100均にかわいい陶器があるのに、陶器に底穴をあけるのはなかなか難しい。でもこれならキレイに空けられます!
陶器に底穴を開けるのは…
普通の金属用や木工用のドリルビットでは全く歯が立たない陶器。
ダイヤモンドのドリルビットだと空く、という話はありましたが、動画など見ると開けるのにかなり時間がかかっているようで、あきらめていました。
しかし、多肉動画のba-channelで、さくっと陶器に穴を開けているのを見て、同じドリルビットを買ってみました!
詳しくは写真の動画を検索してみて下さいね。
買ったもの
baさんと同じ、新潟精機の
『電着ダイヤモンドコアドリル 12mm』
を買ってみました。
Amazonで1591円と割とお手頃です。
もちろん、これをつける電動ドリルは別に必要です。それなりのパワーがあるものをおすすめします。
うちはBoschのGBM10 RE/N を使っています。
穴を開けるもの
穴をあけてみるのは、全部セリアで買ってきた食器です。わりと薄いもの、厚いもの、いろいろ買ってみました。
私が買ったドリル径が12mmなので、あまり底が小さすぎるものは難しいでしょうね。
ドリル径はいろんな種類があるので、自分の使いたい陶器に合わせた大きさを選ぶといいと思います。
今回は『陶器』だけを選んでいます。
白くて固くてつるつるした『磁器』は、陶器よりも硬いので難しいかな?と思ってやっていません。
磁気と陶器の違いには気をつけて下さいね。
手で持ってやると…
baさんの動画でやっていたように、最初は手でドリルを持ってやってみまして、いちおうできたのですが、ひとりだと陶器の固定をしながら穴を開けるのが、なかなか難しいです。
動画ではbaさんにはできないので、ダンナ様にやってもらった、と言っていたので、力のある男性ならそんなに難しくないのかな?
私は、ちょっと前に買った秘密兵器、ドリルを固定できる『SK11 垂直ドリルスタンド』を使ってみたら、そのほうがはるかに楽でした。
なのでそのやり方を書きますね。
垂直ドリルスタンド
前述の通り、私はAmazonにも売っている(ホームセンターにはあまり置いていません)垂直ドリルスタンド、SK-11にドリルを固定してやることにしました。
いつもはこれに、超硬ホールソーをつけて金属缶に底穴を開けるのに使っています。
手順
まず、陶器の裏に幅広の両面テープを貼ります。コアドリルにも両面テープが付属してきますが、3枚しかないのですぐになくなってしまいます。
普通の幅広両面テープで大丈夫です。
コアドリルに付属している金属のガイドを、穴を開けたい部分に貼り付けます。
あとから写真を撮ったので、すでに穴が空いてますが💦
本当は、穴を開ける前に、内側に
養生テープをしっかり密着させて貼ります。
これは、中の釉薬が割れるのを防ぐためです。それでも多少は割れますが、貼らないよりは貼ったほうがだいぶマシになります。
コアドリルの中にあるスポンジに、水を含ませます。ドリルの摩擦による過熱を防ぐためです。
ドリルを固定しているのを外すのが面倒なので、私は注水ボトルを使いました。
あとは、ドリルをガイドに沿って入れて穴を開けます。
baさんの動画ではわりとすぐに開いていましたが、私は1分くらいかかりました。
垂直ドリルスタンドの構造上、ドリルの回転のスイッチを入れてからドリルの歯を下ろすとずれてしまいそうなので、先にドリルを降ろしてガイドにドリルビットを挿し込んでからスイッチを入れるようにしました。
あまりドリルビットが過熱するとよくないので、途中で一回外して、粉をはたいてドリルビット内に水を足したりしています。
どのくらいの時間なら回転を連続して大丈夫なのか、まだ私も加減がつかめていません💦
無事に穴があきました!
最初のうちは、内側に養生テープを貼らなかったので、釉薬の割れが大きいです。
ハート型とピンクのマグカップ、右上の白のそば猪口がそうですね。
残りの2つは養生テープを貼ってやったので、わりときれいに空いてます。
裏から見るとこんな感じ。
どれもかなりキレイに空いてます。
終わりに
陶器への穴あけは、ポンチを使う方法もありますが、とてもキレイにあくとは言い難いようです。
個人ならともかく、お店で売るものにはちょっと使えないな、と諦めていましたが…
これならわりと簡単に、キレイにあきます。
ドリルやドリル台などの初期投資は必要ですが、一回入手してしまえば、ほぼずっと使えます。
(ただし、ドリルビットは消耗します)
たくさん鉢を使いたい人にはかなりオススメです👍
しかもそんなに時間がかからないのが
すごい‼️
鉢にしたら可愛いなーって思う陶器ありますよね
これがあったら一発で鉢にできますね✨
穴の大きさもいいしね🍀
100均の器に穴あけて販売してほしいわ✨