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プレクトランサス・アンボイニクスは、インドネシアやアフリカの熱帯から亜熱帯エリア原産の常緑多年草です。別名「アロマティカス」とか「キューバオレガノ」とも呼ばれます。多肉質の葉っぱからは、甘いミントのような香りがするのが特徴的なハーブです。
ここでは、そんなプレクトランサス・アンボイニクスの育て方についてご紹介します。
プレクトランサス アンボイニクスは、日当たりのよい場所を好みます。室内で育てる場合は、日当たりのよい窓辺に置くとよいでしょう。とはいえ、夏の直射日光は苦手ですので、夏場は風通しの良い半日陰を選んで置きます。
また、プレクトランサス アンボイニクスは耐寒性がなく寒さに弱いので、冬場は5度以上あるところで管理してください。
プレクトランサス アンボイニクスを育てている鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
夏場は特に乾燥しやすいので、毎日水やりをしましょう。秋を過ぎたら少しずつ水の量を減らし、冬場は乾かし気味に管理します。
プレクトランサス アンボイニクスは、基本的に肥料をあまり必要としませんが、葉色が悪いようなら、根元に少し置き肥をしたり薄めの液肥を与えることもあります。
ただし、肥料を与えすぎると香りがなくなってしまったり、根腐れすることもありますのでご注意ください。
プレクトランサス アンボイニクスは、水はけのよい土を好みます。市販の多肉植物用の土や観葉植物用の土を使えばOKです。
プレクトランサス アンボイニクスは春から秋にかけて植え付けをします。
よく育ち根詰まりしやすいため、植え替えは必須です。鉢底から根っこが出てくるようなら植え替えのサインですので、株分けしたりひと回り大きい鉢に植え替えたりしてください。
植え替え時期は、夏頃が適しています。
プレクトランサス アンボイニクスは、植え替え時の「株分け」や「挿し木」で増やすことができます。
挿し木で増やす場合は、枝先2節か3節くらいのところをカットして、しばらく水に挿しておくと根っこが出てきます。根っこが出てきたら挿し木用の土に挿し、たっぷりと水やりをして風通しの良い半日陰で育てましょう。
プレクトランサス アンボイニクスは、とにかく育ちが良いので、繁り過ぎるとどうしても風通しが悪くなります。混み合ってくるようなら根元の葉っぱを間引いたり剪定をしてください。
プレクトランサス アンボイニクスには、風通しが悪いと、アブラムシやカイガラムシが発生します。
見つけたらすぐに駆除しましょう。殺虫剤もありますが、プレクトランサス・アンボイニクスはハーブなので、食用として使うのであれば殺虫剤は避けたいですね。
アブラムシはテープに張り付けて取ったり、カイガラムシなら歯ブラシなどでこすり落とすこともできます。
ここでは、甘いミントのような香りのするプレクトランサス・アンボイニクスの育て方をご紹介しました。
とてもよく育ち難しいお手入れもありませんので、初心者にも育てやすく、またハーブとして食卓でも楽しめますので、ぜひ育ててみてください。
※トップ画像はmomoさん@GreenSnap
GreenSnap編集部