しむ方が多いです。
また、故ダイアナ妃のウェディングブーケになったことから、ブーケとしても人気のお花。見ていると、本当に頬を染めているような美しい苞もお楽しみくださいね。
GreenSnap編集部