warning
error
success
information
ユッカは鉢植え葉の観葉植物として人気が高いので、インテリアとして室内で育てている方も多いのではないでしょうか。丈夫で育てやすいユッカですが、樹形を整えるためには定期的な剪定が必要です。定期的に剪定を行うことで、より大きく生長してくれますよ!
今回は、ユッカの剪定に適した時期や剪定方法をご紹介します。
ユッカは中米~北米が原産のキジカクシ科・イトラン属(別名ユッカ属)の植物です。太い幹と上を向いて生長する葉が特徴的で、成長期の青年のようにどんどん生長することから別名「青年の木」という名前でも親しまれています。
ユッカは日本よりも雨の少ない地域で生息しているため、他の植物よりも水やりの頻度が少なくてすみます。乾燥に強く、耐寒性もあり育てやすいため、初心者にもおすすめの観葉植物です。
ユッカは生育旺盛のため、定期的に剪定しないと間延びしたり、枝や葉などが込み合ってしまいます。そうなると株の風通しが悪くなるため病害虫が発生したり、湿気が苦手なユッカが根腐りする原因となってしまいます。健康で元気なユッカを育てるために、最低でも年に1回は剪定を行いましょう。
枝などを軽く整える程度の剪定であれば、4~10月頃に行っても問題ありません。
※剪定バサミはノコギリは、あらかじめ熱湯などに浸して消毒したものを使用しましょう。
ユッカは、基本的に間引き剪定を行いましょう。枯れた枝や混み合った枝葉を切り、風通しをよくするのが基本です。
樹形が乱れるほど間延びした枝葉、短くしたいところまで切り戻して剪定します。切り戻した枝には脇芽が生えてくるので、葉を増やしたい時はそのまま放置し、茂りすぎない程度にしたい場合はその都度剪定を行いましょう。
剪定して切り落とした枝は挿し木として使用することができます。挿し木の時期まで保管しておくと、そこからユッカを増やすこともできますよ。
ユッカの剪定を成功させるには、剪定時期がとても重要です。剪定時期は植物によって異なりますが、ユッカの場合は冬の休眠期に剪定してはいけません。必ず5月〜6月の生長期に行うようにしましょう。
大胆に剪定する場合、仕上がりのイメージを想像してからカットすると作業しやすいですよ。なるべくユッカの樹形に添って、整えたい部分からカットしていきます。剪定後、カットした部分から新芽がでるので、形を想像しながら作業することはとても大切です。枝や幹をカットした後は、必ず癒合剤を塗ってケアしてあげましょう。
また、剪定も大事なお手入れのひとつですが、ユッカを元気に育てるためには普段の環境もとても大切です。ユッカは日光を好む植物なので、鉢植えの場合は午前中に日光が当たる場所で管理するのが理想的です。室内であまり日が当たらない場所に置くと、下葉が枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
ユッカは上を向いて生長するので、金運アップや仕事運アップなどの風水効果もありますよ。放置していると、樹形が乱れたり葉が混み合って病気になってしまうので、定期的に剪定をして、いつまでも元気に育ててあげましょう。剪定したユッカの枝は挿し木としても利用できるので、ユッカを増やしたい方は挿し木にも挑戦してみてくださいね!
GreenSnap編集部