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ふわふわとした見た目が愛らしく、ドライフラワーとしても人気のパンパスグラスを育ててみたいと思ったことはありませんか。
このページでは、パンパスグラスの育て方の基本をまとめています。これからパンパスグラスを自宅で育ててみたい方はぜひご参照ください。
パンパスグラスは南アメリカ原産で、イネ科シロガネヨシ属の植物です。8月から10月にふわふわの花穂をつける特徴があります。ススキに見た目が似ていて、ススキよりも大きいことから「オバケススキ」と呼ばれることもあります。
公園や道路分離帯の緑化として利用されることがあります。
パンパスグラスは、日当たりの良い場所を好みますので、明るい場所で育ててあげてください。根が強いので、風が当たる屋外でも育てやすいです。原産は南アメリカで温かい地域に自生しますが、寒さにも強い植物といえます。
パンパスグラスはとても大きく生長する植物で、根もしっかり張るため鉢植えには不向きです。
パンパスグラスは水分を好みますが湿気は嫌うので、水はけのよい土を選んでください。水はけが悪い場合は、腐葉土を混ぜて水はけをよくしておきましょう。
パンパスグラスは手間のかからない植物です。地植えをしている場合は水やりは不要で、自然に降る雨だけで十分です。植えたばかりの頃は根がまだしっかりと張っていないので、根付くまでは水やりをしっかりと行ってください。
夏の日照りが続く場合は、水やりをしてあげましょう。高温の時間帯は避けて、朝や夕方などの涼しい時間に水やりをしてください。
パンパスグラスを育てるうえで、肥料はとくに必要がありません。植えつけの前に肥料を混ぜておくと育成がよくなります。
パンパスグラスは種からでも育てることが可能です。種から育てる場合は市販の種まき用の土を準備します。種をまいたら軽く土をかぶせて、芽が出るまではしっかりと水やりをして土の表面を乾かさないようにしましょう。
パンパスグラスは種まきだけでなく苗植えでも始められます。穂が出始める前の3月から7月までに苗を購入して植え付けてください。苗植えも根が安定するまではしっかりと水やりをしましょう。
パンパスグラスを地植えしている場合はとくに植え替える必要はありません。しかし、鉢で育てている場合は植え替えが必要になります。
生長が早いため、こまめに植え替えをしないと根腐れします。植え替えは3月から4月がおすすめです。
冬に古い穂や枯れた葉がある場合は、摘み取ってあげましょう。
パンパスグラスを麻紐でくくり、それを通気性のよい場所で逆さまに吊るして放置すると、ドライフラワーにすることができます。他のドライフラワーと一緒にアレンジしてもかわいいですが、スワッグやリースにするのもおすすめです。
パンパスグラスはとくに病気や害虫の心配はありません。もしもパンパスグラスに虫を見つけたらとってあげましょう。
パンパスグラスの花言葉は、「雄大な愛」、「人気」、「強気な心」、「光輝」です。
GreenSnap編集部