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公園や道路脇で見かけるセンダンは花や果実がとても美しい植物です。このページではセンダンについて解説しています。センダンの花の特徴や果実の特徴をはじめ、育て方や花言葉についても記載していますので、ぜひご参照ください。
センダン(栴檀)はセンダン科センダン属の植物で、落葉性のある高木です。一定の季節になると葉を落とす特徴があります。センダンは公園に植えられていることや、道路脇に街路樹として植えられていることがある、比較的身近な植物です。
こちらは薬用植物として知られていて、葉は虫よけに役立ち、果実はしもやけに効果的です。
さらに、センダンは順応性の高い植物で、原産地はヒマラヤ山脈とされていますが、日本の気候にも合います。海岸や森林で見かけることもよくある植物で、育てやすく、夏の暑さや冬の寒さにも強いです。
センダンの樹高は5〜20mほどで、生長が早い樹木です。夏にはクマゼミがよく集まり樹液を吸います。
センダンの花は5〜6月に開花します。花の色は白っぽく、うっすらとピンクが入っています。花弁は淡い紫色や白色で、中心にある雄しべの筒が濃い紫色をしているため、美しいグラデーションに見えます。5枚の花弁をもつ小さな花が、枝先に円錐状の集まり(円錐花序)となって咲きます。
センダンの花は石鹸のような、爽やかで芳醇な香りがします。人によっては、バニラのような香りにも感じるという方もいるようです。
センダンの実は花期が終わったあとにつきます。だいたい10月ごろに実り、大きさは2㎝前後の楕円形です。その後、10〜12月になるとセンダンの果実はベージュ色になります。センダンの木は落葉性があるため、秋になると葉が落ちます。しかし、果実はそのまま枝についているので、葉がない樹木に果実だけが見えるためよく目立ちます。
センダンの果実はカラスやヒヨドリが好んで食べに来て、鳥が種子を広めて空き地などに広がります。
センダンの果実にはサポニンやメリアトキシンという有毒成分が含まれています。誤って食べてしまうと食中毒を起こすことがあり、過去には犬や猫などのペットが落ちた実を食べて死亡するという例も報告されています。一度に大量に食べると人体にも有害ですので、ペットや小さな子どもがいる方は注意しましょう。
センダンは生命力が強く街路樹になるほどですので、初心者の方にも簡単に育てることができます。
センダンを植える際は、日当たりがよく、明るい場所をお選びください。センダンは大きく育つ植物なので、スペースを確保して地植えで育てましょう。地植えする場合はとくに水やりは不要ですので、放置気味で育てて問題はありません。
ただし、苗を植えたばかりの状態であれば、土の表面が乾いたら水やりをしてください。根が安定するまでは水やりをしましょう。
センダンの花言葉は「意見の相違」です。
花弁の表と裏で色が違うことからこのような花言葉になったのではないかと推測されます。
センダンの花は白とピンクのコントラストが美しく、さらに花の香りもよいため人気です。生命力があるので、初心者の方でも育てやすいですよ。
食用には向きませんが、果実の見た目は綺麗ですので、お庭にお迎えしてみませんか。

GreenSnap編集部