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アザミ(薊)の花言葉には「厳格」「独立」などがあります。紫や白、赤の花には色別の意味も紹介されています。花言葉の例と由来、青いルリタマアザミとの違い、代表的な種類を解説します。
花言葉は国や資料によって異なり、ひとつに統一されているものではありません。贈る際は、色の意味だけで判断せず、伝えたい気持ちを添えるとよいでしょう。
次の表は、色別に紹介される花言葉の一例です。同じ色でも資料によって表現が異なります。
| 花の色 | 花言葉の例 |
|---|---|
| 紫 | 厳格・高貴・気品 |
| 白 | 自立心 |
| 赤 | 権威・報復・復讐 |
紫のアザミには「厳格」「高貴」「気品」という花言葉が紹介されています。凛とした印象を伝えたいときに選びやすい言葉です。
白のアザミには「自立心」という花言葉があります。自分の力で歩み出す人への思いを込めるなら、その気持ちをメッセージにすると伝わりやすくなります。
赤のアザミには「権威」のほか、「報復」「復讐」という強い意味も紹介されています。ただし、赤い花を贈ることが、そのまま悪意を表すわけではありません。
写真のように青い球状の花を咲かせるルリタマアザミは、キク科ヒゴタイ属(エキノプス属)の植物です。ノアザミなどのアザミ属とは別の仲間なので、「青いアザミ」として同じ花言葉を当てはめないようにしましょう。
青い花を選ぶときは、色に加えて植物名を確認してください。ピンク色の花や個々のアザミの種類についても、色別・種類別の花言葉が共通して決まっているとは限りません。
「薊」は「あざみ」と読みます。アザミはキク科アザミ属の植物の総称で、日本の山野や海岸などに多くの種類が生育しています。種類によって、花が咲く季節や向き、葉の形が異なります。
代表的なノアザミは多年草で、本州・四国・九州などに分布します。初夏に咲くものがよく見られ、花を上向きにつけ、花の下を包む総苞が粘るのが特徴です。
ひとつの花に見える部分は、小さな筒状の花が集まった頭花です。葉などにはトゲがあるため、手入れのときは手袋を使いましょう。
アザミには紅紫色や紫色、白色などの花があります。濃い赤紫色から淡いピンク色まで見え方が異なるため、花色だけで種類を特定することはできません。写真で探す場合も、葉や花の向き、咲いていた場所を一緒に確認すると見分ける手がかりになります。
アザミのトゲは「厳格」や「触れないで」といった花言葉と結び付けて紹介されます。また、スコットランドの象徴としても知られ、「独立」や「報復」の意味と関連付けられることがあります。
スコットランドには、侵入しようとした兵士がアザミのトゲを踏み、その声で眠っていた人々が目を覚ましたという伝説があります。これは伝説であり、花言葉の起源として確認された史実ではありません。
「善行」「恩恵」や、フランス語圏の例として「批評家」「文句屋」が紹介されることもあります。国民性や植物の働きだけで由来を断定せず、花に重ねられたさまざまなイメージとして楽しみましょう。
アザミは地域ごとに多様な種類が見られます。ここでは、花の大きさや生える場所が異なる3種類を紹介します。
富士山周辺などで見られる、大きな頭花が特徴のアザミです。花を下向きに咲かせ、花の時期にも株元の葉が残ります。ノアザミとは花の向きや大きさが異なります。
本州から九州の海岸に生育するアザミです。葉に強い光沢があり、トゲも目立ちます。海辺の環境に生える種類として知られています。
東北地方の高山に分布し、7〜8月頃に紅紫色の頭花を上向きに咲かせます。名前は秋田県の旧国名「羽後」に由来します。
アザミの仲間には、若芽や根が食用にされるものがあります。食用として販売されたものなら、若芽をお浸しや天ぷらにしたり、根を漬物にしたりする食べ方があります。種類や部位に合う下処理を確認して調理してください。
漬物の「ヤマゴボウ」には、モリアザミの根が使われます。一方、植物名のヤマゴボウやヨウシュヤマゴボウは別の仲間で、有毒です。名前が似ているからといって食べられるとは判断しないでください。
野生の植物を写真や名前だけで食用と判断して採取せず、食用と確認されて流通しているものを利用しましょう。

GreenSnap編集部