警告

warning

注意

error

成功

success

information

ココヤシの育て方|植え替えや種の植え方は?室内で育てる方法は?

  • ヤシ科
  • ココヤシ属

ココヤシは、ココナッツの実をつけるヤシの木のことです。熱帯地域に自生するココヤシは10メートル以上に成長し、大きなものだと30メートルにもなる樹木です。

ココヤシが熱帯地域に自生するのは確かですが、落ちたヤシの実や、海から流れ着いたヤシの実が、その場に芽を出して自生するため、どこから流れ着いたのかはわからず、厳密に原産地がどこなのかはわかりません。

日本では、そんなココヤシは鉢植えで楽しみます。鉢から種子がむき出しになっている姿がユニークで、それがまたおしゃれにインテリアに馴染みます。次に、ココヤシの育て方についてご紹介したいと思います。

ココヤシを育てる場所

ココヤシはもともと熱帯エリアに自生しているため、暖かい気候を好みます。ココヤシを鉢植えで育てる場合は、室内のよく日の当たる場所で育て、15度以上をキープしましょう。

ただ、ココヤシは耐陰性がある方なので、気温さえあればそれほど日当たりがよくなくても大丈夫です。よく日に当てるとその分育ちますので、あまり大きくなっても困るという場合には、日に当てる時間を午前中のみにするなど、工夫をした方がよいでしょう。

ココヤシの水やり

ココヤシには土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。また、葉っぱへの葉水も忘れずに行いましょう。

ただし、秋ごろから冬に向けて気温が下がり始めたら、徐々に水やりを控えていってください。そして、冬場は乾燥気味に管理します。冬場は土が乾いても、数日間は水やりをしなくて大丈夫です。

ココヤシの肥料

ココヤシを育てるときは、2か月に1回ほど緩効性肥料を与えます。比較的肥料を好む植物なので、肥料切れになると葉色が悪くなります。

あまりココヤシを大きく育てたくない場合は、肥料切れにならない程度に、控えめに肥料を施すようにしましょう。

ココヤシの土

ココヤシは水はけのよい土を好みます。例えば、赤玉土6:腐葉土4の混合土などを使います。また、市販の観葉植物用の土を使っても大丈夫です。

ココヤシの植え付け・植え替え

ココヤシは根が張りにくい方なので、さほど植え替えを必要としません。ただし、根腐れしてしまった場合や、鉢を別のものに変えたい時などに植え替えをします。

ココヤシの植え替えや植え付けをする場合は、5月から8月頃に行うのが適しています。

ココヤシの増やし方

ココヤシは通常、種から育てますが、日本で種まきから発芽させるのは気候的にとても難しいです。そのため、日本でココヤシを育てるときは、初夏の頃に出回る種から芽が出た状態のものを植え付けます。

ココヤシの手入れ

ココヤシの枯れた葉っぱは、根元から切って取り除いてください。下葉が枯れてくるようなら根腐れしている可能性もありますので、幹からカットして根っこをチェックしてください。根腐れしているようなら植え替えをします。

また、ココヤシは1年を通してよく育ちますので、伸びすぎた葉っぱは剪定するようにしましょう。

ココヤシの育て方で注意すべき病気・害虫

次に、ココヤシにつきやすい害虫やかかりやすい病気をご紹介します。

つきやすい虫

ココヤシにつきやすい害虫は、カイガラムシやアブラムシ、それにハダニです。害虫を見つけたら殺虫剤を散布して駆除してください。

カイガラムシは、歯ブラシなどでこすり落として駆除する方法もありますし、アブラムシはテープに貼り付けて取る方法もあります。

なお、ハダニは水に弱いので、葉水をこまめにすることで発生を予防することができます。

かかりやすい病気

ココヤシがかかりやすい病気は、炭疽病です。炭疽病というのは、葉っぱに斑点が出て枯れてしまう病気です。これは治りませんので、見つけたらすぐにその葉っぱは切り落としてしまいましょう。

ココヤシの育てるポイント

ココヤシを育てるためのポイントは、冬場の管理にあります。ココヤシは寒さに弱いので、日本での冬越しは難関です。日当たりのよい室内で、最低でも15度以上を保てるようにしなくてはいけません。

とはいえ、室内でも冬場は気温が下がりますので、冬場は家庭用のビニールハウスに入れるなどの工夫が必要でしょう。

ココヤシの花言葉

ココヤシの花言葉には、「思いがけない贈り物」とか「固い決意」といったものがあります。

「思いがけない贈り物」というのは、ヤシの実がどこからともなく流れ着く様子に由来します。また、「固い決意」は硬いヤシの実そのものを指しているのでしょう。

ココヤシを観葉植物として鉢植えで育てよう!

ここでは、ココナッツの実をつけるココヤシ(ヤシの木)の育て方についてご紹介しました。

ココヤシは寒さにとても弱く、15度を下回ると枯れてしまう可能性があります。水やりにも気を配る必要があり、気温の低下とともに水やりの間隔を調整するなどしなければいけません。そのため、日本の気候では冬越しが難しく、ココヤシを育てるのは難易度が高いと言われています。

冬場の管理を工夫して上手に冬越しをし、ココヤシを楽しめるといいですね。

※トップ画像はソウジロウさん@GreenSnap

ココヤシの関連記事

モンステラの育て方|水やりや室内の置き場所は?元気がない理由と復活方法は?の画像

モンステラの育て方|水やりや室内の置き場所は?元気がない理由と復活方法は?

オリーブの木の育て方を徹底解説!植え替えの時期や方法、室内で鉢植えを育てるコツは?の画像

オリーブの木の育て方を徹底解説!植え替えの時期や方法、室内で鉢植えを育てるコツは?

パキラの育て方を徹底解説!水やりと肥料の頻度、室内での日当たりは?の画像

パキラの育て方を徹底解説!水やりと肥料の頻度、室内での日当たりは?

サンスベリア(トラノオ)の育て方|季節ごとの水やり頻度、冬越しの仕方は?の画像

サンスベリア(トラノオ)の育て方|季節ごとの水やり頻度、冬越しの仕方は?

金のなる木の育て方|置き場所は季節で変えよう!植え替えや花の咲かせ方は?の画像

金のなる木の育て方|置き場所は季節で変えよう!植え替えや花の咲かせ方は?

ココヤシの新着コラム

ココヤシの花言葉|意味や由来、風水の効果は?の画像

ココヤシの花言葉|意味や由来、風水の効果は?

おすすめ機能紹介!

【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!

ココヤシの基本情報

ジャンル
観葉植物
形態
高木
学名
Cocos nucifera
別名
ココナッツ,コガネタケヤシ
原産地
熱帯各地

ココヤシの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
弱い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
5月 、6月、7月、8月
肥料
3月 、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月

ココヤシの新着投稿画像

みんなのココヤシの育て方

いいね
15

ココヤシ生育状況@宮古島

日本でも限られた地域のみに生育するココヤシ。 宮古...
by.mikkun
いいね
6

ビカクシダ ココヤシ付け 成長日記

近所のホームセンターで購入 2500円
by.はなまる
いいね
5

いらなくなったココヤシバスマットでプランター

水はけ抜群のプランターになる⁉️
by.piroko

観葉植物の種類

ガジュマルの画像

ガジュマル

年間を通して日当たりがよい場所に置きます。気温が5℃より下回る場合は室内に入れ、日当たりの良い場所に...
パキラの画像

パキラ

日当たりのよい場所で育てます。耐陰性がありますので、あまり日が入らないところでも育てることができます...
モンステラの画像

モンステラ

強い直射日光を嫌いますので、年間を通して半日陰で育てます。
サンスベリアの画像

サンスベリア

ドラセナの画像

ドラセナ

ポトスの画像

ポトス

年間を通して直射日光は避け、明るい日陰で育てます。冬場は室内に入れ、日当たりの良い場所に置いて育てま...