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ユウゼンギクは育てやすく、ガーデニング愛好家の間ではとても人気があります。品種も多いので、園芸店でも手に入れやすい植物です。
このページではユウゼンギクの育て方を記載しています。水やり頻度や土選びなど気になることがある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ユウゼンギクはキク科シムフィヨトリクム属の植物で、北アメリカ原産です。種類によって花期はことなりますが、6月から11月で、秋に開花する品種が多いです。
ユウゼンギクという名前は、友禅染のように美しい花色から名づけられています。その美しさから園芸種は多くとても人気です。花付きがよく丈夫で育てやすいことから、ガーデニング初心者にも向いています。
ユウゼンギク(友禅菊)を育てる場所は、日当たりのよい場所がおすすめです。ユウゼンギクは生命力が強いので、少しくらい日が当たらなくてもしっかりと育ちますので、半日陰でも問題ありません。
ただし、西日が強い場所で育てると、真夏は乾きやすくなります。やや高温には弱いので注意をしましょう。真夏は明るい日陰に移すなどの対策が必要です。
市販の草花用の培養土または野菜用の培養土で育てることが可能です。
ユウゼンギクの用土を自作する場合は、赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜてください。
ユウゼンギクは鉢植え、地植えどちらでも育てることができます。水やりは鉢植えと地植えで異なりますので、育て方別に水やりをご確認ください。
ユウゼンギクを鉢植えで育てている場合は、土が乾いたらたっぷりと水やりをすることが基本です。水を与えすぎると根腐れしますので、土がしっかり乾くまでは水やりをしないでください。
地植えで育てている場合は、水やりは基本的に不要です。夏場は乾燥しやすく高温で水を欲しがるため、日照りが続く真夏には水やりをしてください。夏場の水やりは、朝または夕方に行うとよいでしょう。
ユウゼンギクの肥料を与えるタイミングは4月から7月に化成肥料を与えましょう。また生育期に液体肥料を与えるとよく育ちます。生命力が強いので肥料がなくても元気に育ちます。
ユウゼンギク(友禅菊)の植え付けは3月から5月、または9月から10月です。気温が穏やかな時期に植え付けをしましょう。
梅雨の時期の前に高さが半分くらいになるように刈っておきましょう。梅雨になると湿気が多くなり蒸れることがあります。ユウゼンギクのなかには、蒸れに弱い種類もありますので、梅雨の前の6月くらいに剪定しておくとよいですよ。またカットすることで、脇芽がでて開花する花数が増えることも期待できます。
鉢植えで育てている場合は根がどんどん伸びるので、年に1回ほどのタイミングで植え替えをしましょう。ひとまわり大きな鉢に移すことで、また元気に育ちます。
地植えの場合は3年に1回ほどのタイミングで植え替えをしてください。
ユウゼンギク(友禅菊)の増やし方は、挿し木と株分けです。
ユウゼンギクの健康な枝を10センチほどカットして、別の場所に挿し穂として挿すことで増やします。切り口から根が出るのを待ちますが、根がでるには1ヶ月ほど時間がかかりますので、それまでは水やりをしてしっかりと管理しましょう。
植え替えのタイミングが最適な時期です。植え替え時に鉢からユウゼンギクを取り出し、土を落として根の様子をチェックします。このときに傷んだ根があれば取り除いてください。
株を2つに分けて、新しい鉢に移すことでユウゼンギクを増やせます。
病気はとくに気にすることはありませんので、風通しをよくしながら育ててください。
注意する害虫は、ハダニ、グンバイムシです。春に発生しやすいので、こまめにユウゼンギクをチェックして虫がついていないか見てみましょう。
ユウゼンギクの花言葉は、「若者に負けぬ元気」、「老いても元気で」、「後知恵」です。
ユウゼンギクは丈夫で育てやすい植物です。花の色もとても美しく、カラーバリエーションもありますが、やはり青や紫はユウゼンギクに代表する美しい色なので、最初はこれらの色から始めるとよいでしょう。
育て方を覚えてユウゼンギクでお庭を彩りましょう。
GreenSnap編集部