【広い花壇を水やりなしでメンテナンス】
福岡市南区にある野間大池公園。
多くの方の憩いの場になっている、この公園の花壇は「野間大池公園花学校」の皆さんがお世話をしており、この度、会の活動が評価され、第32回全国花のまちづくりコンクールにて国土交通大臣賞を受賞されました。

こだわりは「いつでも花が咲いている」。そして「いかに手をかけずに花壇を維持していくか」

花壇のお花は毎年の気候に左右されます。また、広大な敷地なの
でお手入れも大変！
だからこそ、この2つのこだわりを重視しているのです。

宿根草、一年草、コニファー（針葉樹）で花壇は構成されており、苗を植えた時に水をあげますが、それ以降は水をあげません。
水をあげてしまうと、どうしても「やりぐせ」がついてしまいます。
お花の元気がなくなっても、ぐっと我慢。
植物はどんどん下に根を張り、水をあげなくても育ってくれるのです。
2008年、「植え付けた時以外は水やりをしない」というコンセプトで作られた英国のベス・チャトー ガーデンがテレビで紹介され、それをヒントに方法で花壇を維持しています。

宿根草はとても強く、毎年春に花を咲かせてくれます。
また、一年草は少し弱い品種もあるので、試行錯誤しながら植えています。
フレンチマリーゴールド、アフリカンマリーゴールド、ジャーマンアイリスなどを植えています。
緑のコニファーを植えることで雑草が生えにくくなります。
また、緑の色の種類を増やすことで、花壇に奥行きが出て、沢山緑があればどうしても花が少ない真夏日や真冬日でも花壇がきれいに見えます。


ぜひ、工夫がたくさんの花壇を見に行ってくださいね！
長住1丁目のバス停を降りてすぐの入り口から入った花壇が特におすすめです！
また、野間大池公園花学校は日曜日と火曜日に活動をしています！

団体の詳細はこちら！
https://www.midorimachi.jp/help/group.php?id=39