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グレコマは背丈も低く、花も小さいため、やや地味な植物ですが、どんな花言葉がついているのでしょうか。見た目の地味さ反して明るい花言葉がつけられています。
このページでは、グレコマの花言葉について解説しています。グレコマの学名や名前、英語名の由来についても記載していますので、これから育ててみたい方もぜひご参照ください。
グレコマの花言葉は、「楽しみ」、「享楽」です。
グレコマはよく成長する特徴がある植物で、つるがどんどんと伸びていくのです。この様子が、「楽しみ」、「享楽」という花言葉になりました。
グレコマの学名「Glechoma hederacea ssp.grandis」の「Glechoma」は、同じシソの仲間のハッカにつけられたギリシア語の「glechon」に由来しています。ハッカほどではありませんが、グレコマには香りがあるのですよ。
「hederacea」は「木づたに似た」という意味で、「grandis」は「大きい」という意味があります。
木づたはウコギ科の植物で、グレコマがこの植物に似ていることが由来でつけられました。
別名は「カキドオシ」で漢字で書くと「垣通し」です。グレコマはとてもよく伸びる植物で、垣根があってもくぐり抜けるほどなのです。このことが由来してグレコマは「カキドオシ」という名前になりました。
また、英語名は「Chinese Alehoof」です。こちらは原産が東アジアであることから代表して「Chinese」とつけられています。「Ale」はビールのようなお酒のことで、13世紀から14世紀の醸造には、グレコマが使用されていました。当時はハーブのことをHoofと呼んでいたので、このような名前となりました。
花期は4月から5月で薄紫、青紫の花を咲かせるのが特徴です。
グレコマの葉や茎には、シソ科特有のさわやかな香りがあるのが特徴と言えます。這うように広がるため、グランドカバーに利用される花です。
乾燥させたグレコマは生薬として有名で、「連銭草」という名前で流通しています。こちらは糖尿病や尿路結石などによいとされています。このように薬用として利用されるのもグレコマの特徴となります。
日本原産のグレコマの種類です。斑入りの品種で、グレコマの葉の全体には白い斑がまだらに入る特徴があります。
西洋グレコマで、こちらも白い斑が入ります。春に出る新葉は、よく斑が入る特徴があり、真っ白な葉が楽しめます。
グレコマは「楽しみ」、「享楽」という楽しい花言葉がつけられていることがわかりましたね。一度植えると、どんどんと伸びていくので、育てていて楽しみになるほどの植物です。
栽培も難しくはなく、初心者の方でも育てられるので、ぜひお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部