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女の子の名前にもつけられる「アオイ(葵)、ホリック」といえば、タチアオイが一般的に知られていますよね。花の色や種類も豊富なので、園芸にも人気です。今回は、そんなタチアオイの花言葉を紹介していきます。
タチアオイの花言葉は「野心」「大望」「豊かな実り」です。一本の茎から実を多くつけることが花言葉の由来です。
タチアオイはアオイ科の植物で、葵の花というとタチアオイを指すことが多いです。花の色はピンクや白のほか、最近では黒のタチアオイもあり、注目を集めています。
タチアオイの花言葉に怖い意味はありませんが、葵の種類によっては怖い花言葉が存在するようです。
たとえば同じアオイ科の花オクラの花言葉は「恋の病」「恋によって身が細る」で、やせ細っていくことをイメージさせるため、怖いと思われることがあるようです。
また、ゴジアオイの花言葉には「私は明日死ぬだろう」という意味があります。死を連想させることから、怖いといわれているのでしょう。
タチアオイの開花時期は6月〜8月が見頃で、梅雨入りの時期から茎の下から上にかけて徐々に花を咲かせます。一番上の花が咲くと梅雨が明けるともいわれています。
草丈は最長で200cmにも生長し、茎をまっすぐ上に伸ばす特徴があります。種類も多くあり、一年草、多年草タイプや、一重咲き、八重咲きといった品種もあります。花色も多く寄せ植えに人気です。
タチアオイの名前は茎が立ち上がって伸びるさまから付けられています。また、粘着質な花を鼻につけてニワトリの真似をして遊ばれたことから、北海道の一部ではコケコッコー花、東北ではコケラッコ花とも呼ばれています。
タチアオイは古来より薬草としてつかわれており、学名の「Althaea rosea」はギリシャ語の治療という意味になる「althaino」から来ているとされています。
葵はアオイ科の植物の総称や、似たような花を咲かせる植物を「葵」と呼びます。アオイ科の植物や、似たようなアオイの名前が入る植物を紹介して行きます。
日本の固有種で、江戸時代に園芸品種として栽培されました。草丈は低く、カンアオイ属に分類されます。
アオイ科の植物で、オクラの花に似ていることから「花オクラ」とよばれています。粘り気のある根は、和紙に使うのりに使われていました。
フヨウもアオイ科に分類され、1.5m〜3mまで生長します。美しい白やピンクの花を咲かせます。
タチアオイは豊かな実りなどの花言葉や、色とりどりのかわいらしい花から女の子らしい印象を与えてくれることから、女の子の名前によくつけられます。
豊富な種類で園芸にもとても人気なので、お庭で育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部