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アロエ・プリカティリスは、原産地が中東・北アフリカの、トゲがない種類のアロエです。葉の形に特徴があり、根元より細長い葉が扇のように広がって生えています。夏から秋の季節になると、橙赤色の花が咲き鑑賞することもできます。インテリアとして人気がある品種の、アロエ・プリカティリスの育て方を説明します。
アロエ・プリカティリスは日当たりの良い場所で育てるのがいいですが、雨が降らない環境も大切なため、室内で育てるといいでしょう。ただし、直射日光は葉が焼けたりして変色の原因になるので、室内でも窓際のすぐ近くなどには置かないで下さい。
アロエは葉に水分を貯めているので、水を与えすぎると根が腐りやすくなってしまいます。そのため、アロエ・プリカティリスへの水やりのタイミングは用土が乾いたらで大丈夫です。鉢の底穴から水が出てくるぐらい、たっぷり与えてあげましょう。
アロエ・プリカティリスへは、用土に緩効性肥料を少量混ぜて与えてあげましょう。
アロエ・プリカティリスを育てる用土が水分を含みすぎると、根腐れの原因になってしまうため、水はけのいい土にすることにしましょう。
自分で用土を配合できない場合は、園芸店などで販売している、多肉植物の土やサボテンの土を使用して育てます。自分で用土を配合したいのであれば、赤玉土の小粒タイプに、小粒の軽石を混ぜて配合して下さい。
アロエ・プリカティリスは成長すると、鉢の中が根でいっぱいになってきます。そのような状態になったら、根腐れを防ぐためにも一回り大きいサイズの鉢に植え替えましょう。
アロエ・プリカティリスの増やし方には、「葉挿し」という方法が一般的です。葉を切って植木鉢に挿しておくだけで、手軽に増やすことができます。株が大きく成長して管理が大変になってきたなどの理由で、葉挿しを行うのも良いでしょう。
アロエ・プリカティリスには、基本的に害虫はあまり付かないです。
ただし、風通しが悪い環境で育てると、まれにカイガラムシが発生します。数が少ないのであれば歯ブラシや柔らかい布などで、やさしく拭いて落としてあげて下さい。いっぱいついている場合は、カイガラムシやアブラムシ専用の殺虫剤を使用します。
アロエ・プリカティリスを室内で育てていけば、生育管理は難しくないですが、水を与えすぎないように注意しましょう。直射日光の場所は避けて、ベランダやお庭に出したい場合も、夕方には室内に入れて下さい。
また、アロエ・プリカティリスは低気温は苦手なため、冬の寒い季節は外に出さない方がいいです。
水やりが少なくていいので、管理が楽な植物です。トゲがないため、小さなお子様がいる家庭でも、インテリアとして飾ることができます。水の与えすぎに注意し、気温が低い冬の季節は、気を付けて育てましょう。
※トップ画像はcasaさん@GreenSnap
GreenSnap編集部