2024.7/23 乗鞍岳に行ってきました〜
高山植物の宝庫 天空の楽園と言われる「お花畑の散策路」を歩いてきました
乗鞍高原に着きました〜
8:30乗鞍高原着ここからバスに乗り換えます
10:00畳平到着 🚌で一気に2702mに‼️
目の前にはお花畑が広がります
この時間お天気はイマイチでしたが今日はどんなお花に会えるのか?ワクワク🥰
見た順番に載せていきます
最初はイワギキョウ(キキョウ科)
名前の通り岩の隙間からも出ています
ヨツバシオガマ(ハマウツボ科)
単独でも投稿しましたが未投稿の写真から
コバイケイソウ①(シュロソウ科)
久々に再会❣️
数年に一回一斉に咲くといわれますが今年ははたして?当たり年なのかどうか⁉️
全草有毒⚠️
コバイケイソウ②
少し近寄って
ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
ハクサンイチゲと共にお花畑で一番多く咲いていました
高山帯ではおなじみの花ですがよく似ている
ミヤマキンバイもあり はたしてあっているのか?
ネバリノギラン(キンコウカ科ソクシラン属)
山地、亜高山の草地に生育 在来種
ノギランに似ていて花穂が粘る
先月御嶽山でも撮りましたが投稿せず😅
写真ちょっとあやしい(ピンぼけ)けどここのは残しておきます
ハクサンボウフウ(セリ科カワラボウフウ属)
北海道、本州中部地方以北の亜高山〜高山帯の
草地に生育 在来種
セリ科が何種類か(もしかしたら同じ種かも?)
咲いていました
違いが解る部分の写真不足です
やはりセリ科は難しいーー😓💦
違っていたらご指摘下さい
モミジカラマツ(キンポウゲ科)
白い花びらのように見えるのは全て雄蕊
カラマツソウ、シキンカラマツ、アキカラマツなどよりより標高の高い亜高山〜高山に生育
ミヤマクロユリ(ユリ科)
単独でも投稿しましたが未投稿の写真から
お花畑は木道がありゆっくりとまわれます
平日だったので混み合う事もありませんでした
手前右は次のオンタデ
オンタデ(タデ科)
木曽の御嶽に生育するタデというところから
中部以北、富士山、北海道に分布する日本固有の多年草
亜高山〜高山帯の砂礫地に生息
土壌の移動が激しい所でも強く発達した地下茎を持っているため耐えられる能力がある
秋の種は雷鳥の好物だそうです
御嶽山に登った時沢山のオンタデを見ました
遥か昔、富士山🗻に弾丸登山(今はダメ🙅)
した時も見たな〜
ミヤマダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)
本州近畿以北、四国石鎚山、北海道、千島に分布する
多年草
高山帯の砂礫地などに生育
葉は奇数羽状複葉ですが頂小葉が大きく光沢があって
1枚の葉のように目立つ
これは木道から少し離れ、反対側の木道からは見られない所にありました
歩く人には見つけにくい場所です
写真に撮ったものの はて?わかりません
少し調べてみると
クロクモソウ(ユキノシタ科)でしょうか?
違っていたら教えて下さいねヨロシク
アオノツガザクラ(ツツジ科ツガザクラ属)
葉がツガに似ているところから
高山に生育する常緑低木
先月の御嶽山でみた写真を投稿しましたがここでも沢山見られました
ミヤマゼンコ(セリ科エゾシシウド属)
中部地方の亜高山〜高山帯の草地、礫地に生育する
在来種の多年草
ややこしい(苦手😅)セリ科です
まだ他のセリ科もありそうです
これも違っていたらご指摘下さい
キバナノコマノツメ(スミレ科)
お花畑の木道の下に小さな花が
(単独の投稿もしました)
この日会いたかったお花です❣️
お天気がよくなってきました〜
チングルマ(バラ科ダイコンソウ属)
高山植物の代表格の一つ 落葉低木
この日お花畑に沢山見られましたがピークは過ぎていたようです
この可愛いお花も人気者❣️
手前にチングルマの綿毛
後ろはハクサンイチゲの花後
やっぱりコバイケイソウの当たり年?
お花畑のコイワカガミは果実になっていたのが多かったので 終わってしまったのかと思っていましたが〜
コイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)
北海道〜中部、高山の岩橋や草地ハイマツ林に生育
イワカガミの高山型
6月に御嶽山で初めて見られ感激しましたー
ここでも可愛い姿が見られて再び感激❣️
ウサギギク(キク科)
高山の礫地や乾いた草地に生育
名前の由来は諸説あるそうで、
葉がウサギの耳に似ている、花びらの先が割れてウサギの耳のよう、兎が好むなど
私は自分で撮ったこの写真を見て葉がウサギの耳のよう🐇というのに 一票☝️
ミツバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)
在来種 北海道、本州中部以北の亜高山〜高山に生育
花が少しピンぼけですが三つ葉☘️が入っているので
漢方薬の薬草オウレン一族の一つ
イワツメクサ(ナデシコ科ハコベ属)
本州中部の高山に生育する多年草
花弁は10枚のように見えるが5枚で
1枚の花弁が深く裂けている
ミヤマアカバナ(アカバナ科)
高山の礫地に生育
ハイマツの下などに生える
花弁は紅紫色で長さ4ミリほど
お花畑ではなく 登山口に一つだけ見つかりました
たぶん歩く人は誰も気がつかなかったと思います
小さな可憐な花に呼び止められました
コケモモ(ツツジ科)
森林限界などの高山に生育する常緑の低木
地面を苔の様に這う事、実を桃に例えられての名
秋の赤い果実は甘酸っぱく雷鳥の好物のようです
シナノヒメクワガタ(オオバコ科クワガタソウ属)
本州(乗鞍岳、御嶽山、中央・南アルプス)
高山の礫地や草地、岩場に生育
ヒメクワガタの変種で蒴果の先がほとんどへこまないのが特徴
(ヒメクワガタの果実は先がへこむ)
自分的にはこの日会えて嬉しかった花の一つです💕
不消ケ池(きえずがいけ)
乗鞍岳唯一の氷食湖 北風に乗った雪が火口壁に囲まれた凹地に吹きだまり、その雪が年中消えない事から「不消ケ池」となずけられた
乗鞍の夏山の生活用水であるため立ち入り禁止となっている
コマクサ(ケシ科)①(ここのは少し色が濃い)
不消ケ池を見ながら富士見岳の登山口を目指しましたー
ここで初めてコマクサが登場❣️
他の植物が生育出来ないような場所を好む孤高の花❗️
厳しい環境は他の植物との競争が少なく太陽光線を
たっぷり受ける事が出来る
地上部は小さくても地下茎を長く伸ばしているので周囲の砂礫地は踏まないように注意する必要がある
コマクサ②
コウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)
北海道、中部地方以北の高山帯
湿った礫地や草地に生育
ウメバチソウの高山型
今年最初のウメバチソウはここで見られました〜
富士見岳頂上(2817m)
富士山🗻は見られませんでした
山道両脇のコマクサなどみながら直ぐに登れるお手軽な山です
見下ろすと今歩いたお花畑の木道が見えます
下山道では雷鳥を撮っている方々がいて
私も望遠鏡🔭をのぞかせてもらいました
可愛い〜〜😍と思わず声が出てしまいました
自分のスマホ(iPhone15pro)の望遠MAX(15倍)
で撮りました❗️コレで☝️限界だー😵
コマクサ③
下山途中の反対側にも
高山植物の女王様は気高く逞しく山々を
見下ろしています💕
下りてきた所にはハイマツの中にホシガラスがいました
名の由来は白い斑点が星のように見えるところから
ハイマツの実を食べるそうです💕
イワギキョウと鶴ケ池
ここにはチシマギキョウもあるのですがこの日見たのはほとんどがイワギキョウ
まだ早かったのかなぁ⁉️
ツボミの写真も幾つか撮りましたがその中に
あるかも❓なんて思いながら写真を見直しています
ホソバツメクサ(ナデシコ科)
高山帯の砂礫地に生える多年草
バス🚌を待っている時間です
バスターミナル隅の岩の脇にも可愛いお花が健気に咲いています
(ホソバツメクサかと思いますが違っていたら教えて下さい)
もう一度
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)
単独でも投稿しましたが未投稿の写真から
お花畑ではない道の脇にポツンと一個
たぶん誰にも見てもらってないと思います
少し前に投稿したこのミドリのハクサンイチゲ‼️
ラッキー✌️な事があるかもよ⁉️との事
もしそうならまとめの最後にもう一度‼️
皆さまにもおすそ分け〜💕
💚 💚 💚
見ていただきありがとうございました😊
長いみどりのまとめになってしまいました
滞在時間は決して長くはなかったのですが沢山の高山植物に会えました
載せていないお花もありますが記録として残しておきたいと思います
違っているものがあればご指摘下さい🙇♀️
高山は咲いているお花の種類は、どの山も同じなのですが、たたずまいや色など微妙に違うのが面白いです♪