ラベンダーの一種であるレースラベンダー。こちらはラベンダーのような香りがするのでしょうか。花言葉も気になりますよね。

このページでは、レースラベンダーの花言葉をはじめ、花期や花の特徴などの基本情報をご紹介しています。切り花を楽しみたい方もぜひご参照ください。

レースラベンダーの花言葉

Photo by メイさん@GreenSnap

レースラベンダーの花言葉は、「あなたを待っています」、「繊細」、「沈黙」、「清潔」です。

ヨーロッパが原産のレースラベンダーには、ヨーロッパの逸話が花言葉に関係しています。かつてラベンダーという名の少女がいたそうです。その少女は美少年に恋をしていました。しかし、内気なラベンダーは美少年に愛の告白をすることができずずっと待っていましたが、ついには待ちくたびれて一輪の花になってしまったという悲しいお話です。

その花がレースラベンダーでした。このことから、レースラベンダーには「あなたを待っています」という花言葉がつけられたのです。

レースのような見た目の葉をもつのが特徴のレースラベンダー。繊細な見た目がそのまま花言葉になりました。ラベンダーの香りには精神安定効果があるとされています。そのことから、レースラベンダーにも「沈黙」という花言葉につながったのでしょう。

また、ラベンダーには殺菌、消臭作用があることから、沐浴に使用されたり、洗濯に使用されることもありました。清潔なイメージがあることから、このような花言葉になっています。

レースラベンダーの花の基本情報

学名

Lavandula pinnata

科・属

シソ科ラバンデュラ属

原産国

ヨーロッパ

別名

なし

レースラベンダーの花の由来

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まずラベンダーの名前の由来についてご紹介しましょう。ラベンダー（lavender）という名の由来はラテン語の「lavare」から。こちらは「洗う」という意味があります。

ラベンダーは良い香りがするため、沐浴や水浴、洗濯にかつて利用されたのです。さらに、ラベンダーには殺菌作用、抗菌作用があります。そのため、傷口を洗う際にもラベンダーは使用されてきました。そのことからも、洗うという言葉が由来したラベンダーという名前が付けられたと考えられています。

では、レースラベンダーという名前の由来はなんでしょうか。こちらは葉の特徴から。レースラベンダーの葉は非常に繊細な特徴があります。まるでレースのような細かな切れ込みがあるのです。そのことからレースラベンダーという名前が付けられました。

レースラベンダーの花の特徴

Photo by HEATHさん@GreenSnap

レースラベンダーの花期は長く、４月から７月、９月から１１月です。真夏と真冬を避けて長く開花する特徴があります。

レースラベンダーの花の色は、いわゆるラベンダー色。紫色です。ラベンダーは香りが良いことで有名ですよね。しかし、このレースラベンダーにはラベンダー特有の香りはありません。

レースラベンダーの花の種類

Photo by みーさん@GreenSnap

レースラベンダーはラベンダーの一種です。レースラベンダーには多く種類がなく、流通している主なものはオリガノです。

レースラベンダーを切り花で楽しもう

Photo by ともたんさん@GreenSnap

香りこそありませんが、ラベンダーならではの美しい色は癒されるはずです。ドライフラワーにすることもできますよ。