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醜男さんのアヤメ,菖蒲,文目の投稿画像
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文目
菖蒲
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醜男
2025/05/16
文目/菖蒲(アヤメ)
アヤメ科アヤメ属の多年草。やや乾いた草地に生える。観賞用として庭や公園にも植えられる。葉は長さ30〜60㎝、幅0.5〜1㎝の剣形、中脈は目立たない。花期は5~7月。花茎は高さ30〜60㎝、紫色の花を2〜3個つける。外花被片は紫色、基部中央は黄色く、青紫色の網目模様がある。外花被片にかぶさっているのは雄しべの柱頭。内花被片はへら形で長さ4㎝、直立する。果実は蒴果。長さ約4㎝、3裂し、褐色の種子を多数出す。
名前の由来は、葉のつき方が文目模様になっているからとか、外花被片に網目模様があるので綾目と呼ぶようになったとかいわれる。また、菖蒲は本来は石菖(セキショウ)の漢名。
端午の節句にたてる菖蒲湯に使われる菖蒲(ショウブ)は、水辺に群生するショウブ科(旧サトイモ科)ショウブ属の多年草。古代から江戸時代の途中までショウブ科(旧サトイモ科)のショウブをアヤメと呼んでいた。端午の節句には、宮中ではアヤメと称するショウブを儀式に使い、庶民はこれを軒にさして邪気払いとした。その後、アヤメ科のハナアヤメが登場する。そして、ハナアヤメが『アヤメ』の名前になり、ショウブ科(旧サトイモ科)のアヤメ(菖蒲)は漢字を音読みにしてショウブになった。ところが、『ショウブ』と『アヤメ』の和名が分かれたものの、『菖蒲』の漢字はそれぞれに残ってしまった。また、花菖蒲(ハナショウブ)のことをショウブということもあるので、混同することのないよう注意が必要。
アヤメの仲間は主に外花被片の模様で見分ける。違いは次の通り。
文目/菖蒲(アヤメ)
・乾燥した所に生える
・外花被片に網目模様がある
・葉は細く中脈は目立たない
杜若(カキツバタ)
・池や沼など水辺に多い
・外花被片の基部に白い模様がある
・葉は広く中脈はない
檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)
・高原や北地の湿原などに生える
・外花被片はアヤメに似るが、内花被片は小型で目立たない
野花菖蒲(ノハナショウブ)
・やや湿った場所に生える
・花色は赤紫色で外花被片の基部は黄色
・葉は細く中脈がある
・葉は花より上には出ない
花菖蒲(ハナショウブ)
・江戸時代中期にノハナショウブから改良された園芸品種
・外花被片の付け根に黄色の模様が入る
・三英咲き、六英咲き、八重咲き、玉咲きなどの変化咲きもある
一八/鳶尾(イチハツ)
・中国原産で室町時代に渡来した園芸品種
・葉は幅広で短い
・花の中心に突起がある
黄菖蒲(キショウブ)
・ヨーロッパ、西アジア原産で明治時代に渡来し野生化もしている
・水辺や湿った場所に生える
ジャーマンアイリス/ドイツアヤメ
・地中海沿岸地方の原種をもとにヨーロッパ各地で改良された園芸品種
・フリルのように外花被片が波打つ
・多くの園芸品種があり色は様々
ダッチアイリス
・野生種のスパニッシュ・アイリスを中心にして、イリス・ティンギタナなどの種間交雑により育成された
・外花被片に黄色の斑紋が入ることが多い
出典『野に咲く花』『山に咲く花』『都会の草花図鑑』『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』『野草 見分けのポイント図鑑』
のっこ
2025/05/16
実に詳しく教えて頂きました🍀🙇、ショウブを軒にさす慣わしも今は昔となり建物自体が現代風にもなり致し方ないですが 少し寂しい気もしますね
いいね
1
返信
醜男
2025/05/17
@のっこ
さん
そうですね。
植物との関わりが薄くなる一方ですね😩
天気予報でも花の便りが随分減りました🤔
いいね
0
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アヤメ科アヤメ属の多年草。やや乾いた草地に生える。観賞用として庭や公園にも植えられる。葉は長さ30〜60㎝、幅0.5〜1㎝の剣形、中脈は目立たない。花期は5~7月。花茎は高さ30〜60㎝、紫色の花を2〜3個つける。外花被片は紫色、基部中央は黄色く、青紫色の網目模様がある。外花被片にかぶさっているのは雄しべの柱頭。内花被片はへら形で長さ4㎝、直立する。果実は蒴果。長さ約4㎝、3裂し、褐色の種子を多数出す。
名前の由来は、葉のつき方が文目模様になっているからとか、外花被片に網目模様があるので綾目と呼ぶようになったとかいわれる。また、菖蒲は本来は石菖(セキショウ)の漢名。
端午の節句にたてる菖蒲湯に使われる菖蒲(ショウブ)は、水辺に群生するショウブ科(旧サトイモ科)ショウブ属の多年草。古代から江戸時代の途中までショウブ科(旧サトイモ科)のショウブをアヤメと呼んでいた。端午の節句には、宮中ではアヤメと称するショウブを儀式に使い、庶民はこれを軒にさして邪気払いとした。その後、アヤメ科のハナアヤメが登場する。そして、ハナアヤメが『アヤメ』の名前になり、ショウブ科(旧サトイモ科)のアヤメ(菖蒲)は漢字を音読みにしてショウブになった。ところが、『ショウブ』と『アヤメ』の和名が分かれたものの、『菖蒲』の漢字はそれぞれに残ってしまった。また、花菖蒲(ハナショウブ)のことをショウブということもあるので、混同することのないよう注意が必要。
アヤメの仲間は主に外花被片の模様で見分ける。違いは次の通り。
文目/菖蒲(アヤメ)
・乾燥した所に生える
・外花被片に網目模様がある
・葉は細く中脈は目立たない
杜若(カキツバタ)
・池や沼など水辺に多い
・外花被片の基部に白い模様がある
・葉は広く中脈はない
檜扇菖蒲(ヒオウギアヤメ)
・高原や北地の湿原などに生える
・外花被片はアヤメに似るが、内花被片は小型で目立たない
野花菖蒲(ノハナショウブ)
・やや湿った場所に生える
・花色は赤紫色で外花被片の基部は黄色
・葉は細く中脈がある
・葉は花より上には出ない
花菖蒲(ハナショウブ)
・江戸時代中期にノハナショウブから改良された園芸品種
・外花被片の付け根に黄色の模様が入る
・三英咲き、六英咲き、八重咲き、玉咲きなどの変化咲きもある
一八/鳶尾(イチハツ)
・中国原産で室町時代に渡来した園芸品種
・葉は幅広で短い
・花の中心に突起がある
黄菖蒲(キショウブ)
・ヨーロッパ、西アジア原産で明治時代に渡来し野生化もしている
・水辺や湿った場所に生える
ジャーマンアイリス/ドイツアヤメ
・地中海沿岸地方の原種をもとにヨーロッパ各地で改良された園芸品種
・フリルのように外花被片が波打つ
・多くの園芸品種があり色は様々
ダッチアイリス
・野生種のスパニッシュ・アイリスを中心にして、イリス・ティンギタナなどの種間交雑により育成された
・外花被片に黄色の斑紋が入ることが多い
出典『野に咲く花』『山に咲く花』『都会の草花図鑑』『色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑』『野草 見分けのポイント図鑑』