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ガーデニング初心者にとって、世話いらずで成長してくれる植物ほどありがたいものはありません。最近人気の多肉植物は、そんな植物の一つです。インテリアとしても楽しめ、ガーデニング初心者におすすめのアエオニウム・アルボレウムの育て方についてご紹介します。
アエオニウム・アルボレウムは、原産地が地中海などの温暖な気候に自生する多肉植物ですので、地植えで育てるよりも温度管理がしやすい鉢植えで育てるのがおすすめです。
そのときの気温によって、鉢の置き場を気軽にかえることができます。2月~6月にかけては花を咲かせますので、室内のアクセントとしてインテリア代わりに育てて愉しむこともできます。
アエオニウム・アルボレウムをベースにして品種改良された黒い葉が特徴の黒法師も育て方は一緒です。色の変化を楽しむには、日なたにおいてよく葉に日を当てるときれいな黒あるいは紫色になります。緑と黒のコントラストを楽しみながら育てるのもよいでしょう。
アエオニウム・アルボレウムへの水やりは、季節によって頻度を変えます。霧ふきなどで、葉が乾燥したときや土の表面が乾いているときに、湿らしてあげる程度でよいです。
逆に水をやりすぎて、多湿になったりするほうがこの多肉植物にとって良い環境ではありません。
アエオニウム・アルボレウムの成長期にあたる冬や、元気がないと感じたときに液体肥料をあげます。普段は肥料なしでも問題なく育ちます。
アエオニウム・アルボレウムを育てるときは、水はけのよい土を用いましょう。基本的には、多肉用に販売されている多肉植物用培養土で問題なく育ちます。
アエオニウム・アルボレウムの植え付けは、購入した苗がポリポットの場合は、底から取り出し鉢植えに植え付けてあげます。
植え付けてから一年ほど経ち、鉢のサイズが小さいと感じたら植え替えを行いましょう。秋から冬にかけての涼しい時期に株分けも兼ねて植え替えをします。
アエオニウム・アルボレウムの増やし方はとても簡単で、「株分け」か「挿し木」が一般的です。植え替え時期に株分けを行い、増やしていきましょう。
そのほか、10cmほどに切り、乾燥した場所で芽がでるのをまちます。その多肉向けの土に植えます。
アエオニウム・アルボレウムは、お手入れをあまり必要としません。もともとの原産地の環境を考えて、適切な温度管理と水のあげすぎに注意するとよいでしょう。
アエオニウム・アルボレウムに虫が出たら、その都度除去をします。葉の裏、枝の分かれ目、地下茎などをよく観察します。害虫や病気によっては、ほかの植物に感染する可能性もあるので、素早い対応が必要です。
また、乾燥によってコナカイガラムシが発生してしまうこともあります。季節によっては、乾燥に注意して育ててましょう。
多肉植物を育てたいと考えている人は、世話いらずで簡単に育つアエオニウム・アルボレウムあたりから始めてみましょう。
アエオニウム・アルボレウムに限らず、多肉植物はガーデニング初心者むけです。慣れてきたら異なる品種の多肉を買いもとめ、寄せ植えを楽しまれると良いでしょう。その際は、品種によって耐寒性が異なりますので、原産地の環境が同じものを選ぶのがおすすめです。
※トップ画像はたらこまるさん@GreenSnap
GreenSnap編集部