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マサイの矢尻は、別名セネキオ・クレイニフォルミスといい、葉や茎が厚く多肉化したセネキオの仲間です。南アフリカ原産のマサイの矢尻は、葉先に切れ込みがあって内側に巻き込むようにクルッとしている葉っぱが特徴的です。
ここでは、そんなマサイの矢尻の育て方をご紹介します。
マサイの矢尻は日当たりがよくて風通しの良い場所を好みます。
夏場は半日陰を選び、冬場は日当たりのよい室内に置きましょう。ただし冬場も日当たりは大切なので、室内に置いていてあまり日が当たらないのは困ります。屋外で日に当てることも大切です。
マサイの矢尻はもともとは南アフリカの乾燥した土地に自生している植物ですので、乾燥には強いです。鉢土が乾いたら水やりする程度にしましょう。乾燥気味に育てると、葉っぱが短くなります。
真夏や真冬は、水やりを控えめにしましょう。
マサイの矢尻には、5月から6月頃に、薄めた液肥を月1 回ほど与えるといいでしょう。
マサイの矢尻を育てるときは、水はけのよい土を用いましょう。市販の多肉植物用の土でOKです。
マサイの矢尻の植え替え時期は、4月から5月頃が適期です。根っこがとてもデリケートなので、植え替えの際には、ダメージを最小限にするため、根っこを乾かさないようにして植え替えましょう。
マサイの矢尻は、挿し木で増やすことができます。まずは挿し穂をカットして、切り口を2~3日乾かし、切り口が乾いたら水に挿して根が出るのを待ちましょう。発根したら用土に植え付け、水やりをします。
マサイの矢尻には大したお手入れは必要ありません。花が咲きますので、花が終わったら花がらを摘んでおくくらいでしょうか。
マサイの矢尻には病害虫の心配はあまりありません。ただし、まれにカイガラムシやアブラムシがつくことがありますで、見つけたらすぐに駆除してください。
ここでは、内側にくるっと葉を巻いた、南アフリカ原産のマサイの矢尻の育て方をご紹介しました。
マサイの矢尻には大したお手入れも必要なく、多少水やりを忘れても大丈夫ですので、初心者にも育てやすくおすすめです。
※トップ画像はなぺ子さん@GreenSnap
GreenSnap編集部