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コーヒーの木は手軽に手に入る観葉植物として人気があるので、自宅で育てている方も多いではないでしょうか。コーヒーの木は生長が早いので、定期的な剪定が必要です。
剪定しないまま栽培していると、どんどん枝や葉が出てきて樹形が乱れることがあります。今回は、コーヒーの木の剪定方法について紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
コーヒーの木を剪定せずに放置していると、鉢植えの場合は葉や枝の数が増えて重みが増し、バランスを崩して転倒することがあります。また、葉や枝が増えてくると、株全体が混み入って通気性が悪くなり、湿気が溜まって病気になることもあります。
さらに、枝が多すぎるとコーヒーの果実にあまり栄養が渡らなくなり、果実があまり実らなくなることもあるでしょう。
コーヒーの木の剪定は、コーヒーの木が成長を始めた4月から6月に行います。剪定は、枝を根元から切らずに、途中から切る「切り戻し剪定」を行います。
20℃以上の晴れた日、気温が安定している日に剪定をしましょう。
新聞紙やレジャーシートは、剪定の際に枝葉が落ちるので敷いておくことをおすすめします。
コーヒーの木から離れて全体を観察してください。だいたい全体の枝を3分の1くらいにカットをするので、木から距離を取って株の状態を見ながら、どのくらい切るかイメージをしましょう。
必要に応じ、硬い枝は剪定用ノコギリを使用してください。株が大きい場合は脚立を使用することをおすすめします。全体的に形を乱している枝、傷んでいる枝、変な方向に生えている枝があれば切り落としましょう。
切りすぎないようこまめに株の全体を確認しながら剪定を行うのがコツです。
コーヒーの木を剪定をする場合は、必ず剪定用ハサミを使用しましょう。料理用や文具用のハサミを使用すると、しっかりと枝が切れないので枝を傷めてしまいます。大きな株は硬い枝もあるため、剪定用ノコギリを使うのがおすすめです。
枝が偏りすぎていないか、通気性の悪い部分はないか見ながら剪定すると失敗しにくくなります。
また、剪定用ハサミ、剪定用ノコギリは、他の植物に使ったものをそそまま使用すると病気がうつることがあり注意が必要です。新しい剪定用ハサミなどを用意する必要はありませんが、剪定前には必ず消毒することをおすすめします。消毒は熱湯消毒で問題ありません。
剪定の時期は必ず守りましょう。あたたかい時期がおすすめで冬は剪定に不向きです。コーヒーの木は冬の寒さが苦手な植物なので、冬に剪定をすると弱ってしまったり、植物にストレスを与えることがあるため気をつけましょう。
GreenSnap編集部