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タチアオイ,sora の物語,so・raの小さな物語の投稿画像
so.raさんのタチアオイ,sora の物語,so・raの小さな物語の投稿画像
タチアオイ
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so.ra
2025/06/05
できるか
できないかではなく
今 やるか
やらないか
扉は
その一歩から開く
自分を信じる心に
たくさんの力を秘めて
眠っている種
その芽ぶきを
繋がった大地で
世界中が待っている
蕾を開き
花が空にのびていく
夏が来る
🌿上野 不忍池
タチアオイの花が咲き始めました。
🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱
so・raの小さな物語
** たぬき桜 ** その 24
強くなった陽射しに、田畑の緑が濃くなって、みんなTシャツ姿になっていた。
健太が学校から帰ると、牛小屋に獣医さんと父の姿があった。
もしかして!
健太が駆け寄ってみると、真っ黒な牛の赤ちゃんが生まれていた。
生まれたんだね!
やったぁ!
喜ぶ健太に、父が笑顔で話しかけた。
難産だったんだよ。
それで獣医さんに来てもらった。
無事に生まれてよかった。
健太の家の雌牛花子は、真っ黒な体に長いまつげ、健太がそばに行くと顔を近づけてくる。健太にとって家族のような存在だった。
花子の脇に座り込んでいた獣医さんも、立ち上がって健太を見た。
お帰り!健太くん。
弟ぶんが生まれたよ!
良かったなぁ。
難産だったけど、花子は本当に頑張ったよ。お産は人も動物も、命がけだからねぇ。おそらくこれが花子の最後の子供になるだろう。
大事に世話してあげてね。
健太は、牛の赤ちゃんな近づいて、そっと背中を撫でた。
すごいね!
生きてるって奇跡だ!
そしていのちを助ける獣医さんって
やっぱりかっこいいな。
先生、ありがとう!
そう言うと、健太は深々と頭を下げた。
ねぇ、父さん。
この子、一郎って名前をつけても良い?僕の好きな野球選手とおんなじ名前。
父と獣医さんは顔を見合わせて笑った。
良い名前だ。
だが、大きくなったら売らねばならん。情をうつしすぎると辛くなるぞ。
分かってるよ。牛の世話も、今までより頑張るから!
一郎!僕が兄ちゃんだぞ。
元気で大きくなれよ。
牛の子を撫でながら喜ぶ健太を、父と獣医さんが優しく見守っていた。
その日の夕食は、お赤飯に母の心尽くしの手料理が並んだ。
なぁ、母さん、牛の子は、一郎だぞ。一郎。健太と一郎で健太郎だ!はっはっは!
久しぶりの晩酌に顔を赤らめながら陽気に笑う父に、
良かったですねぇ。
母も嬉しそうに笑い声をあげた。
父さんや母さんの笑い声を聞いたの、何年ぶりだろう。
そんなことを思いながら、健太は心のなかで小さな決心をした。
俺、獣医さんになる!
けれど健太は知らなかった。
その夜、健太が寝たあと、父の怪我を母が手当てをしていた。
難産で牛の子を取り上げる時に、綱で引っ張った父の小指が骨折していたのだ。赤く腫れ上がった指を冷やしながら、母が尋ねた。
こんなに腫れて…痛いでしょう?骨が折れてるんじゃない?お医者さんに行った方が良いんじゃないかしら?
医者に行って、ギプスでも巻かれてみろ、仕事にならんぞ。それに、医者代もバカにならん。なぁに、そっとしとけばじきに治るさ。
健太の家の家計はギリギリだった。牛の出産で獣医さんの往診も依頼し予想外の費用もかかった。限られた収入のなかで、健太の中学進学に必要なお金に手をつけるわけには行かないと、父は結局医者には行かなかった。
折れた指に添え木を当て、絆創膏で固定して、父はいつもと変わらずに仕事を続け、健太は父の怪我に気づかず、それを知ったのはずっと後の事だった。
あずき
2025/07/25
初めまして
おはようございます♡
シゲルさんのところでお名前を知りました
物語を書いておられるのですね
初めて読ませて頂きました
優しさいっぱいの物語り 目の前が明るくなるようなお話でした
これからも読ませて頂きたいのでフォローさせて下さいね💕
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2
返信
so.ra
2025/07/25
@あずき
さん
ありがとうございます。
嬉しいコメント、とても励みになります。
物語って、一瞬私のなかを通りすぎた言葉が紡ぐ世界を、紙に残したもの。自分ですらどんどん変化していてとどまることができないから、そこに戻ることも、全く同じ想いを感じることもできない。でも、その過ぎた想いに触れるとき、また新たな彩が心を染める。それを、不思議だなって思うんです。同じ様に、変わり続ける誰かの心にも、小さな風になるのかなって思うと、優しい風でいたいなって思ったりします。
物語は心にふわって生まれた言葉を、書き留めているので、どんどん書けたり書けなかったりなんです(^^;。でも、書けないときも無理に繕わないで心に任せたいなって…のんびり進んでいます。
これからも、そんな小さな物語の読者になっていただけたら、嬉しいです😊
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2
返信
あずき
2025/07/25
@so.ra
さん
とても良い物語ですね
初めて読んだのが今日でこのお話でした
純朴な健太君の将来を見てみたいなと思わせるような物語です
so.raさんのご近所に農家さんがありましたか 農家の生活も伝わってきましたから
過去に降りながら読ませてもらってますが
不思議と1話1話が完結した感じで違和感なく続けて読めますね💖
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1
返信
so.ra
2025/07/26
@あずき
さん
そうでしたか。
きっと、お会いしたらお話が盛り上がりそうだなって🤗
長い休憩をしてましたが…そろそろ続きを書こうと思います。よろしくお願いいたします(*^^*)
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1
返信
あずき
2025/07/26
@so.ra
さん
自然豊かな所で過ごしてこられたのは 宝ですね
きっと本を読むことが大好きな少女時代だったのではと想像します
私は学生時代 山本周五郎さんの小説が好きですべて読んだと思う位 夢中で読みました(古いでしょ笑)
高齢になると長編小説は読まなくなり小説から遠ざかりました
でも程よい長さの小説ならまだ大丈夫💪
どうぞso.raさんの持てる才能を存分に出して頑張って書いて下さい💕💕💕
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1
返信
so.ra
2025/07/26
@あずき さん
山本周五郎さん、読んだことがありませんでした。YouTubeで朗読バージョンもあるんですね。今度時間のあるときに聞いてみようと思います。
私のお話は、季節のお花と一緒に進んでます。偶然に読んでくださっているたった一人の見えない誰かに、一輪の花をお渡ししながら、縁側に座ってお茶を飲みながらお話ししてるみたいに書いてます。
こんな風に、時々お話しに立ち寄ってくださる方との、お茶の時間がありがたいなって🤗
良かったら、またお立ち寄りくださいね。
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2
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もしかして!
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喜ぶ健太に、父が笑顔で話しかけた。
難産だったんだよ。
それで獣医さんに来てもらった。
無事に生まれてよかった。
健太の家の雌牛花子は、真っ黒な体に長いまつげ、健太がそばに行くと顔を近づけてくる。健太にとって家族のような存在だった。
花子の脇に座り込んでいた獣医さんも、立ち上がって健太を見た。
お帰り!健太くん。
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良かったなぁ。
難産だったけど、花子は本当に頑張ったよ。お産は人も動物も、命がけだからねぇ。おそらくこれが花子の最後の子供になるだろう。
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父さんや母さんの笑い声を聞いたの、何年ぶりだろう。
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俺、獣医さんになる!
けれど健太は知らなかった。
その夜、健太が寝たあと、父の怪我を母が手当てをしていた。
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こんなに腫れて…痛いでしょう?骨が折れてるんじゃない?お医者さんに行った方が良いんじゃないかしら?
医者に行って、ギプスでも巻かれてみろ、仕事にならんぞ。それに、医者代もバカにならん。なぁに、そっとしとけばじきに治るさ。
健太の家の家計はギリギリだった。牛の出産で獣医さんの往診も依頼し予想外の費用もかかった。限られた収入のなかで、健太の中学進学に必要なお金に手をつけるわけには行かないと、父は結局医者には行かなかった。
折れた指に添え木を当て、絆創膏で固定して、父はいつもと変わらずに仕事を続け、健太は父の怪我に気づかず、それを知ったのはずっと後の事だった。