美濃縞伝承会に参加して5年、今年は経糸、緯糸手紡ぎで反物を織りました
紡績糸とは違う糸の織りなし
ますます機織りが楽しくなっています💕
となると今度は藍染を自分でできないものかと、今年は蒅作りに挑戦してみます
6月11日(月)快晴
うちには畑が無いので
40分離れた実家の畑で父が面倒見てくれてる藍
1番刈りは7月7日と言われているけど
すでに大きくなってるから、刈らないと倒れちゃうし、虫がつくよと言われ刈り取りに行きました
柿の収穫コンテナにぎっしり詰めて4杯になりました
もう嫌になったね〜
いつまでたっても減らないね💦
お腹空いたね〜
まだ半分も終わって無いね…笑😆
ちょっと痴呆が入ってきた母とガレージの日影で椅子に座って藍の葉っぱ摘み
たくさんの事を話しながら、笑いながら、手仕事をいつまで一緒に出来るのか…。
今の時がいつまでも続くといいなぁと心に念じながらの楽しいひと時
田舎はいいな☺️のんびり、ゆったり
井戸水でジャブジャブ洗って
お庭中どこでも干せるスペースがあって
摘んだ葉っぱは水洗いしてムシロを敷いた上で乾燥させました(母の作業)
6月15日(金)快晴 1日目
きれいに乾燥出来たのが半分で1キロ程
半分は干しきれなくて生葉のままでしたが
母に任せておくのも申し訳ない💦
すでにコバエがたくさんたかっていたので、せっかく摘んだ努力を無駄にしたくなくて
この状態で発酵させてみる事にして持ち帰りました
藍生葉で2キロくらい
乾燥葉 400グラムくらい
水 1リットル
*本などの量とは違います
すでに傷んできた葉っぱもあったのでとりあえず発酵手順を確認する作業になればいいやと思って取り組みました
寸胴鍋に上部なビニール袋を二重にして藍と水を入れて揉み込み
ビニール袋の口を開けた状態で鍋の口を布で包んで蓋をします
軒下に置いて保管します
6月18日(月)曇り 4日目
最低19c° 最高26c° 湿度75%
毎日一回は蓋を開けて様子をみます
昨日は生葉の緑が目立ってましたが
今日はだいぶ黒い感じになってます
かき混ぜたのでフツフツ緑の泡がたっています
かき混ぜる時はビニールの上からだけど
葉っぱの質感は無くてしなやかに手が入る感じです
6月19日(火)曇り〜晴れ 5日目
最高気温 27℃
最低気温 18℃
湿度 61%
藍の温度 16℃
朝布を外すと表面に白カビが😱
腐敗臭は無いので全体をよく混ぜて様子見とします
発酵食品にはカビ生えてるものもあるし…
藍は混ぜるとワカメみたいな感じで、滑らかて混ざります
6月22日(金)快晴 8日目
最高気温 31℃
最低気温 19℃
湿度 30%
藍の温度 17℃
6日目辺りから熟したバナナのような匂いがしてきたが、今日はアンモニア臭がしている
葉っぱが溶けて茎のじくが目立ってきた
ビニール袋が青く染まってきたよ🤗
水分が多いのが気になる
6月27日(水)曇り 13日目
最高気温 32℃
最低気温 21℃
湿度 81%
藍の温度 20℃
表面に白カビだけでなくグレー、ピンクのカビが一面に広がってしまう
アルカリ性を高めるため楢灰を100g混ぜてみる
昨日は混ぜるとネットリ感があったが、今日は少し水があがっている
藍は煮た昆布の佃煮みたい
6月28日(木)曇り 14日目
最高気温 28℃
最低気温 26℃
湿度 83%
藍の温度 20℃
灰の効果あり‼️
カビが消えている
混ぜると黒光りする艶が出る
アンモニア臭(++) ハエが来ている
ビニール袋に藍色が着色している
7月2日(月)曇り 18日目
最高気温 32℃
最低気温 27℃
湿度 30%
藍の温度 20℃
混ぜると深い緑で艶がある
もったりしてきた
佃煮状態
アンモニア臭(++)
7月4日(水)雨 20日目
最高気温 27℃
最低気温 26℃
湿度 85%
藍の温度 19℃
小寒い日
昨日くらいから、混ぜるとシャビッとしてきた
表面にグレーのカビが出てきたので楢灰を混ぜ込む
抵抗なくシャビシャビになってきた
以降雨が続き、気温も藍の温度も上がらず変化なし
7月12日(水)晴れ☀️ 28日目
最高気温 34℃
最低気温 28℃
湿度 72%
藍の温度 21℃
梅雨が明けて毎日30℃超え
温めた方がいいから庭のステンレス槽に置く事にしました
水分が少しずつ蒸発していかないかなぁ〜と期待しながら😊
7月18日(水) 快晴☀️ 34日目
最高気温 39℃
最低気温 32℃
湿度 62%
藍の温度 26℃
ステンレス槽に移動させてから藍の温度が5℃以上あがりました👍🤗
もうすっかり固体のものはなくてドロっとした液体です
このまま乾燥したら蒅になるのかなぁ…
7月23日(月)快晴☀️ 39日目
最高気温 39℃
最低気温 26℃
湿度 37%
藍の水分はなかなか減らないし、なんといっても液に染める力が無ければ意味がないので、試し染めをしてみました
木綿の絞り染め
液をコップにすくってドボンと漬け込み
出しては空気にさらす
空気にさらしても色の変化がないので力がないってことかな😢
何度空気にさらして、また液に漬けてを繰り返してみてもあまり変化がないので
還元剤のハイドロコンクを入れてみました
本来なら、入れた途端に発泡するくらいに泡立って、緑の液面が黄色くなるのにこれまた変化なし💦
でも液に漬けた木綿は多少青みが強くなったかなぁ
空気にさらすと青く染まっているのがわかります
なんか生葉染めの色とあまり変わらないなぁと、藍色に染まるのを期待していたのでちょっと残念😅
これが乾燥させた時の色
上手く絞りは出来たね💓
色合いは生葉染めと変わらないけれど
藍の温度も上がらず、発酵できてないから
それは仕方ないのかもしれません
でも考えようによっては
生葉染めは採ったその時直ぐに染めないと色が出ないのに、この液を使えばいつても生葉染めと同じ色が出せるのはラッキーな事👍
乾燥葉の蒅を作り始めたのでもう捨ててしまおうかと思ったけど
もう少し残しておいて、絞り染め楽しもうと思います
40日あまりに及ぶ実験でしたが、藍の蒅はやはり乾燥葉でないと上手く出来ない事がわかりました
今、乾燥葉で蒅作りを始めています
こちらはまだまだ継続中
みどりのまとめを更新していきます😊
色々な段階で、大変な作業が
必要なんですね
楽しみですね🎶