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目には青葉 榛名神社と榛名山…そして榛名湖

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群馬県の高崎に住む大切な友人が入院してしまった。知らせが届いたのは退院した後。既に職場に復帰してはいるが、とにかく顔を見て話しをしたい。会うことだけを目的にすると友人が恐縮するのは目に見えている。かねてから参拝したかった榛名神社に行くことにして、会う約束を交わした。 出かけたのは、信州から帰って1日空けた土曜日の早朝だ。 当日は、時々晴れ間が覗く高曇り。榛名山の中腹に鎮座する榛名神社は、明るい青葉に包まれている。約700メートルの参道には、丸葉空木だろうか、白い小花がこぼれるように咲き、横を流れる榛名川には大小の滝が流れ落ちている。 榛名神社を参拝して花たちを眺め、その威容に圧倒された後は、榛名山と湖を眺めに車を走らせる。湖畔は、まだまだ春浅い趣き。若葉が初々しい。 2026.5.16 参拝 それでですねぇ、今回は芸風を変えてみました😅
新緑に包まれる
二の鳥居
この鳥居に最も近い無料駐車場に車を停めて、薄暗い程木々が繁った参道を歩き始める。
見所が多数あるので、あらかじめ神域の案内図を貼っておこう。

平成29年から社殿を逐次改修しており、現在、神門と神楽殿が工事中のため、拝観は不可。
なお、工事は令和14年12月までを予定しているそうだ。
随神門
毘沙門天
境内の所々に七福神の銅像が置かれている。
これは、参拝者にさらに多くの福をもたらしたいといった願いが込められているそうだ。
寿老人
榛名川を渡る橋
躑躅(ツツジ)
榛名川の対岸の険しい崖に、懸崖作りのようにツツジが咲いている。見応えのある眺めだ。
鞍掛岩
懸崖作りのようなツツジの上には、このアーチ状の岩がある。
延齢草(エンレイソウ)
参道の石垣に自生しているようだ。今度は、花の時期に会いたい。
岩煙草(イワタバコ)
これも石垣で自生しているようだ。しかも一面にだ。
イワタバコ
後で調べたところ、榛名神社はイワタバコが群生している所として有名なのだそうだ。今年の花はこれからだ。
布袋
青葉が目に染みる。
御神水
こんこんと湧き出る清らかな神水が美しい。
「御神水開運おみくじ」の浸し場所となっているようだ。おみくじの吉凶は如何に。
丸葉空木(マルバウツギ)
御神水の横では、マルバウツギと思われる白い小花が零れるように咲いている。
御神水
ここで、おみくじを水に浸すようだ。
おみくじは、近くにある所定の箱に収めることになっている。
福禄寿
ツツジ
あちこちで咲いていて、楽しませてくれる。
参道を逸れて川沿いの道へ
迂回路の看板
看板の指示に従って、川沿いの道を進む。
二つの滝
榛名川は、榛名湖の南側にある天神峠付近に発する急流で、このような滝がいくつか見られる。
もう一つの滝
少し進むと、今度はこの滝に出会う。
マルバウツギ
この日は最高の見頃。
マルバウツギ
何度も美しさに目を奪われてしまう。
垣通し(カキドオシ)
滝を夢中で撮影しているとき、ふと足下を見ると小さな花が咲いている。危なく踏んでしまうところだった。
カキドオシ
アップもご覧いただきたい。
榛名川対岸の巨岩
さらに迂回路を進むと、巨岩が否応なしに目に入ってくる。
瓶子の滝(みすずのたき)
先程の巨岩を左右に分けるように、この滝が流れ落ちる。落差20メートル。

瓶子の滝を後にして、急な階段を上ると双龍門前の広場に出る。
ここからは参道を
大黒天
神門と双龍門に挟まれた場所は、少し開けており、ここで大黒天が迎えてくれる。社務所もここに設置されている。
奇岩と双龍門
奇岩怪石、巨岩が多い榛名神社の中でも、この塔のような岩は一際目を引き付ける。
双龍門
入母屋造のこの門は、安政2年(1855)に建てられたもの。迫力のある龍の彫刻が施されている。
石祠
双龍門を潜ると左手に、岩を背にして小さな祠が鎮座している。

ここからさらに階段を上ると、榛名神社の核心部に入る。
榛名神社の核心部へ
国祖殿(右)と額殿(左)
拝殿

〈榛名神社について〉
御祭神は、元々は榛名山の神だったようだが、現在は火産霊神と埴山姫神で、水分神、高靇神、闇靇神、大山祇神、大物主神、木花開耶姫神を合わせて祀っている。国祖殿には、豊城入彦命、彦狭島命、御諸別命が祀られている。
創建については、「榛名神社社記」によれば、綏靖天皇の時代に饒速日命の子・可美真手命父子が山中に神籬を立て天神地祇を祀ったのが始まりとされ、用明天皇元年(586)に祭祀の場が創建されたと伝えられている。
また、古くから密教との関係が深く、9世紀に修験の道場として開かれ、12世紀の時点では既に榛名寺という寺院となっていた記録も残っている。
これは私の想像ではあるが、元々の御祭神が「榛名山の神」ということは、弥生以前、縄文時代、遥か旧石器時代まで、この山への信仰は遡るのではないか。想像というより妄想に近い。笑ってお聞き流しいただきたい。

なお、参拝した当日は神門周辺と神楽殿が改修工事のため、見学することは叶わなかった。
扁額
「鎮護国家」
拝殿
左から拝殿、幣殿、本社(本殿)、御姿岩(みすがたいわ)
改修が済んで、煌びやかな社殿だ。
御姿岩
本社の内陣は、この岩の洞窟内に設けられているそうだ。
お分かりになるだろうか、岩の肩のようになったところに紙垂が立てられている。

この岩が、信仰の原点となったに違いない。繰り返すが妄想だ。
マルバウツギ
参拝を終えて、下の迂回路に下りるところにもマルバウツギが咲いている。

この後、迂回路を歩いて神域を下りることになる。
ちょっとした勘違いから
迂回路の看板のところまで下りて来ると、迂回せずに階段を上って行く参拝者を見かけた。もう一度、説明を読み直すと、参道を上っても良いそうだ。せっかく来たのだし、ここを上らない手はない。
参道の階段
気温が上がり少し暑くなってきたが、木々に囲まれた階段を快適に上る。
恵比寿
鳥居
三重塔
1869年(明治2)に建立されたもの。
現在は神宝殿と称され、この改称によって廃仏毀釈を逃れたそうだ。
三重塔
角度を変えて。
参道の岩
参道は、一部ロックシェッドとなっている。こうした岩がせり出している。
参道にせり出す岩
ロックシェッドを通過しても、なおこうした岩が行く手を阻んでいる。
弁財天
ツツジ
岩肌に張り付くようにして咲いている。
矢立杉
神門へ続く階段
こうして、神門の下に到着。神門は、改修工事中だ。
御水屋
写真右手に迂回路に下りる階段があるが、ここで来た道を戻る。
参道を歩いて来て、分岐点で迂回路を通らなければ、小さな滝や花たちを見ることはなかったろう。この行ったり来たりは、無駄ではなかった。榛名山の神々のお導きかもしれない。感謝🙏
榛名神社を後に
今上って来た参道を下りると、右手のツツジの群生に木漏れ日が差し込んでいる。
鞍掛岩と懸崖作りのようなツツジ
さらに下りると、歩き始めたときに見た鞍掛岩とツツジが目に入る。
随神門
榛名山と榛名湖へ
榛名湖
ここまで来たのだから、榛名湖まで行ってみよう。20数年ぶりだ。
とりあえず、県立榛名公園に行ってみる。
榛名湖
動画を貼れないので、分割写真でご覧いただきたい。
榛名湖
八重桜(ヤエザクラ)
湖畔では、ヤエザクラが満開だ。
ヤエザクラ
榛名山
標高1449メートル。
山躑躅(ヤマツツジ)だろうか
標高1084メートル。まだ咲き始めたところだ。
ヤマツツジ?
アップもどうぞ。
乗馬体験
どこを回って来るんだろうか。
こうしたアクティビティも楽しいものだ。
白樺(シラカバ)とヤマツツジ
榛名湖に浮かぶ榛名山
湖畔の道路をグルっと回って、今度は湖の南西側に来てみる。ここは、湖の向こうに山を見上げる絶好のロケーション。駐車場は無料だが、場所によってはお店の専用駐車場になっている場合があるので注意が必要だ。

〈榛名山と榛名湖の成り立ちについて〉
榛名山が生まれたのは、今から数10万年前のことで、富士山に似た成層火山だったようだ。
成り立ちについては、榛名公園に隣接したビジターセンターに掲示されていたパネルが分かりやすいので、写真を貼りたいところだが、スマホで写真を拡大した際の解像度が心配されるので、以下にまとめておこう。
①主体となる成層火山ができる
②噴火によって山頂が吹き飛び、大きな窪地ができる
③噴火によって、窪地に小型成層火山が生まれる
④小型成層火山の山頂が陥没して、氷室カルデラができる
⑤氷室カルデラの中に氷室山ができる
⑥氷室山の陥没によって、山頂カルデラができる
⑦山頂カルデラに溶岩ドームができ、現在の形となる
名物に美味いものなし
ロマンス亭
誰にもお昼は等しくやって来る。
Googleマップで近くのレストランを検索すると、このロマンス亭の評価が高い。道路を挟んだお店の駐車場に移動する。

しかし、店名で少し心配したが、店構えを見て怯んでしまった。昔から観光地にある食堂を建て替えただけのようだ。それでも、観光地にある食堂のオーラを発散しているではないか。大丈夫なのだろうか。
名物わかさぎフライ定食
これは、メニューに記載された名称だ。名物の2文字は、赤文字で記載されている。名物に美味いものなし。
ところが、店名、店構え、名物で抱いた心配は、フライを一口食べて吹き飛んでしまった。
わかさぎフライ
これで1人前だ。小振りのわかさぎが20匹はフライになっているだろうか。右端には、舞茸のフライも添えられている。
わかさぎのフライは、全く骨を感じない。衣はサクサク、中身はフワフワ。ご飯を少なめで頼んだことを後悔する程の味わいだ。
刺身こんにゃくは、青海苔の香りと酢味噌の加減が絶妙。ウドだろうか、山菜が
入った煮物もしみじみとした美味さだ。

ロマンス亭さんには、こんなことを思ったお詫びを申し上げたい。榛名湖でわかさぎフライを食べるなら、ロマンス亭をお勧めしたい。
榛名山と榛名湖
静謐な眺めだ。
山を下りよう
二ツ岳とその周辺
そろそろ山を下りよう。昔行った伊香保方面のルートを選択して車を走らせていると、右手に見えてきたのがこの箱庭のような眺めだ。思わず車を停めて撮ったのがこの1枚。
見てえいるピークは雄岳。標高1340メートル。
高原の雰囲気
さらに車を走らせると、如何にも高原を走っている気分になれる景色に出会う。ここでも車を停めて1枚撮り、伊香保に下りることとなった。


ここで、榛名神社と榛名山、そして榛名湖のみどりのまとめは完結とします。
この後、時間調整が必要となり、以前から参拝したかった同じ高崎市の進雄神社(すさのおじんじゃ)を参拝することになりましたが(みどりのまとめはありません)、友人はこの近くに住んでおり、無事会うことができました。これも、神様のお導きかもしれません。
元気になった友人とツーショットの写真を撮り、穏やかな気持ちで帰宅できました。

またもや長いまとめになり、皆さんにはお詫び申し上げます。ここまで、お付き合いいただき、深く感謝申し上げます。合掌🙏

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