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冬でも落葉しない常緑のヤマボウシ。
しかし水やりを怠るなどして育て方を誤ってしまうと、枯れて葉が落ちてしまいます。
そうならないように、正しい育て方を今回ご紹介するのでご一読ください。
ヤマボウシは近年生まれた品種で流通量が少ないですが、水やりや肥料のやり方は正しい方法がわかっています。
基本的には土が乾いたタイミングで水を上げてください。
鉢植えはもちろん、庭植えでも雨に任せずしっかり管理して水をあげてください。どちらの場合でも同じです。
肥料に関しては真冬にあげます。
その際、盲滅法に固形肥料を根に植えるのではダメです。
根の先に20センチほどの穴を掘って堆肥を植えてください。
もし冬にあげる機会を逸してしまった場合は、花が枯れた後に化学肥料をあげてください。
基本的にヤマボウシは日当たりの良い所でも、一日数時間しか日が当たらない「半日陰」の場所でも生育することが可能です。
ただし、半日陰においては花が減るという傾向があるので、極力日当たりの良い場所で育てるほうがベターです。
温度に関しては、寒さ暑さ両方に強いです。
耐寒に関してはマイナス5度〜8度まで耐えられます。
暑さは日本で育てるのであればどこでも耐えられます。日照りによる暑さは心配ありません。
しかし、西日が強すぎて乾燥しすぎるのは良くないです。その折は水やりを増やすなどして対処しましょう。
折を見て剪定してください。というのも、過度に茂らせると風通しが悪くなってアブラムシ・カイガラムシなどの病害虫が発生します。
そうなれば葉が食い荒らされるなどして見た目もヤマボウシの調子も悪くなります。
そうならないように、冬ごろ(特に1〜3月がベスト)に剪定してください。
以上のように、ヤマボウシにはいくつかの留意点があるので、それぞれに注意して育てましょう。
基本的に温度変化に強く育てやすいので、メンテナンスに手間がかかりません。
落葉も少ないことから、葉の処理も落葉樹に比べて軽いでしょう。
おすすめの植物なので是非お試しください。
※トップ画像はPhoto by R子さん@GreenSnap
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