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ヒメシャラ
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醜男
2023/06/13
姫沙羅(ヒメシャラ)
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。山地に生えるほか、同属の夏椿(ナツツバキ)とともに庭や公園に植えられる。橙色の樹皮が美しく、樹皮が白い白樺(シラカバ)、緑色の青桐(アオギリ)と共に三大美幹樹に数えられる。毎年秋に樹皮が剥げ、次第に斑紋になる。葉は長卵形~長楕円形で縁に鋸歯があり白い絹毛が密生する。花期は5~7月。ツバキに似た白い5弁花を葉腋に1つ開く。花は径2~3㎝。萼の下に萼より長い緑色の苞が2枚ある。花は寿命が短く次々に散る。花が散るときはツバキと同じく花弁と雄しべが一緒に落ちる。果実は蒴果。卵形で先が尖り、果皮には白い毛がある。熟すと浅く5裂して10個の種子を出す。種子はナツツバキに似ているがより小さい。脱け殻の果実は翌夏まで枝に残る。
同属のナツツバキは別名を沙羅の木(シャラノキ)という。本種はシャラノキに似ていて、花や葉がより小さく、花のつく枝も短いことが名前の由来。仏教では、ブッダは沙羅双樹(サラソウジュ💬インドの高地に自生するフタバガキ科コディアエウム属の落葉高木)の下で入滅したとされるが、日本ではナツツバキがそれに該当すると誤解されたことから、沙羅の木とも呼ばれる。
よく似たナツツバキとの違いは次の通り
ヒメシャラ
・葉は長卵形~長楕円形で長さ3~8㎝
・花は径2~3㎝、花糸の基部に白毛があり、子房は有毛
ナツツバキ
・葉は倒卵形~楕円形で長さ4~12㎝
・花は径5~7㎝、花糸・子房とも無毛
出典『里山の花木 ハンドブック』『樹木の事典600種』『樹木 見分けのポイント図鑑』『樹木の名前』
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醜男
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ヒメシャラの育て方
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。山地に生えるほか、同属の夏椿(ナツツバキ)とともに庭や公園に植えられる。橙色の樹皮が美しく、樹皮が白い白樺(シラカバ)、緑色の青桐(アオギリ)と共に三大美幹樹に数えられる。毎年秋に樹皮が剥げ、次第に斑紋になる。葉は長卵形~長楕円形で縁に鋸歯があり白い絹毛が密生する。花期は5~7月。ツバキに似た白い5弁花を葉腋に1つ開く。花は径2~3㎝。萼の下に萼より長い緑色の苞が2枚ある。花は寿命が短く次々に散る。花が散るときはツバキと同じく花弁と雄しべが一緒に落ちる。果実は蒴果。卵形で先が尖り、果皮には白い毛がある。熟すと浅く5裂して10個の種子を出す。種子はナツツバキに似ているがより小さい。脱け殻の果実は翌夏まで枝に残る。
同属のナツツバキは別名を沙羅の木(シャラノキ)という。本種はシャラノキに似ていて、花や葉がより小さく、花のつく枝も短いことが名前の由来。仏教では、ブッダは沙羅双樹(サラソウジュ💬インドの高地に自生するフタバガキ科コディアエウム属の落葉高木)の下で入滅したとされるが、日本ではナツツバキがそれに該当すると誤解されたことから、沙羅の木とも呼ばれる。
よく似たナツツバキとの違いは次の通り
ヒメシャラ
・葉は長卵形~長楕円形で長さ3~8㎝
・花は径2~3㎝、花糸の基部に白毛があり、子房は有毛
ナツツバキ
・葉は倒卵形~楕円形で長さ4~12㎝
・花は径5~7㎝、花糸・子房とも無毛
出典『里山の花木 ハンドブック』『樹木の事典600種』『樹木 見分けのポイント図鑑』『樹木の名前』