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ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは中南米を原産とする、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多年草です。株元の土を覆う溢れんばかりの純白の花が春・夏・秋と長期間に渡り咲き続けることで知られています。さらにユーフォルビア・ダイヤモンドスターは草丈の伸びにくい性質から、お庭や鉢植えはもちろん、寄植えにもぴったりな草花です。今回はユーフォルビア・ダイヤモンドスターの育て方についてご紹介します。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは風通しと日当たりのよい環境を好む植物です。ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは高水準の耐暑性を誇るため、日本特有の高温多湿下の夏にも十分耐えられます。耐寒性には乏しいため冬には枯れてしまうものの、1年の3/4にも渡り花をつけ続ける強健な性質はとても魅力的です。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターには、表土が乾いてからからたっぷり水やりします。鉢底から水がこぼれるくらいを目安とし、朝方や夕方など比較的涼しい時間帯に水やりしてください。
冬には地上部を枯らして休眠状態に入るため、1〜2週間に1回表土を軽く湿らせる程度の水やりをしましょう。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは水はけのよい土を好みます。「赤玉土小粒7:腐葉土3」の割合で混ぜた配合土を利用しましょう。市販の草花用培養土でも構いません。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは開花期で消費したエネルギーを補うために、4〜10月にかけて肥料をあたえます。
緩効性化成肥料を月1回置き肥し、あわせて1000〜2000倍に薄めた液肥を2週間に1回施してください。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターの植え付けは3〜6月、9〜10月が適期です。
地植え栽培のユーフォルビア・ダイヤモンドスターには、植え付け1週間前に腐葉土を加えてよく耕しておきます。株より一回り大きな植え穴を掘って植え付けましょう。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターを整った形に仕立てたいのであれば、4〜5月に株を1/3〜2/3に切り戻しましょう。こうすることで株元から新芽も発芽を促し、より多くの花を咲かせられます。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは挿し木で簡単に数を増やせます。切り口からこぼれる白い樹液にふれると肌がかぶれることもあるため、念の為ゴム手袋を着用して作業しましょう。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは病害虫の被害をほとんど受けることがない強健な植物です。株への被害を心配せずに育てられます。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは草丈20cmほどと小ぶりながら、株を覆い尽くすほどの小花を咲かせる草花です。
純白の花の数々が咲き誇る様子は、夜空に煌々と輝く「ダイヤモンドスター」のようですね。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターを含むユーフォルビアの花言葉は、『明るく照らして』『地味』『控えめ』です。
まばゆいばかりの純白の花の輝きで存在感を示すユーフォルビア・ダイヤモンドスターにふさわしい花言葉となっています。
ユーフォルビア・ダイヤモンドスターは花を多くつけるものの、維持管理にコストがほとんどかからない、いいとこ取りな草花です。お庭を彩るもよし、寄植えにするのもよしと楽しみ方も様々ですよ。
GreenSnap編集部