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ドドナエアとは変わった名前ですが、由来はなにかあるのでしょうか。花を楽しむイメージのないドドナエア。花言葉があるのかどうかについて調べてみました。
さらにドドナエアの花の特徴や花期、由来について記載していますので、ぜひご参照ください。
調べたところ、ドドナエアの花言葉は確認できませんでした。
これはドドナエアの花が非常に小さく、あまり観賞されないことが原因かと思われます。ドドナエアの花だと思い鑑賞されるものも花ではなく実はサヤなのです。ドドナエアは、かつてオーストラリアの移住者にホップの変わりとして利用されたことがあります。
ドドナエアはホップにも似ているのでしょう。ホップの花言葉は、「希望」、「信じる心」。かつてホップの変わりにドドナエアを利用したときも、希望を抱いていたのではないでしょうか。
ドドナエアは葉が落ちない特徴があるので、庭木にしても掃除などのお手入れが楽です。ホップブッシュという別名ですが、こちらはオーストラリアの移住者が醸造用のホップの代用にしたことからその名がつけられています。
そのため、ポップブッシュという名前は正確ではない可能性があります。葉がウチワのようだから、ハウチワノキという和名でも呼ばれます。
ドドナエアとはすごい名前。こちら、なかなか聞き慣れませんよね。ドドナエアは、学名のdodonaeaをそのまま読んだものです。こちらは植物学者のRembert Dodoensの名前から由来しています。
では、学名のviscosaはどのような意味があるのでしょうか。こちらは「ねばねばする」、「粘着力のある」という意味があるのです。ドドナエアの小枝には、ねばつきがあることからこのような学名となりました。
ドドナエアの花は非常に小さく2~3ミリです。そのため、あまり目立ちません。春に咲きますが、ほぼ鑑賞されない傾向にあります。
ドドナエアの花と思われがちなものがサヤです。こちらは淡いピンク色をしており、花とよく間違われます。サヤは、最初は白色をしていますが、徐々にピンクに変わっていくので、その変化も美しいですよ。
ドドナエアの種類についてご紹介します。
こちらは基本種で、多く流通しているドドナエアがビスコーサとされています。
秋から冬に紅葉する種類です。プルプレアは「紫色の」という意味があります。葉はシソのような赤紫色に変化します。
すでにご紹介したように、ドドナエアの種類でプルプレアというものがあります。こちらは紅葉が楽しめる種類のドドナエア。ドドナエアは花が目立たず、ほぼ鑑賞されない植物です。
美しいサヤを楽しむことはできますが、物足りない、もう1つ楽しみたいという方もいらっしゃるはず。そんな方には、紅葉をするプルプレアがおすすめです。ドドナエアプルプレアはカラーリーフとして楽しめて、緑から濃い紫のような色に変色します。
季節の移り変わりで葉の色を楽しみたい方にはおすすめです。強い植物で育てやすいですので、お庭にお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部