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庭木や公園木として広く親しまれているモチノキ科の常緑小高木の「ソヨゴ」。
小さな白い花とまん丸な赤い実が特徴の見た目も可愛らしい人気の植物です。
こちらではソヨゴ育て方やあると便利なガーデンツールをご紹介いたします。
ソヨゴは、モチノキ科・モチノキ属の常緑小高木です。
小さな葉っぱが風にそよそよと吹かれている様子からソヨゴという名前が付きました。
ソヨゴには雌株と雄株が存在し、2種類とも6月頃に真っ白な花が咲き、さらに雌株は秋頃に赤いさくらんぼのような実を結びます。
その見た目の可愛らしさからシンボルツリーや公園木などにもよく育てられている人気の植物です。
ソヨゴは2mほどの大きさに育つ小高木なので、庭や玄関先など室外で育てます。
基本的には水やりや肥料も必要ない手のかからない木ですが、植え付けしてしばらくの間は2週間に1回ほど木酢液を100倍薄めてバケツ1杯程度与えると根っこや枝の成長が早くなり丈夫に育ってくれます。
水や肥料に手間がかからない反面、ソヨゴは直射日光や強風に弱いので、ガーデンツールとして木の大きさに合わせた高さの塀を立てておくのがおすすめです。
また、ソヨゴを一定の大きさで維持して育てたい場合は木の頂点である生長点を切る必要があるので剪定バサミがあると便利です。
最後に知っておくと育てるのがちょっと楽しくなるようなソヨゴの豆知識をご紹介いたします。
ソヨゴの雌株には真っ赤でさくらんぼのような実がなりますが、苦味が強く甘みは全くないので残念ながら食用には適してません。
けれども、ソヨゴ実はそろばんの珠や工具の柄、おもちゃの材料として広く利用されています。
また、葉の部分はタンニンが含まれており、紅色の染料としても利用することができます。
庭木やシンボルツリーにピッタリなソヨゴについてご紹介いたしました!
あなたも可愛らしいソヨゴを育ててみませんか?
※トップ画像はPhoto by moyonさん@GreenSnap
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