コチレドンはほとんどが春秋に成長して夏と冬は休眠する春秋型です。特に福娘やふっくら娘、銀波錦などは夏の暑さに弱く、5月頃から暑さで葉が落ち始め、7~8月には茎だけの棒のようになってしまうことがあります。大きさは最大でも50cm以下、通常は10cm程度です。長く育てていると根元が幹のようにがっしりしたり、子株が育ってきたり、ベルのような美しい花が咲くようになります。他の多肉植物は紅葉したり葉の付き方が変化することがありますが、コチレドンは一年中、色や姿が変わらない種類が多いです。もともとはアラビア半島や南アフリカに生息しています。
うさぎ耳シリーズ
「ゴールデンラビット」
写真は2023.1.15
「月兎耳」
その名前にもある通り、ふわふわしているうさぎの耳にも似た葉っぱが特徴的な多肉植物です。葉っぱや茎の部分は細かなうぶ毛で覆われているので、見た目は白っぽい葉っぱになっています。
写真は2023.1.15
「福兎耳」
全体が白い毛で覆われていて毛並みが最も細かい。月兎耳とは異なる種で、月兎耳のように木質化はせず背は高くならない。
写真は2023.1.15
熊童子
熊童子(くまどうじ)は、産毛に覆われた肉厚な葉っぱと、先端のギザギザした部分が爪のように見え、まるで熊の手のような可愛らしい見た目が人気の多肉植物です。花はオレンジ色のベル型の花が咲きます。
写真は2023.1.15
熊童子錦
2023.1.15
子猫の爪
子猫の爪は、葉っぱはやや細身で小さめですがぷくっとしていて可愛らしいです。
人気の「アニマルシリーズ」で、その名のとおり子猫の手をイメージしてついた名前でしょう。
葉っぱの先端がギザギザしていて全体的に産毛が生えています。
『熊童子』の変種で、葉っぱの先端のギザギザが熊童子に比べて少ないのが特徴。
写真は2023.1.15
だるま福娘
名前にぴったりなふっくらとした白味がかった葉をもつ多肉植物・福娘。春には上に向かって伸びた茎から、釣り鐘型の花を咲かせます。花びらの先がくるりと巻かれているのも乙女の髪のようで可憐です。
写真は2023.1.15
ペンデンス
丸い葉がかわいいコチレドンです。茎が這うように伸びて、大きな赤い花が咲きます。夏は強い日差しを避け、半日陰で管理しましょう。
写真は2023.1.15