『アザミ』
🏷️今日のお花

マリアアザミ（ミルクシスル）
オウシュウヒレアザミ
「ノアザミ」

マリアアザミ（Milk Thistle / 聖母マリアのアザミ）

🔸特徴
原産：南ヨーロッパ〜中東
葉に白い模様があり、「マリア様の母乳がこぼれた跡」との伝承から「マリアアザミ」と呼ばれています。

💐花言葉
「保護」「慈悲」「母の愛」

🧬名前の由来
キリスト教伝承：聖母マリアが赤ん坊イエスに母乳を与えていたとき、葉にこぼれて模様ができたという伝説。

💊薬効（現代ハーブ医学）
主成分：シリマリン
肝臓の保護作用がとても有名。
肝機能障害、肝炎、脂肪肝、アルコール性肝障害などにサプリメントとして広く使われています。
抗酸化作用・抗炎症作用も。

オウシュウヒレアザミ（欧州鰭薊 / ミルクシスル）も↑とほぼ一緒。

ノアザミ（野薊）

🔸特徴
日本原産の在来種。
初夏〜秋にかけて、紫紅色の花を咲かせます。
茎や葉にトゲがありますが、比較的やさしい印象の野草です。

💐花言葉
「独立」「報復」「厳格」
（アザミ全般の花言葉に準じます）

🐈猫には刺激物（トゲ）となるため、普通は避ける傾向がありますが、草を食べたがる猫もいます。
ノアザミには特別な毒性は確認されていません。
ただし、大量摂取やトゲによる口腔内の損傷には注意してください。
むやみに与えないで下さい。

💊薬草としての効能
葉・根：民間薬的に、健胃・利尿・止血に用いられることもあります。
昔の民間療法：若葉を揉んで、切り傷や虫刺されの腫れにあてるなど。



⚠️ アメリカオニアザミ（アメリカ薊 / Bull Thistle）ここにはいません

🔸特徴
北米原産で、外来種として日本でも分布。
トゲがとても鋭く、葉・茎・ガクすべてにトゲが密生。
放置すると大繁殖する厄介な侵略的植物（雑草扱い）です。

⚠️危険性
触れると皮膚を傷つけるほどの鋭さ。
牧草地や農地で繁殖すると駆除が困難。
毒性はないものの、家畜や人間には迷惑な植物。
種子の飛散力が強く、根も深くて再生力も高いため、根絶が非常に難しいです。


「美しいものには棘がある」と言いますよね。
まさにアザミはその体現。
トゲがあるからこそ、動物に食べられず、自然の中で生き抜く知恵を持っています。

🩷フランスでは「アザミ＝騎士の花」
スコットランドでは国花であり、「敵の侵入を防いだ」という伝説もあります。
⇒ 美しさと防衛本能が共存する、誇り高き花として敬意をもたれています。

トゲがあっても嫌われない、むしろそこに魅力がある——。
アザミは、本当の強さと美しさを教えてくれる野草なのかもしれませんね🍃


今日も暑い🥵です。
毎回、毎回
いい疲れました😓が、
命を守る行動を
お願いします。(⁎ ᎑ˬ᎑)⁾⁾❤️‍🩹