散歩道でよく見かける「ヤツデ」の花だけど、全体花序の花は一斉に咲くことはなく、円錐花序て咲くルールが存在しているとのことを初めて知った💦小さな花は、雄花→雌花へ性が変わる両性花だった。又、葉っぱの切れ込みて出来る小さな葉は奇数で7か9が大半だけど、稀に5か11のケースもあり面白い植物です。チョットみてみよう🎶🎶
2022.11.5
蕾も次々と現れる
早いのは沢山の蕾をつけている
全体が円錐の形から円錐花序と呼ばれる
11月13現在
随分と咲いています
上から下へと咲きます
咲くルールが存在していた💦
知りませんでした💦
11月28日 現在
真ん中の花序(1番頭部)の雄しべは散って雌花に変化している
下の花序は蕾もあります
一斉にには咲きません
チョット分かりにくい💦
⬇️図で見てみる❗️
◉ヤツデの開花のルールは次の概略の様です。初めて知りました💦
一斉に咲かない訳があったんですね〜🎶
◉開花の順は
→花は、果軸から枝分かれの少ない小花序(花が球形に形成した部分)から咲始めます。果軸の赤が1番となる・・
◉赤🔴→青🔵→緑🟢の順に咲きます
小花序の中では、根元に近い方から咲きます。
両性花であることから、雄性期→雌性期となる
つまり、赤🔴雄性期→赤🔴雌性期
青🔵雄性期→青🔵雌性期
緑🟢雄性期→緑🟢雌性期
順番に咲く事で雌花は後から咲く雄花から受粉する、タイムラグは自家受粉を回避する工夫かなぁ
でも、1番最後に咲く緑🟢の雌性期の花が咲くとき雄性期の花がないので花粉を運んでもらえない💦
実は、枝分かれした小花序の最後に咲く小花序は、雌性期はなく、雄性期が終わると枯れてしまう
なんとも賢い無駄のない生殖メカニズムですね🎶
真上から見たら
中央の小花序は、雄性期→雌性期に
下部分の小花序は、雄性期だ
◉雄性期の小花序です
媒介者の蝿でしょうか?
雄しべの蜜を吸って動き回ります
拡大してみるとわかる
蝿が蜜を吸って動き回り腹に花粉をつけて雌蕊の蜜を吸いに飛んでいく事で受粉の仲介役の蝿なのですね🎶🎶
蟻🐜は蜜を吸って動きますがそれだけで仲介役はしない。
白い花が開き終わると花盤がオレンジ色系が目立つ様になり雄しべは落下する
花には5枚の花弁があり、芳香を放つ。
キンバエやハナアブなど虫が集まる
蟻も🐜います
散り始める
◉雄しべも散って、雄性期がら雌性期へ移行します
◉雌花の花柱が現れる
◉雌性期です
真ん中に5本飛び出ているのが花柱です
雌蕊も蜜を出して虫を呼びます。
花粉を運んで付けてもらいます。
早く雌性期に入った小花序は緑色になってきた
◉花の後に出来る果実は直径5ミリほどの球形で、緑から紫がかった茶色、そして黒へと変色しながら翌春にかけて熟していく
◉両性花になる花は、現実には上部の花序で、下部の花序が咲く頃は朽ちるケースが多いらしい。💦
雄性期から雌性期へ移行に失敗して枯れる事もあるらしい。
◉復習です
咲く順番を枝で見てみるとよくわかる
この枝は、咲く順番がよくわかる
1番頭部の花序は→雌性期に移行中です
2番目の花序2個→雄性期です
3番目こ花序2個→蕾です
拡大して
1番頭部の花序は、雄花が散って雌花に変化しています。その途中です
2番目は、雄性期で蝿が蜜を吸って動き回っています
1番下の花序は、雄花が咲き始めたばかりです。花弁も識別できます。
蕾がまだほとんどの状態です
こんな感じで
要は、果軸に近い花序から咲くという事だなぁ❓枝分かれしても同様のルールだ。
花粉の媒介者→蝿?
動き回っています
飛んで逃げました💦
ヤツデの葉はどうかなぁ❓
◉「八つ手」との名前だけど、葉っぱは8つには裂けない。7つか9つに裂ける事が多い。稀に、5つや11裂となるが、いずれも奇数である。まぁ、縁起担ぎと単に「たくさん」の意味合いからヤツデになった。
◉学名は、Fatsia. japonicだか、fatsiaは、「八手(ハッシュ)」が転訛したものとされる。
11裂を探してみよう❗️
ありました❗️ 11裂です
ありそうで見つからないです♪
以上、2022/11/29. ヤツデ談義でしたー
この雌花の後(雌性期の終わり)には果実ができる。
翌年4〜5月 黒紫に熟す
これから追っかけます。11月29日
12月13日 雨後のヤツデ
水滴💧が
⬇️
12月13日 雨後のヤツデ
分岐した枝の蕾はまだ咲かない
法則通りやなぁ
水滴💧が頑張ります
まだ落ちません
落ちる直前ですねー
落ちます💧
落ちました
わかりにくいですが💧落ちた💦
何の実か分かりませんが絡んでいます
2022/12/13. 雨後のヤツデ
寒くなりましたね、師走です!
実感ありませんが…
ヤツデの開花は晩秋なのですね。
知りませんでした~💦
雌雄同花って、次期で変身することだったんだ😵
お花が匂うことも知りませんでした💦
またまた勉強になりました😊
意外に驚くことが多かったです🎵