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コケサンゴは、実に見た目が可愛らしい植物です。葉っぱがこんもりとつくのが特徴で、オレンジ色の実がふさふさつくのも見どころ。少し育てにくい植物ではありますが、コツをつかめばとても楽しく育てられます。ここでは、そんなコケサンゴの育て方を解説していきます。
コケサンゴは、半日陰で育てます。なお、室内でも育てやすいです。ただし、直射日光に当てると葉焼けを起こすので気をつけましょう。
また、コケサンゴは寒さにはある程度強いといえます。とはいえ、冬は基本的に室内で育てるのがおすすめです。
コケサンゴを育てるときは、水やりは特に大切です。乾燥に弱いこともあり水切りさせないようにしましょう。霧吹きも用いて葉水をしておきます。
水をやりすぎると根腐れすることもあるので、適切な水やりの感覚を掴む事が大事でしょう。
また、コケサンゴへは、水をはった受け皿を介して水やりする底面給水もできます。人によってはこのやり方のほうが簡単で良いという人も多いでしょう。水をはった受け皿に株を10分ほど漬け込んだら水切りします。
コケサンゴへは、冬場を除いて緩効性肥料を与えましょう。葉っぱが黄色くなったら肥料が足りていない証拠です。また、液性肥料もおすすめです。
コケサンゴを育てるときは、赤玉土に腐葉土を混ぜた用土を用います。水はけを良くするために川砂を混ぜても良いでしょう。
コケサンゴの植え付け時期は、4月から6月頃です。株が増えてきたら植え替えをしましょう。
コケサンゴの増やし方は「株分け」がおすすめです。
株が大きくなってきたら、植え替えを兼ねて株分けします。株分けの時期は、真夏以外であればいつでも大丈夫です。ハサミで株を切って新しい用土に植え付けましょう。
コケサンゴは、実は1ヶ月ほどでしぼんでいう植物です。そのため、実が黒くなったら取り除きましょう。
コケサンゴを育てるうえで、特別気にする病や害虫がありません。ただし、コケサンゴは水やり分量を誤ると根腐れしやすいので、そこは気をつけてください。
コケサンゴは実の観賞が人気ですが、実は花も楽しむことができます。コケサンゴの開花時期である初夏の頃になると、とっても小さな花を咲かせます。その後に実がなります。
コケサンゴは育てにくいと感じるかもしれませんが、水やりに慣れれば後はそこまで苦労はありません。ちなみにコケサンゴの実は食べられないので気をつけてください。
※トップ画像はそら豆さん@GreenSnap
GreenSnap編集部