今は亡きクレマチス界の重鎮、竹内 博 氏と知り合ったのは今から15年+数年前…
Yahoo!掲示板がまだ盛んだった頃のクレマチストピでお悩み相談にも解りやすく詳しく説明してくれてたのがローランと名乗るこのお方でした♪
その頃、日本クレマチス協会の会長なんて事は全く知らず(本も持ってたのにw)、本名も知らずハンネで掲示板やメールでのやり取りの関係で師匠って呼んでたし今も師匠♪w
自分が本籍にしてた四文字熟語的な言葉遊のトピにも来るようになったりして(最初、師匠がクレマチスで検索してHITした自分が本籍に投稿したクレマチスの話題を覗いてコメント残してくれたのが最初のきっかけだったかな?)、自分のおかんが九州の炭鉱出身で塩鯨は自分も子どもの頃から食べてて、塩鯨の話題を出したら師匠は昔捕鯨船に乗ってたと知り、美味しい鯨の種類は?なんて話題もあったりw
(でも師匠は馬刺しは食べれないとかw)
師匠とは植物以外の話題て盛り上がったり、旦那がオフ会で一緒に関東行った時、別行動した時間帯に師匠が筑波の植物園のクレマチスコーナーを案内してくれて特別講義までしてくれちゃったり♪w
とても気さくでアクティブでクレマチス以外にも沢山の事を教えてくれた師匠でした♪
クレマチスの苗木も送ってくれて、その中に掲示板で師匠が教えてくれた誘引に便利な村山さんの輪が青い容器にいっぱい入ってて、この容器と師匠がくれた銅線の輪(勿体無くて残りは使えないょ〜w)は今も大切にしてます♪
師匠からご縁で頂いたクレマチスは、妊娠後期で引越し、出産、その直後に2号の先天性の病気が見つかりバタバタ過ぎて手が回らずに枯らしてしまったり、生き延びた株も新居でネマトーダ被害が酷くて自然消滅してしまったけど…
(´;ω;`)ウウッ…
師匠の形見はクレマチスの知識、思い出、村山さんの輪と黄色の姫睡蓮ピグミア・ヘルボラがあります♪
(※師匠は学名をラテン語読みする方だったので、ピグミア【Pygmaea Helvola】での検索ヒットは少ない、ピグマエア ヘルボラ または ピグメア ヘルボラで検索するとHIT数が多いです)
思い出話しな前置きで長くなってしまいましたが…
昨年からまたクレマチスを育て始めたので、師匠が教えてくれた【村山さんの輪】を紹介したいと思います♪
※昔みたいにアホみたいに種類増やせないから…w
クレマチスはお気に入り品種厳選してリベンジです♪
クレマチスの誘引シーズン!
クレマチスの誘引シーズン、3日も放置すると葉っぱの蔓がお手て繋いでこんがらがってるしっ!
そのまま放置しても良いけれど、冬の剪定や蔓の巻き直しが必要になった時にもぅ大変〜っ!!
オ-ノォ-ウッ!!((유∀유|||))
…なんて経験された方も多いハズ…w
新枝咲きの系統・品種なら2月の剪定で根元からバッサリ!とカットしちゃうから、植えた場所、自由に伸ばして良い環境なら誘引作業もそんなに必要ないけど、旧枝咲きは剪定&植替えシーズンで大変だった経験上、特に鉢植えの場合は誘引作業が重要(手入れの時間がある方は絡まった蔓が硬くなる前に解いてあげた方が剪定の時に楽!)だと思います♪
主な剪定基準は…
■新枝咲き = 強剪定
■新旧両枝咲き = 中剪定、任意剪定
■旧枝咲き = 弱剪定
で、昔やってた時に他にも系統ごとにある程度覚えたけど、ブランクが長すぎて記憶から垂れ流れて何処かに行ってしまったし…
ブランク期間中に変更された内容もあるかもしれないので…
及川フラグリーンさんのHPが解りやすく書いてありましたのでリンク貼っておきます♪
https://ofg-web.com/05clematis/clematis01-00-00.html
https://ofg-web.com/05clematis/clematis02-3.html
①村山さんの輪に必要な材料!
・アルミ線 太さ1mm(太くても1.5mm以内)
・ 細マジックなどの棒状のもの)(太さ1cmくらい)
・ニッパー
・保管容器
これだけでぇ〜♪
オ━━d(*´Д`*)━━ッケ!!
②作り方
②-1
棒状のものにアルミ線を巻いては詰めて〜巻いては詰めて〜♪
ひたすらグルグル作業〜♪
※タブレットペンと赤色鉛筆は太さ比較に置いてあるだけですw
②-2
ギューっと詰めながら締め上げたらこんな感じに♪
この後の作業の邪魔になるので画像の状態になったら残りのアルミ線は適当なとこでカットして、棒から螺旋状に巻いたアルミ線を抜き取ります
②-3
後は◯い輪になるようにニッパーでカットするだけ!
簡単でしょ?
(。 ー`ωー´) キラン☆
②-4
右の輪っかが今回作ったもの
内径 約11mm、外径 約13mmのサイズになります♪
今回紹介してるのはクレマチス用としてですが、クレマチス以外にも使えますし、モッコウバラなどのもう少し太い蔓に使ったりするなら太さ2mmのアルミ線で巻きつける棒の径を太いものにして作るなど応用はできるかと思います♪
②-5
作ったら容器に保管〜♪
今回作った太さ1mm(手前)と以前作った太さ2mm(左上)はアルミ線で、柔らかいので開閉が楽にできます
太さ1mmでもクレマチスの誘引には勝手に広がって外れる事も無く問題なく使えてます♪
右上は師匠が送ってくれた1mmの銅線のもの!
アルミ線より少し硬くて開閉時抵抗感があります
最近銅線売ってるの見かけなくなったような!?
(北京オリンピックか何かで中国がレアメタル集めだした頃から取り扱ってるお店が減ったような気がするのは気のせいか!?w)
何故アルミ線ではなく銅線で作ると説明してくれたのか師匠に聞くの忘れたけど…聞いときゃよかった…w
銅はナメクジ避けになるし(うちの庭の鉢植えの鉢底ネットは銅のものを使ってる)、師匠は所有品種や鉢数もかなりの数だったろうから、ナメクジ対策も兼ねて銅線で作ってたのかもしれないな〜♪
③使い方
③-1
はい、村山さんの輪を使いますょ〜♪
【開く】と【広げる】で違いを説明してあるので注意して読んでくださいね♪
輪を開く時はU字に広げるのはNG!
(; ・`ω・´)ナン…ダト!?
ハンドメイドとかで丸カン扱ってる人ならすぐ解ると思いますが、U字に広げるのではなく、◯の状態をキープしてカット面を左右にひねって(ずらして)開きます♪
(U字に広げちゃうとアルミ線がグニャって元に戻した時にカット面がズレて隙間ができちゃうんですょ〜!)
③-2
蔓と支柱などをリングに通して〜♪
③-3
また左右にひねって閉じるだけ!
(アラ簡単〜♪w)
③-4
こんな感じで今回作った径(約 外径13mm、内径11mm)ならリング支柱も細いリングのワイヤーだけではなく支柱にも固定できますし、蔓同士でも固定できます♪
外す時ははめる時と同じように輪を捻って広げて外してあげてください♪
線がぐにゃぐにゃにならない限り何度でも繰り返し使えますょ〜♪
他にもトレリス、フェンス、ネットなどにも使えますし、他の植物にもアルミ線の太さや巻きつける棒の太さを変えて大きなリングにすれば太い蔓ものにも使えますので活用してみてくださいね♪
おまけ
最後までお読み頂きありがとうございました♪
(人´ω`).ア☆.リ。ガ.:ト*・ゥ♪
師匠から教えてもらった村山さんの輪が、クレマチスを育ててる皆さんの便利グッズとして広まってくれたら嬉しいです♪
クレマチス 、ロウグチ育てるのが夢です😁✨
あの濃い紫と形、サイコーです💜