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ユーフォルビア・ホワイトゴーストはインドを原産とする、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物です。世界中に500種以上存在するユーフォルビアのなかでも人気の希少種で、一見するとサボテンのような見た目をもちます。最大の特徴は透明感のある乳白色の白肌で、まさに”ホワイトゴースト”の名にふさわしい多肉植物です。
今回はユーフォルビア・ホワイトゴーストの育て方についてご紹介します。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストは日当たりがよく、強い直射日光の当たらない場所を好む植物です。午前中は日に当たり、午後は西日の当たらない半日陰になるような場所が適しています。
とくに日差しの強い夏の炎天下では、屋内に移動させたうえでレースカーテン越しの明るい窓際にて育てましょう。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストは耐寒性に乏しい多肉植物です。10℃を下回るような冬季には屋内に入れて育ててください。
春〜秋のユーフォルビア・ホワイトゴーストには表土が乾いてから5〜7日後に水やりをします。やや乾燥気味に水やりするのがポイントです。
冬のユーフォルビア・ホワイトゴーストには月1〜2回、表土を軽く湿らせる程度の水やりに留めておきましょう。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストには水はけのよい土が適しています。「赤玉土6:腐葉土4 」の配合土、または多肉植物用培養土を使用しましょう。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストには春〜秋の間に、2ヶ月に1回の割合で緩効性化成肥料を置き肥します。もしくは水やり代わりに規定量の3倍程度に薄めた液肥を施してください。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストの植え付け・植え替え適期は3〜5月です。2〜3年に一度植え替えをして、古くなった土や根を取り除きましょう。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストは4〜5月に挿し木で増やす多肉植物です。切り口からこぼれる白い樹液は肌荒れの原因となるので、ゴム手袋を着用しての作業を推奨します。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストはカイガラムシの被害を受けやすい植物です。カイガラムシは25℃以上の高温多湿下で発生しやすく、葉から養分を吸収して株を弱らせてしまいます。カイガラムシを発見したら牛乳スプレーや薬剤を散布するか、歯ブラシでこすり落として駆除しましょう。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストを含むユーフォルビアの花言葉は『明るく照らして』『地味』『控えめ』です。
周囲を明るく照らしてくれるような存在感をもつユーフォルビア・ホワイトゴーストにふさわしい花言葉となっています。
ユーフォルビア・ホワイトゴーストは気候によって柔軟な対応が求められるやや繊細な多肉植物です。しかしそれ以外は基本的な管理がほとんどなため、多肉植物初心者の方でも十分挑戦できますよ。
GreenSnap編集部