warning
error
success
information
グレコマは生命力があり、よく伸びる植物です。初心者の方にもおすすめできるグレコマですが、どのように育てたらよいのでしょうか。
このページでは、グレコマの育て方を解説しています。水やり、用土、肥料についても記載しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
グレコマはシソ科カキドオシ属の植物です。薄紫、青紫の花を咲かせる綺麗な植物で茎や葉からはさわやかな香りがします。
花期は4月から5月で、垣根を通るほどよく生長することから、カキドオシとも呼ばれるほどの植物です。
グレコマを育てる場所は、よく日が当たる場所がおすすめです。こちらは耐陰性もありますので、明るい日陰でも育てることができます。
地植えも鉢植えでも育てることが可能で、地植えの場合は日差しがよく当たる場所をお選びください。
グレコマは鉢植え、地植えどちらでも育てることが可能です。ホームセンターや園芸店で市販されている草花用培養土で育てることができます。自作する場合は、赤玉土、腐葉土を7:3の割合で混ぜてください。
肥沃な用土でグレコマを育てるとよく伸びます。水はけのよい用土がよいでしょう。生育がとてもよい植物で、すぐに伸びてしまいますので、気になる場合は、軽石や鹿沼土を多くすると小ぶりに育って、つるの伸びもある程度抑えられます。
地植えの場合は、水はけのよい場所に植えるとよいですよ。
グレコマの水やりは鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。乾燥させると生育が悪くなりますので、乾燥させないように注意しましょう。
地植えの場合は、特に水やりをする必要はなく、降雨のみで問題ありません。しかし、真夏に日照りが続く場合は、水やりをしてあげてください。
グレコマの肥料は、基本的に必要ありません。
よく生長する強い植物ですので、特別栄養を与える必要ありませんが、鉢植えでグレコマを育てている場合は、土の栄養が少なくなると生育が悪くなることがあります。つるの生長が悪くなる、葉が薄くなることがあれば、肥料を与えてください。液体肥料がおすすめです。
グレコマの植え付けは3月から6月、10月から11月が最適です。植え付け期間は長く、真夏と真冬の極端に気温が高い、低い時期を除けば植え付けることができます。
グレコマはつるを伸ばして生長する特徴がありますので、このつるを誘引してください。伸ばしたい方向につるを伸ばすことで、自在に楽しむことができますよ。
誘引は手で行うことができますので、伸びているつるを見つけ次第行ってください。
また剪定も必要です。不要な枝は間引く目的で切り落としてください。カットすることで、株が若返ります。
グレコマの増やし方は挿し木と株分けです。
挿し木はグレコマの健康な枝を10センチほどカットして、その枝を清潔な枝に植えて増やす方法です。あえてグレコマの枝をカットする必要はなく、剪定で出た枝を使うことができます。
カットした切り口に発根促進剤を使用すると根がでやすくなり、成功率も上がるのでお試しください。
株分けはグレコマを根っこから2つに分けて、新たな場所に植えることで増やす方法です。鉢植えの場合は植え替えが必要ですので、この植え替えのタイミングで株分けするとよいでしょう。
グレコマで注意する害虫は、アブラムシ、ヨトウムシです。見つけ次第、駆除をしてください。大量に発生した場合は、必要に応じて薬剤を散布しましょう。
病気はほんとんどありません。
グレコマの花言葉は、「楽しみ」、「享楽」です。楽しみになるくらいグレコマはよく生長しますので、このような花言葉になりました。
グレコマの育て方は難しくはありません。日当たりを好み、よく生長しますので、あっという間に広がりますよ。ただし、放置をしておくとあちこちに伸びてしまいますので、しっかりと誘引してあげてください。
初心者の方にも向いている植物ですので、ぜひ育ててみませんか。
GreenSnap編集部