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うさぎの姿にそっくりなフレンチラベンダー。愛らしですよね。こちらはどのような花言葉があるのでしょうか。
このページでは、フレンチラベンダーの花言葉をはじめ、花期や特徴、由来などの基本情報をまとめています。
フレンチラベンダーの花言葉は、「沈黙」、「私に答えてください」、「豊香」です。
フレンチラベンダーはハーブとしても知られています。その香りをかぐと、リラックスができるとされているほどです。さらに、高ぶった精神を沈める作用もあるようです。そこから、フレンチラベンダーには「沈黙」という花言葉がつけられました。
また、フレンチラベンダーは良い香りがします。ローズマリーに近い香りと言われるほどなのですよ。そこから、フレンチラベンダーには「豊香」という花言葉になったのでしょう。
「私に応えてください」という花言葉は他と比べて異質ですよね。こちらは、古いヨーロッパのラベンダーにまつわる逸話が関係していますのでご紹介します。
昔、ラベンダーという名前の少女がいました。その少女は、少年に恋をします。その少年は非常に美しかったそうです。ラベンダーは少年に恋をしたものの、告白できずに待ち続けました。そのまま長いこと待ったがために、ラベンダーは一輪の花になってしまったのです。その一輪の花がラベンダーの花と呼ばれることなりました。
フレンチラベンダーはラベンダーの一種です。このような少し悲しい逸話がラベンダーにあることから、フレンチラベンダーには「私に応えてください」という花言葉がついたのでしょう。
フレンチラベンダーの学名「Lavendula」の由来についてご紹介します。
こちらはラテン語の「lavare」が語源。「洗う」という意味です。現代ではフレンチラベンダーが洗うことに結びつかないかもしれません。しかし、かつては入浴の際にラベンダーを用いていました。良い香りがするため、好まれたのでしょう。
さらに、ハーブとしての効果効能として殺菌作用などもあるので、そういう意味でも用いていたのかもしれませんね。
また、ラベンダーというと紫がかったピンク色の花が特徴です。青みが入っていることが学名に由来しているという説もあります。ラテン語の「livere」は「青みがかった」という意味。これに由来して、「Lavendula」となったとも考えられています。
フレンチラベンダーの花期は5月から7月。花期になると、うす紫色をした愛らしい花を咲かせます。フレンチラベンダーの花の特徴というとうさぎの耳のような姿です。
こちら、花弁だと間違われますが、正確には花弁ではありません。苞葉(ほうよう)と呼ばれるものです。これは花を守るために葉が変異したものです。香りが豊かでローズマリーに近い香りだといわれています。
フレンチラベンダーはハーブとしても非常に人気です。効果効能について見てみましょう。
フレンチラベンダーには、鎮痛作用、抗鬱作用、消炎作用、防腐作用、殺菌作用などがあるとされています。抗鬱作用は有名で、その香りをかぐと、精神的なストレスが緩和されると期待されているそうです。
疲れたときにゆっくりと香りを楽しみたいですね。お庭にお迎えしてみてその香りで癒されませんか。
GreenSnap編集部