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パンパスグラスはススキにも似た植物で、草丈が2〜3mにもなり、お化けススキとも呼ばれています。ドライフラワーにしてお部屋に飾ると、北欧風やナチュラルスタイルなど、さまざまなインテリアコーディネートに馴染むと、人気を集めています。
今回はインテリア性抜群の、パンパスグラスのドライフラワーのアレンジ方法や、作り方などをご紹介します。
パンパスグラスはイネ科の多年草で、南アメリカやニュージーランドが原産地の植物です。9〜10月ごろに花期を迎えますが、花びらをつけない代わりに、綿毛をつけ、無数の花を咲かせます。
綿毛がついた花序部分は50〜80cmにもなり存在感がありますが、優しいクリーム色のふわふわとした花姿から、ぬくもりのある印象を与えます。
パンパスグラスはドライフラワーにしても、ほとんど生花のときと花姿は変わりません。パンパスグラスが花びらを持たずに綿毛だけで咲くので、鑑賞部分となる花序にはほとんど水分を含まず、乾燥したときの変化が少ないのです。
パンパスグラスのドライフラワーの魅力は、どんなインテリアにもなじみ、適度なアクセントをうみだすことです。
クリーム色の優しい綿毛の花は、北欧インテリアやナチュラルスタイルにはもちろん、モダンなボヘミアン風のBOHOスタイルにも合います。他にも、ススキに似ているので和風のインテリアにも合い、部屋のインテリアコーディネートに限らず、取り入れやすいです。
パンパスグラスのドライフラワーは、淡く黄色味がかった色合いがアンティークな秋を、ふんわりとした綿毛が冬を演出してくれます。
また、パンパスグラスだけをいくつか束ねて花瓶に挿すだけで、存在感のあるインテリアになりますし、他のドライフラワーと合わせても引き立て役としてうまく機能してくれる、使い勝手の良さも人気の理由です。
北欧インテリアと合わせるときは、あまりたくさんの色味を使うよりも、ハスなどのアンティークなカラーと合わせて、シンプルに楽しむといいでしょう。花器も透明ガラスなどの主張しすぎないものを使うと、インテリアとなじみます。
ワイルドフラワーのドライアレンジメントや、ワイヤーのトルソーなど、アンティークな男前インテリアにも、パンパスグラスの野趣に富んだ佇まいがアクセントとなります。無骨な感じに空き瓶などに挿して、ラフに楽しむのもいいでしょう。
パンパスグラスの優しいクリーム色は、ホワイトを基調としたフレンチインテリアにも合います。花器もホワイトにしてあげると、他のインテリアともなじみがいいでしょう。
パンパスグラスをふんだんに使ったこちらのスワッグは、他にもピンクに染色されたラグラスやアリアムなどを合わせて、冬にぬくもりを感じるような仕上がりにされています。
パンパスグラスの花序部分はある程度柔らかさがありますので、リース状に束ねることもできます。ユーカリと合わせれば通年飾れるナチュラルインテリアに合うアレンジが楽しめますし、実物を合わせれば秋にぴったりのアレンジも楽しめます。
ドライフラワーの作り方にはいくつか方法がありますが、パンパスグラスのドライフラワーをつくるときは、ハンギング法(吊るして乾燥させる方法)がいいでしょう。
より綿毛のボリュームを楽しみたいなら、綿毛の部分だけをカットしたものを多めに用意しましょう。乾燥させた後は、束の間に挿したり、グルーガンなどを使ってアレンジに使用できます。
パンパスグラスは綿毛部分を染色して楽しむこともできます。
パンパスグラスのドライフラワーは通販などでも購入することができます。大手通販サイトでは2,000円ほどから販売されているようで、染色したものもあるので、自宅のインテリアに合うものを選べるでしょう。
パンパスグラスに限ったことではありませんが、ドライフラワーにも寿命があり、古くなると綿毛がおちたり、虫やカビなどが発生する場合もあります。
そこでぜひ利用したいのが、パンパスグラスの造花です。大手通販サイトや大手家具販売店などでは、インテリアにカテゴライズされて販売されています。パンパスグラスのドライフラワーをインテリアに取り入れたい初心者の方は、入門編として造花を選んでもいいかもしれません。
パンパスグラスのドライフラワーはどんなインテリアにも合い、使い勝手が良いので、自分の好みに合わせて楽しむといいでしょう。
ぜひパンパスグラスのドライフラワーの作り方やアレンジ方法、インテリアとの合わせ方を覚えて、暮らしに取り入れてみてください。
GreenSnap編集部