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ゴムの木は多くの種類があり、日本でも人気がある観葉植物の一つですね。初心者でも育てやすく、インテリアとして室内に飾れば明るい雰囲気になります。ただし、ゴムの木は生育旺盛で、放置しておくと生い茂った状態になります。
そこでこの記事では、ゴムの木の剪定や剪定時期、剪定方法や剪定の注意点などについて詳しく解説してきます!これからゴムの木を育ててみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴムの木はインドゴムやフランスゴム、ウンベラータなど800種類以上もの種類がありが、そのどれもが自然樹高10mを超える常緑高木ばかりです。
そのため、観葉植物として室内インテリアに人気のゴムの木ですが、剪定しないで育てると天井いっぱいに伸びすぎてしまうのです。
また、葉が茂りすぎると通気性が悪くなって、病害虫の被害にもあいやすくなります。定期的に剪定して、美しい樹形と健康を守りましょう!
ゴムの木の剪定時期は、4~6月、もしくは9~10月頃です。真夏に剪定するとゴムの木へのダメージが大きく、冬場も剪定すると樹木が弱ってしまうため、この時期の剪定は避けるようにしましょう。
また、剪定はよく晴れた日の午前中におこなうと、切り口がしっかり乾燥して病気感染のリスクが低くなります。
ゴムの木の剪定は、はじめに不要な枝を間引くようにきっていきましょう。ポイントは必ず根本(分岐の付け根)から切ることです。
不要な枝とは下記のような枝です。
たとえば、上の写真のように、1箇所から3本以上の枝が伸びている部分を車枝といいますが、この場合うち2本が下向きに伸びる下垂枝なので、真ん中の1本を残して、サイドの2本は根本から剪定するといいです。
もしゴムの木が伸びすぎたという場合は、強剪定という、枝を途中で切る剪定方法で樹形をコントロールできます。
強剪定ではどこを切るかというと、成長点の2〜3cm上です。ゴムの木の成長点とは、幹・枝からボコっと出っ張った部分です。ここで剪定すると、それ以上に伸びることもなく、切り口より下の成長点から新しい芽が伸びます。
このとき、成長点が幹や枝のどの位置についているか、よく見極めることが大切です。伸ばしたい方向についている成長点の上で剪定しましょう。
ゴムの木を剪定するときは、次の3点に注意しましょう。
とくに、切り口の部分から細菌などが侵入しないようにすることが大切です。太い枝を切ったときは市販の癒合剤を塗布しておくと安心です。
また、ゴムの木の樹液は刺激が強いため、人によってはかぶれてしまうこともあります。肌のかぶれを予防するために、ゴムの木の剪定では手袋をつけて作業するとよいです。
ゴムの木を剪定した後は、普段と同様に明るい日陰または半日陰の場所で管理しましょう。鉢植えの場合は、土が乾燥したらたっぷり水やりします。肥料は、生育期である5月下旬~9月頃に1ヶ月に1回のペースで与えてください。
また、ゴムの木の剪定後は「曲げ仕立て」することで綺麗な曲線が楽しめます。枝や幹が柔らかい種類であれば、手で幹を何度か曲げることで自然なカーブが作れます。ワイヤーを使うことでお好みのカーブに仕上がるので、ゴムの木の幹にワイヤーを付けたら1週間を目安にワイヤーを外してください。
ゴムの木は生長が早いため、放っておくと葉がどんどん生い茂ってきます。ゴムの木を定期的に維持するためにも、定期的な剪定が必要ですね。ゴムの木の剪定は難しくないので、時期になったらゴムの木の剪定に挑戦してみましょう!
Lily