ビルベルギアを育て始めて一年が過ぎ、自分の考えていた以上に順調に育成することが出来ています、たぶん(^.^
思っていた以上に育ち、思っていた以上に子株を増やし、株数も順調に増えています。中には、自分の育成環境で一から育成し育った株も増えて来ました。
そこで、自分が考えていたのとちょっと違う!と、いくつか思っていることのひとつに「太く育たない!」ということがあります。
ビルベルギアを育成している方に伺ったり情報を漁ってもなかなか解決できません。
しかし、先日ちょっとしたヒント(というか思いつき?!)が見つかったので、それを試してみようと思います。
※ 今回の「みどりのまとめ」は今まで僕が投稿してきたまとめとはちょっと違い、何かを解決する類のものではありません。
内容をざっくりと説明すると、
・植え込み材をバークチップ単用にすれば太く育つ?!
です(^.^
その実験をするにあたり、その前提をまとめて実験開始を宣言するだけです。もちろん結果が出たら(または途中経過や何かの変化が出たら)投稿いたしますが、今の段階では結果が出ていません。それを前提にお読みいただければと思います。
この写真はBillbergia ‘Tequila Sunset’です。うちではよく増えてくれる優良種です。もともと5株の群生株を入手し、今では13株ほどに増えています。
もちろん品種にもよるのですが、なぜかウチの株は株元が太く育つ株がほとんどなく、他の方の写真と比較してもその傾向が強いなと思っていました。
そこで今回実験をする事にしました。こういう時は余剰株があると助かります(^.^
まずこの写真をみてください。これは先日親株から独立させたビルベルギア ‘ディッピン ドッツ’の株元と根の様子です。
バークチップのみで植えて一年ほど経ちますが、子株を独立させるために株を抜こうと思いましたががっちりと根鉢になっており、鉢を割りました(^.^
ビルベルギアは育成には比較的根の重要度は高くなく、ここまでしっかりと根を張ることは稀です。
しかしここまで根を張ったこのディッピン ドッツは株元が太く育っています。がっちりと根を生やし植え込み材を掴み自身を固定することで太く育つことが出来たのでは?と(短絡的に)考えました。
そして、先のテキーラサンセットとの育成の違いは、ディッピン ドッツは
・植え込み材がバークチップ単用である
ことだけ。テキーラサンセットは
・植え込み材が水苔単用
です。
ってなことで、バーク単用でビルベルギアは太く育つ!という実験です(^.^
さて、テキーラサンセットの株を植え替えの前にチェックします。
なぜこの株を選んだのかといえば、ちょうど植え替えが必要な株だったから。子株を複数出していますが、その子株のひとつが鉢に当たりそうです。
このまま育つと形状だけでなく育成不良になるかもしれません。ってなことでこの株を実験株に決定。
関係ありませんが、この株は葉に変な模様が出ています!最初は斑入りか?!と思いましたが、そんなことはありませんでした😖
根の様子も悪くなく、うまく植えてあげればすぐに動き出しそうです。
そして子株も立派で期待できそうです。
もしかすると、実験に品種の差が出るかもしれないので一応別品種も実験に参加します。
これも余剰株のBillbergia ‘Poquito Blanco’
同じぐらいの大きさですが、親株がクタクタでちょうど植え替えを予定していた株。
子株や孫株が植え込み材から浮いてしまい根を出しています。
もう親株は引退ですね。こちらも根に問題はなく親株からの切り離しも問題なさそうです。
バッサリと消毒済みのハサミでカットし植え込むだけでOK!
ここでもうひとつ実験を思いつきました
先程の根鉢状態の株のようになるのであれば、いつものように素焼き鉢に植えるのではなく、普段養生用に使うスリットプラ鉢だともっと綺麗に根張りし、さらに太さに違いが出る?!
ということで、もう一株追加(^.^
こちらは3株の群生株です。ちょうど先程の実験株と同じように子株が出ている株がありました。
この株、よく見るともうひとつ子株が出そうです(^.^
ってなことで、この株はスリットプラ鉢に植え込みます。
あ、また関係ありませんが、この写真の右端の株の中ほどに葉の傷みがあるのがわかるでしょうか?
これ、確かハダニの被害です、多分(^.^
それかコガネムシの被害のどちらかだったはず、多分(^.^
で、実験に戻りますが今回の植え込み材にはバーク単用ということですが、ウチの地域には細かいバークを単用で購入出来るところがないので、ホームセンターオリジナルのこちらを使います。細かいバークチップにココハスチップが混ぜ込んであるなかなかの優れもの😋
ひたすら押し込んで終了です
植え込み材どうしの隙間がかなりあるので、株がぐらつきますがそれほど時間をかけることなく根がバークチップを掴むのであまりきにしません。
掴んでしまえばビシッと固定します。
スリットプラ鉢、素焼き鉢、どちらの株も3.5号鉢でバークチップ単用植え!
これで太く立派な株に成長するかどうかの実験です。確か、ブロメリアハンドブックで藤川さんも、バーク単用を勧めていたと思います。
ついでに子株の成長にも差が出たら面白いですね(^.^
もう一株の別品種の実験株も同様にバークチップ単用でスリットプラ鉢に植え込みました。
さて実験スタートです。
これで明確にバークチップ単用が生育が良ければ画期的ですね❗
そうじゃなくて違いが見れて楽しいし勉強になります🎵