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1輪あるだけでとても目立つダリアは常に主役級の存在です。見事な花を咲かせるには剪定が必要といわれていますが、どうしたらいいかわからない方も多いですよね。
ここではダリアの剪定について解説しているので、ダリアを育てている方はぜひご参照ください。
ダリアを剪定しないまま放置していると、小枝が増えてそこへ栄養分がいってしまうため栄養が分散されて花が弱くなります。
またダリアの枝が伸び放題になると株が風で倒れやすくなることも考えられます。倒れて茎が折れると、傷むこともあるでしょう。
ダリは本来大きく派手な花を楽しむもので、1つの茎に対して1つの花を咲かせるのが一般的とされています。ダリアの花がたくさんつきすぎると、花が弱くなるため剪定が必要です。
さらにダリアを剪定をしないと、葉や枝が混み入ってしまい過湿状態になります。これでは湿気でダリアが病気になる危険性もあるため、剪定をが必要になります。
ダリアの主茎が5節ほどになったときは、花後に花の真下を切って摘芯と呼ばれる作業をします。
さらに、7月から8月にもダリアを剪定することで夏の暑さを乗り越えられるようにしてください。
それ以外の時期でも株全体が混み入ってきた場合や枝数が多くなってきた際は、適宜剪定をしましょう。
ダリアの剪定の1つとして摘芯(てきしん)と呼ばれる作業があります。これはピンチという名前でも呼ばれ、茎の先端にある芽をハサミでカットすることです。摘心をすることでわき芽が増えて茎の数も増えていきます。
ダリアの剪定の1つである切り戻しは、切り戻し剪定という名前でも呼ばれます。大きくダリアの株をカットすることで風通しをよくします。
摘芯では芽を1つ1つカットしていきますが、切り戻しはざっくりと株を大きくカットする作業で半分以下のサイズになるまでハサミを入れます。切り戻しをすることで病気を予防することができます。
わき芽かきとは、頂芽以外の生長点をハサミで切ることです。
わき芽を見つけてハサミでカットをして切り落とします。きっちりと根元からハサミで切るのではなく1cmほど芽を残しておいてください。
ダリアの剪定で失敗しないコツは、まずハサミを使用することです。自宅にある紙を切るハサミや、料理用ハサミではダリアの茎をうまくカットすることが難しいため、必ず剪定用ハサミを使用することをおすすめします。
他の植物の剪定で使用したハサミを使いまわすとダリアに病気が伝線することもあるため、ハサミは事前に消毒してから使うとよいでしょう。
わき芽は慣れないと見つけにくいと思います。頂芽とわき芽を混同しないように気をつけてください。
メインの茎から横に出ている茎のうち、ヒョロヒョロしているものがわき芽です。葉が小さかったり、茎がクルンと丸まっていたりするとわき芽だと判断できます。
また剪定するときはつい大きく切りすぎてしまうことがあるため、こまめに全体を確認してカットするイメージを持ちましょう。
ダリアは剪定が必要ですが、とても難しい作業というわけではありません。横に枝が出過ぎないようにハサミでカットをしてきれいな花を咲かせるようにします。
剪定をするより美しいダリアが楽しめるのでぜひチャレンジしましょう。
GreenSnap編集部