デンドロビウム リバティスマイル ホホエミ
Den.Liberty Smile’Hohoemi’の無菌を播種の記録です。
何故始めたのか
無菌培養に興味を持ち、2020年12月成長の早いミニ胡蝶蘭の交配にチャレンジ。
子房が少し膨らみましたが枯れました🥺
2021年3月3日に咲いたデンドロビウム リバティスマイル ホホエミの花。
この時は種子が出来るとは思っていませんでした。
2021年5月3日水遣りの時に種子発見。
恐らく自家交配だと思います😊
胡蝶蘭で無菌培養のスイッチが入っていたので大歓迎でした♪
2021年7月25日順調に大きくなってます。
2021年8月24日順調です🎶
初めてなので、色々調べました。
いつ頃播いたら良いのか?
山本デンドロビウムさんのHPを参考に、7ヶ月〜10ヶ月の間で、鞘が弾ける前に播くそうです。(雑菌が入らないように)
3月に交配出来たとして、10月頃かな🧐
2021年9月15日もう少し。
ネットで勉強を始めたました📚💦
培地は、微分ハイポネックスのデンドロビウム培地を参考にしました。
培養方法は、啓林館さんのHPより、長崎県立長崎南高等学校さんの「菊の花弁培養」が参考になり、何度も読み返しましたよ🙇
段ボール無菌箱、100均の除菌スプレーなど、身近な物で出来ると分かりました😊
他にも、
「パフィオペディルムの交配と無菌養」
「初めてみよう組織培養」
「キッチンでできる植物バイオ入門」
を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます😊
2021年10月14日
材料を買い揃え、そろそろ開始です。
2021年10月14日
用意した道具。
1番高かったのは微分ハイポネックス😄
作業ボックス。
段ボールの中にビニールを内張し、腕の通す穴を作りました。
天面は明るく見えるようにカットしてます。
無菌保管ボックス。
段ボールにビニールを内張し、一時保管ボックスを作りました。
中に殺菌剤を噴霧し、横から出し入れして使います。
中に瓶を入れたら輪ゴムでビニールを閉じます😄
作業ボックスと保管ボックス
こんな感じです。
培地作成
1976年京都大学狩野氏のデンドロビウム無菌播種用をトレースさせて頂きました。
微分ハイポネックス 3g
リンゴジュース 100ml
グラニュー糖ジュースの分含めて35g
寒天 15g
水 900ml
培地を瓶に入れてアルミで蓋
圧力鍋で殺菌
2021年10月19日培地の作製と保管
①瓶と蓋を圧力鍋で15分殺菌
②材料を鍋に入れ、湯煎して溶かす。
③瓶に入れ、再度圧力鍋で殺菌する
④無菌箱に殺菌剤をスプレーし、冷めるまで保管する。
2021ねん10月28日播種
種子をカット✂️し、表面をバーナーで焼いて、殺菌剤で消毒した後、同じく消毒したカッターで縦に切りました。
種子はまだ黄緑色です。
蘭の種子は単独では成長出来ず、蘭菌の手助けが必要だそうです。
今回は無菌培養🧫で芽出ししてみます。
2021年10月28日 種子
カットした状態です。
種子は数十万〜100万あると言われています。数えられません😅
2021年10月28日播種
アルミで蓋をしていた瓶に種子をパラパラと蒔きました。
その後またアルミで蓋をして輪ゴムで止めました😊
全部で9瓶あります。
2021年11月8日コンタミ発生
雑菌が繁殖しました(コンタミネーション=コンタミ)😱
空気中の菌が入り込み、繁殖します。
早めにあきらめて、中をバーナーで焼き、殺菌液を振りかけ、殺菌した後に廃棄しました。
2021年11月23日 緑色になって来ました。
プロトコームかな?
2021年12月1日 ここまで成長した。
約1ヶ月で緑色の粒々が増えて来ました。
2021年12月8日 コンタミが続いたので、花友さんからアドバイスを頂き、より外気との遮断を行いました。
アルミの蓋だけでは隙間や破れた所から菌が入る可能性あり。
・上からラップをかけて、輪ゴムで止める。
・袋に入れて殺菌剤をシュッと振りかけ輪ゴムで止める。
・それを100均で購入した半透明のプラボックスに保管😤
お陰様でコンタミ発生が止まりました👍
現在9瓶→5瓶が残ってます。
2022年1月1日約2ヶ月経過
粒々が増えてます。
芽や根が出ず、粒々がモリモリになって来ました。
2022年1月22日 約3ヶ月経過。
他の瓶も、根や芽が出ずモコモコになって来ました。
アドバイスもあり、次の段階の準備を始めました。
2022年2月6日 更にモコモコになりました。
無菌播種の記録は終了します。
次はステージ2、継代培養に続きます。