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ハナニラ(イフェイオン)は、ネギ科イフェイオン属に分類されます。ハナニラはとても丈夫で、一度植え付けた球根は、放っておいても土中でどんどん増えていきます。花壇や鉢だけでなく、道端でもよく見かける植物です。
そんなハナニラの育て方をご紹介します。
ハナニラを育てるときは、水はけが良く、日のよく当たる場所が向いています。
ハナニラは丈夫なため、庭植え・花壇・鉢植え・吊り鉢・道端など、植えっぱなしでもさまざまな場所で元気に育ちます。草丈が15㎝程度なのでグランドカバーとしても人気があります。耐寒性にも優れています。
ハナニラは乾燥にも強いので、地植えの場合は特に水やりの必要はありません。
鉢植えの場合も雨水だけで育ちますが、土がカラカラに乾いてしまったときは水をやるようにします。ハナニラの休眠期にあたる、7~9月には水やり不要です。
ハナニラを育てるときは、元肥に緩効性肥料を施します。追肥は必要ありません。
ハナニラは水はけのよい土を好みますが、土質をあまり選びません。市販の草花培養土が使えます。
ハナニラは、9月から10月に球根を植え付けます。地中で球根が増えていくので、植え付けるときには、株間を充分にとりましょう。
ちなみに、ハナニラは球根だけでなく、苗も流通しています。
ハナニラは一度植え付けると、放っておいても地中で球根がどんどん増えて広がっていきますが、「分球」や「種まき」で増やすこともできます。
分球する場合、9月から11月ごろに球根を掘り上げて分割します。
種まきで増やす場合は、5月から6月が適期。秋には発芽します。
基本的には植えっぱなしで管理不要です。特に手入れは必要ありませんが、開花中は花がら摘みをしましょう。
ハナニラはどんどん増えていくので、増えすぎて困った場合は適宜植え替えたりしましょう。
特にありません。病害虫が発生しにくい植物です。
見た目は美しいですが、葉や球根を傷つけるとニラに似た独特の臭いがします。
ハナニラの花言葉には、「別れの悲しみ」という意味があります。
かわいらしい姿のハナニラは、明治時代から観賞用として楽しまれていたといわれています。原産はアルゼンチンやウルグアイなどの南米ですが、丈夫で育てやすく花が美しいので世界各国で人気。特に、ユニフロルム種が多く流通しています。
ハナニラの花は3月ごろから咲き始めるので、春の訪れを感じさせてくれる植物でもあります。一度はどこかで目にしたことがあるという方も多いかもしれません。
とても丈夫で放っておいても育つのが特徴なので、ガーデニング初心者にもハナニラはおすすめです。秋植え球根にチャレンジしてみたいという方は、ぜひハナニラを育ててみてはいかがでしょうか。
また、冬に咲くイフェイオン・パルビフローラ、2月ごろに開花する黄花ユニフロルムなど品種によって開花時期が異なるので、組み合わせて栽培すれば長い間花を楽しむことができます。
※トップ画像は modokinさん@GreenSnap
GreenSnap編集部