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多肉植物は、種類も豊富で育てやすいことから、人気が急上昇し、今では定番の植物になっています。しかし、いざ育ててみると次々と疑問が湧き上がってくる…なんてことはありませんか。
今回はなぜ多肉植物に遮光が必要なの?という疑問に対してその理由と対処方法をご紹介します。
「多肉植物ってサバンナのような暑い場所が原産だしガンガン日光に当てても平気なんじゃないの?」このような多肉植物のイメージを持たれている方は多いと思います。
しかし、種類や生育環境によってはときに日光を遮ってあげることが、元気な多肉植物を育てるのに非常に重要なポイントなのです。
多肉植物を育てる際に気をつけておくべきはどう夏を越すかということ。
夏の暑い日差しは想像以上に葉の温度を上昇させ、ベランダなどのコンクリート上で育てている植物の葉はその暑さに耐えることができない場合もあります。
日当たりが良い場所に置くことは大切ですが、葉が焼けてしまったり、腐ってしまうこともあるためどの多肉植物も基本は直射日光を控えるようにしましょう。
また、多肉植物にも夏・冬に成長するものと分かれます。
それぞれ育て方が異なるので、種類や季節によっては遮光をする必要があるのです。
すすんで遮光をしてもらいたい多肉植物は、「冬型」の多肉植物です。
人間に季節の好みがあるように、多肉植物も暖かい時期に成長するものと寒い時期に成長するものとに分類することができます。
そのうち寒い時期に成長する多肉植物「冬型」は夏は休眠するため、この時期に蒸らしたり、水やりをしすぎるとあっという間に傷んでしまいかねません。
特に冬型の多肉植物は、夏場の過ごし方に注意してあげてください。
冬型品種の代表格には、アエオニウム、クラッスラ、リトープスなどが挙げられます。
遮光するのにオススメなのは、寒冷紗などで多肉棚を覆う方法です。
これならホームセンターなどで購入し、毎日置き場所を変える手間もなく、誰でも簡単にすることができます。
効果はこれだけで30〜50%の光を遮り、激烈な太陽光線を緩和してくれるので、暑い夏にはこの寒冷紗と風通しの良い場所があればひとまず安心ですね。
多肉植物の遮光について説明しました。
直射日光=良いというわけではないことがわかりましたね。
多肉植物にもそれぞれ性質があるのでそこを理解し育ててあげることがとても大切なことなのです。
ELLY